古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2015年12月30日水曜日

晦日の函館駅前

1989年の年越しは北海道のトマムでスキー三昧でした。
トマムといえばバブルの象徴。
今年は中国資本に買われたりして話題になりました。

その目的地に向かう行き掛けに年の瀬の函館を観光しました。
降り立った函館駅前電停付近でまずは路面電車を撮っています。


89.12.30 函館

こちらは函館駅旧駅舎です。
写真の邪魔としか思わなかった乗用車が懐かしいです。

529 89.12.30 函館駅前

古豪500形も大活躍中でした。

523 89.12.30 函館駅前

右手の扉の撤去跡がぎこちない仕上げです。
ここの扉はワンマン化で多くの路面電車でつぶされていますね。


523 89.12.30 函館駅前

第一勧業銀行も仕事納めしています。
銀行名は時代の変化を感じさせるひとつのバロメーターですね。
ゴキブリは北海道に居ないと聞いたことがありますが、この広告を見るといるようですね。


523 89.12.30 函館駅前

渋いカラーリングが似合っていました。

516 89.12.30 函館駅前

こちらは中国の路面電車みたいなカラーリング。

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1959年に登場した都電似の710形。


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次に登場した800形。

1008 89.12.30 函館駅前

元都電7000形の1000形。

1008 89.12.30 函館駅前

もうじき新幹線開業の函館。
駅があまりに遠くて問題になっていますが、どうなってゆくのでしょうか?



4 件のコメント:

伊豆之国 さんのコメント...

私が函館を訪れたのは、今まで3度あり、市電に乗ったこと、湯の川温泉に泊まったこと(宿はそれぞれ違いますが)はいずれも同じでした。2度目に訪れたときは、写真に出ている時期の2年前で、500型がまだまだ現役バリバリで主力として活躍していた時期でした。それから11年後、3度目の訪問のときは函館空港から市内に向かったのですが、新車も増えてすっかりラインアップが変わり、だいぶ違う印象に見えたのですが、函館山の麓から港へ降りる坂道から見える景色を見るとなぜかほっとしたのでした。函館山の夜景を見たのもそのときが初めてでした。
函館市は、既に昭和50年代頃から人口減少傾向が進み、「平成の大合併」で周辺町村と合併したにもかかわらず、既に合併前の最盛期よりも5万人も少なくなってしまっていて、新幹線の駅も市街地から遠い場所にできると、さらに衰退傾向が加速されていきそうだ、と危惧する向きが多いようです。

…写真に出ている灰色の風景を見て、「そういえば、函館出身の、そんな名前のバンドがいたな」、と思い出しました…。♭いつか二人で行きたいね、雪が積もる頃に~。(以前Cedarさんのブログに投稿したときと同じことを書いちゃった!)

モハメイドペーパー さんのコメント...

 函館市電は杉並町なんて電停があるんで、どことなく親しみを感じます。
20年くらい前に仕事で乗りましたが、函館の駅前通りは19時過ぎたら軒並み閉店。開いているのは飲み屋ばかりで面食らいました。

chitetsu さんのコメント...

伊豆之国さん
函館市の人口はおよそ27万人だそうです。
都市の規模としては日本では市電が走れるぎりぎりの線でしょうか?
新幹線の開業でそれがどのように影響をするかですね。

chitetsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
地方都市の19時は人通りが無くなって寂しいところが多いですね。
一時住んでいた青森もそうでした。