古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2021年12月31日金曜日

良い年をお迎えください。

今年も残すところ1日を切りました。

本年も弊ブログをご愛読いただきましてありがとうございました。

今年の鉄道旅の中でも一番印象に残った、琴電旧型電車のラストラン画像で年末のご挨拶と致します。




二年連続のコロナ禍で不自由な生活を強いられていますし、ここにきてじわじわ増えているオミクロン株の蔓延も怖いですね。

それでも、来年は少しでも状況が良くなれば良いと祈念したいものです。

皆様も良い年をお迎えください。

2021年12月30日木曜日

2003年の晦日の記録から

今年も残すところ今日を入れてもあと2日ですね。早いものです。
2003年の年末は仕事納め後に仙台に出張だったことは、前の記事で書きました。
その帰宅時に撮った新幹線をちょっとまとめてみました。

03.12.30 仙台

最近でこそ新幹線も撮るのですが、当時は殆ど写真を撮っていませんでした。
東海道の0系も撮ったのはほんのちょっとだけ。
そんな反省からか、200系をちょこっと駅撮りをしています。



今や懐かしいタイプの新幹線の並びですね。



0系譲りのまろやかなお顔の200系。



こっちは100系タイプですね。
形式は良く分かりませんが、その程度の知識で充分であります。




二階建て新幹線も懐かしいですね。
今でも乗ってみたいです。



というわけで、東京に帰着。
待ち合わせた家族と丸の内のライトアップを楽しみつつ帰宅したのでした。

2021年12月28日火曜日

仙台出張ついで鉄

御用納めが終わってからの出張というのは今のところ人生で一回限りの出来事でした。
行先は仙台駅近くの某顧客。
年末年始を使っての事務所大改装の立ち合いでした。


折角仙台行くのにお仕事だけでは勿体ない~。。。
業務時間帯前後の自由時間は目いっぱい活用します。



目的地の一つは利府にあった電気機関車。
透谷各地で活躍した電気機関車が保存されていました。
現役時代に見てはいるものの、再会したくて行きました。



貫通扉・庇付き機関車は大好きです。


これは現役時代を知りません。
当時は美しい姿でしたが、よもや荒廃⇒解体となるとは思いませんでした。
いつまでもいると思うな親と保存車、ですね。


仙台駅でもちょっと撮っています。
当時はこんな電車が当たり前にいました。


これは富山付近で話題になっている電車のお友達ですね。
この当時は455系がご贔屓で、お顔は同じながら似て非なる姿のこの電車来るとちょっとがっかりしたものでした。



こちらは今も現役なのでしょうね。
以上、出張ついで鉄記録でした。

2021年12月26日日曜日

2003年の米沢訪問から

2003年の年末は仕事納め後に仙台に出張でした。
しかしながら仕事納めの翌日だけフリーでその翌日から仕事になるという、なんとも中途半端な出張スケジュールとなってしまいました。


03.12.28 東京


そこで、その中途半端な一日で山形を経由して仙台に入ろうと考えました。
乗車したのはつばさ101号、新庄ゆき。
この列車は東北新幹線内もお供無しの単独編成で山形を目指す列車でした。

米沢


板谷峠を越えたら雪国でした。
米沢で下車します。
ちょうど新幹線も世代交代の時期でした。



味のあった米沢駅舎は安っぽいアミューズメント施設のような駅に変身していました。




駅前旅館の音羽屋は独特のスタイルの旅館で、こちらは健在でした。




駅前を散歩してから米坂線のホームに行きます。
復刻国鉄色のキハ58形が休んでいました。



隣には新潟色のキハ52形が。




本日のコースは羽前小松、今泉、赤湯経由で山形へと向かいます。
この列車に乗れるのかな、と思っていたのですが。。。




キハ58形の運用順番ではなく、さっきお休み中であった新潟色がホームに入線。
乗ったのはこっちでした。


今泉


羽前小松で町内を散策、線路端で待っていたら国鉄急行色がやって来てくれました。
その後、今泉へ。
今泉と言えば、宮脇俊三が終戦の玉音放送を聞いたことが印象に残るジャンクション駅です。




ここからは山形鉄道で赤湯へ。

蔵王


赤湯からは山形に向かいますが、駅舎が魅力的な蔵王駅で途中下車。
駅名に響きとこのどっしりとした造りの駅舎を見たかったためでした。



あいにく肝心の蔵王は雲の中。
このあと、山形市内を散策して仙山線で用務先へと向かったのでした。

2021年12月23日木曜日

架線柱をもとめて その3 関東の大手私鉄編

架線柱をもとめての旅、私鉄編に移ります。

最初は関東の大手私鉄からです。

04.12.4 石神井公園

トップバッターは地元の西武線の架線柱です。
この付近は高架化で全く雰囲気が変わってしまっています。

07.11.27 石神井公園

地上時代の石神井公園駅構内です。
構内には複数のデザインの架線柱が混在していました。

10.1.30 石神井公園

高架付け替え中の石神井公園駅構内です。
鉄柱の架線柱も余命僅かです。



当然ながら新規に作られている高架線には例の丸太が。。。

82.9.17 国領~布田


京王線です。
京王線は線路から架線柱までの距離がどことなく狭く感じます。


04.12.9 海老名

次は小田急線。
同線は開通時の架線柱がまだまだ残っていますね。
通過する9000系は薄幸な電車でした。


相鉄線の厚木への貨物線をアンダークロス部分の架線柱です。上に向かって柱がすぼまっているタイプの架線柱はお気に入りです。

14.12.8 雪が谷大塚

討議は東急線です。
池上線の架線柱は高圧線の高さが高くて立派です。
3両編成の電車が小さく見えてしまいます。

20.3.12 宮崎台

こちらは田園都市線の架線柱です。
高圧線が並ぶ電車線の風景というのは郊外電車らしくて好きです。
起伏のある地形に高い架線柱が丘の向こうまで並んでいる風景というのは良いですね。




下から見上げた時に機能美を感じてしまいます。

05.9.26 仲木戸

京急と言えばこの緑の架線柱。

比較的がっしりした架線柱が多いように見受けます。上がすぼまるタイプは京急線では採用されなかったようです。


09.4.2 京急富岡

湘南電鉄区間も同じデザインの架線柱ですね。

ただ、これがいつの時代のものかはわかりません。

07.6.1 上大岡

京急、お前もか。。

ここでも丸太化が進みつつあるようです。電⒮ンは同様、緑に塗ってはくれないでしょうね。

81.6.14 関屋

京成線です。こちらはほとんど撮っていないので架線柱が写った電車の写真でごまかします。

斜めになった架線柱、ちょっと気になります。

05.9.16

東武線です。

路線延長が長い分、末端区間に行けば行くほど古い架線柱が結構健在です。

05.1.27

こちらは佐野線です。
似ているような違うようなタイプの架線柱です。


佐野市駅構内の架線柱です。


美しいフォルムですね。

04.11.21 東武竹沢

東上線系統もほぼ同じタイプの架線柱のようです。


09.4.13 葛生

こちらは葛生です。

線路が無いのに架線柱と信号機は何故か健在。

何ともシュールなシーンです。


2021年12月20日月曜日

週末の鉄道イベント

先週末はいろいろな鉄道関連イベントがあったようですね。

都立大学の作品展とか西武園で2000系のブツ4走行など行きたかったものがいろいろあったのですが、自分は既に予定があって行けませんでしたが、二件掛け持ちしたイベントのレポートをしたいと思います。


ひとつは、さいたまで開催されたクローズドイベント。
毎回競作テーマに沿った車両が集まるのですが、今回は拙著『72・73系電車』に因んで73系電車の競作でした。
多くの方が参加されて、運転会会場は73系電車で溢れかえっていました。


このイベントはとれいん誌記事掲載ありきのイベントですので、松本カメラマンに写真を撮っていただきました。


私が作ったのは仙石線の4両編成です。
日乃電謹製のレーザーカット型紙がベースです。


設計を担当した岡本さんの可部線とツーショット。
設計が素晴らしかったので、気持ちよく組めましたし、ペーパー4枚重ねで様々な凸凹具合がリアルに再現されていて(ドアは4枚目なので、実車同様窓枠より奥まっています)満足しました。


現場には某模型店Jrが持参した貴重なサボも。


翌日の日曜日は吉祥寺の鉄道模型アートマルシェへ。
終日多くの方々で賑わっておりました。


私はこんな感じで展示をしました。
土曜日不在にした分、日曜日は終日頑張ってみました。


展示品に新作は73系電車のみで申し訳なかったのですが、地面ものも今回新作は無く、古いものでお茶を濁しました。


こちらです。
2016年に作ったローカル駅の風景です。


そんな中、お客さんの持参された作品でいくつか瞠目ものがありましたのでご紹介します。
こちらの建築中のストラクチャー、秀逸です。
お昼の休憩でしょうか、棟梁さんの休憩風景がすごく良い感じでした。


こちらは同じ方の酒屋さん。

外部も素晴らしいのですが、店内では角打ちしている風景が実に良い感じです。


こちらはお友達のKumaさんの作品。
IORI工房のペーパーキットを組んだものですが、電池を使った照明や屋根の着脱に磁石を使ったアイデアなど勉強になるアイデアがいっぱいありました。


同じくKumaさんの茨城交通のケハ600。
ステンレスの質感再現のほか、各部の出来も秀逸です。
サウンドデコーダーも搭載しているほか、室内表現のためにパワトラを一般的なねじ止めではなく、磁石を使った止め方など、目からうろこの様な工作も光りました。




最後に拙作セクションで記念撮影。

などなど、さいたまも吉祥寺も色々な刺激を受けた2日間でした。

次回のアートマルシェは九品仏ではなく吉祥寺で5月20~22日の3日間開催の予定です。