古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2022年1月24日月曜日

雪の日の新幹線 

 雪の降った10年前の今日、ちょっと早めにカメラを持って出勤しました。

12.1.24


バリバリに凍った道を革靴で歩くのは最悪です。。。

有楽町

そして、出勤後の合間の時間で交通会館に上ってみました。
かなり雪は溶けていたものの、なんとか雪の痕跡は残っていました。


300系が来ました。
この電車のスタイルは個人的にはあまり好きになれないままでした。


3階に降りてきました。
ここは外に出ることができました。


お粗末な仕事合間のプチ撮影記でした。

2022年1月16日日曜日

架線柱をもとめて その6 関東の地方私鉄編

架線柱行脚、地方私鉄編第二回は関東の私鉄に移ります。


05.8.17 根小屋

上信電鉄です。
古いレールを使った架線柱で、オリジナルのデザインのもののようです。


緑色の塗装と合わせて風景に良く馴染んでいる気がします。

05.4.5 上州富岡

ほぼ同じ架線柱が全線にわたって建植されています。

04.12.3 高崎

こちらは高崎駅。

終端部の架線柱もなかなか見るべきものがあります。

04.12.3 大胡

上毛電鉄です。こちらは大胡駅構内の架線柱です。

11.5.21 


鋼材をプレスで抜いて作ったと思われる、地方私鉄でよく見かけるタイプの架線柱となっています。模型でもこれが欲しいですが、製品でも出ない限り工作は結構難しそうです。




 
こちらもほぼ全線このタイプが続いていました。

04.12.23 

次は日立電鉄。
これは、常北太田に近い鉄橋に建っていたか細い架線柱です。


08.12.3 波久礼

秩父鉄道です。
同線は全線にわたって古レールを使った架線柱が標準です。



繊細な印象の架線柱も良いですね。

09.3.7 白久

このように全線にわたって同タイプが建植されています。
これだけの古レールが一気に入手できたのでしょうか?
調達方法も気になります。

10.4.6 上長瀞

上長瀞駅にある変電柱(正しいか不明)も架線柱と同仕様です。



この架線柱、お気に入りであちこちで撮っています。

10.9.2 三峰口

続きます。






2022年1月14日金曜日

都電 神明町車庫の保存車

 昨年SNS上で神明町車庫跡に保存されている都電が整備工事のために周辺施設が撤去されてすっぽんぽんになっているという情報が相次ぎました。

10.6.1 神明町

こちらは以前訪問した時の様子です。

高い柵が車両の近くにあって、どうにもうまく写真が撮れませんでした。



なんぼ頑張ってもこんな感じになってしまいました。

先ほどの話に戻ります。

今回の話は保存されている公園の整備に伴うもののようで、都電が撤去されるわけでは無いようですが、以前の撮りにくい状態のことを考えると、全貌が撮れる良いチャンスと思いつつ腰が重くてなかなか行けずにいましたが、工事が始まったら見れなくなると先日行ってきました。

22.1.11 千駄木

神明町は電車の便があまりよくありません。
西日暮里、千駄木、駒込のどこから行っても同じぐらい歩きます。


さて、現場に着きましたがウーム残念。。。
タッチの差で工事が始まってしまっていました。
キット新年になってから始まったのでしょう。
真新しい仮囲いに囲まれていました。
仮囲い越しに眺めるしかありません。


こちらは反対側からのぞき込みました。


6000形、かなり傷んでいますね。

そのうえ、作業員の休憩所になっているようで何だか悲しくなりました。まあ、そのうちきちんと整備されるものとは思うのですが。。


貴重な木造電車がお目当てでしたが、これは仮囲いの向こう。

肉眼では見えませんがスマホで何とかパチリできました。ちょっと盗撮風で気が進みませんがやむを得ません。撮影後の画像をよく見たら無蓋室に置かれていたビューゲルとかが無いのですね。



その後は雨の中さかつうまで歩いて、お買い物をして帰宅しました。


ではまた。

2022年1月12日水曜日

架線柱をもとめて その5 東北の地方私鉄編

架線柱行脚、地方私鉄編に移ります。

地方私鉄編、北から順に行きます。登場する私鉄路線についてはムラがあると思います。架線柱をちゃんと意識して撮っていない路線は省いていきますので、必ずしも電化地方私鉄全路線が出てくるわけではございません。その点は、ご了承ください。

80,10.13 平賀

トップバッターは弘南鉄道です。電車も国鉄テイストですが、架線柱も国鉄風?

98.5.25 中央弘前

こちらは弘南鉄道でも大鰐線です。


弘前電鉄起源の大鰐線は弘南線よりもちょっとランクダウンのようで、安普請な架線柱でよい雰囲気です。そういえば、電化開業時の電車も中古品の寄せ集めでした。

98.5.31 十和田市

自分的にはよもや!の廃止となってしまった十和田観光電鉄。こちらは駅舎移転後も引き込み線で残っていた場所です。




某社の架線柱の製品化の設計にあたって、架線柱のお勉強に沿線の架線柱をいろいろな角度から構造をチェックしに何度か行きました。

97.11.22 五城目

秋田中央交通は保存されている架線柱のみですが、写していました。この保存車も教育委員会からの要望などで今は撤去されたとか。教育委員会もダメですね。

94.4.14 若柳

栗原電鉄です。か細い鉄柱が印象的でした。

98.6.6 尾松



沿線風景です。
木製架線柱、第四種踏切と道路の関係とか実に良い感じでした。

98.6.6 細倉

鋼製の架線柱と木製の架線柱の使い分けの境目は微妙なようです。
栗原電鉄の場合構内は鋼製架線柱が、本線は木製が基本のようです。



木製架線柱のビームは最もシンプルな支持方法で、ビームが電柱を挟まず柱の片側に取り付けているタイプで、見た目には心もとない印象があります。



87.9.26 善宝寺


庄内交通は間に合いませんでした。
善宝寺駅構内を残したここで、辛うじて架線柱も撮っています。

98.6.6 高城町



こちらは私鉄ではなく、JR仙石線の架線柱ですが、これは恐らく宮城電鉄時代のものをいじりながら使っているものと思います。


69.8 

福島交通はお友達画像からです。
以上、東北の地方私鉄編でした。


2022年1月10日月曜日

架線柱をもとめて その4 名古屋以西の大手私鉄編

 架線柱行脚が年末から中断していましたので、今回から続編を紹介したいと思います。

今回の架線柱行脚は名古屋から西の大手私鉄からピックアップです。 


08.12.25 名電山中

まずは名鉄電車です。
パノラマカーが去ってゆく姿も繊細な架線柱があると引き締まりますね。


名鉄線では、このような先細りの繊細な印象の架線柱が多く見られました。


06.1.30 喜多山

こちらは瀬戸線の喜多山駅構内です。

瀬戸電時代からと思われる華奢な架線柱が良いですね。ここの風景もすでに過去帳入りしています。

05.2.23 下芥見

大手私鉄でも600V線区ともなればもう地方私鉄と変わりません。

こちらは美濃町線の下芥見駅です。


08.11.1 西京極

次は、関西の雄・阪急です。
架線柱も当然ながら立派です。
きっと新京阪時代のものでしょう。


08.11.1 嵐山

こちらは嵐山線の終点・嵐山駅構内の架線柱です。
支線区といえど、手抜きはありませんね。



嵐山線は全区間にわたって(たぶん)複線の架線柱が建植されています。


次は近鉄です。

08.10.17 今里

複々線区間の近鉄電車はひっきりなしに来る電車を眺めていて楽しいです。
架線柱もさすがにしっかりしています。コンパウンドカテナリですね。


架線柱は真っ直ぐのと下がすぼまったのが混ざっていますね。


08.8.22 野江

おけいはんです。

81.12.20

ビームを支える部分がRを描いているのも美しいですね。

架線柱はおそらく戦前の複々線化時代のままではないでしょうか?

08.8.23 荻ノ茶屋

南海の架線も立派です。難波から天下茶屋付近までの区間は何度行っても嬉しい風景ですね。

21.5.22 北野田

こちらは高野線の北野田駅です。

21.5.22 荻原天神~北野田

南海電車の架線柱は姿が端正で良いですね。暫しうっとりとしてしまいました。


08.8.23 大和西大寺

再び近鉄ですが、ここは凄いですね。

良くこれだけの径間を柱無しで支えているものです。

本当にこれを高架化するのでしょうか?見るからに大変そうです。

08.10.17 高砂

次は山陽電車です。右手に国鉄線があった時に来ればよかったと思う場所です。

19.9.27 塩屋

塩屋付近にあるこの架線柱はかなりの年季もののようです。


使っているレールが凄いです。



的形駅付近で見つけた架線柱もなかなかいい感じのものでした。

19.9.27 的形

このような好ましい架線柱もそのうち交換されてしまうのでしょうね。

最後は西鉄です。

76.7花畑

本線系統は、なかなか立派な架線柱が並んでいました。

まだ架線柱を意識する前であったので、単体画像がないのが残念です。