古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2023年4月30日日曜日

旧型国電座談会をしました。

 去る4月29日にホビーセンターカトーにて関良太郎さんと表記の座談会を行ないました。


今回の座談会はともに旧型国電に関してかかわって来たテーマについてそれぞれ節目を迎えたタイミングであったことから企画されたものです。

5月発売の流電2次車編成

3月発売の拙著



具体的には、関さんはKATOの設計に携わる一応最終作である飯田線の流電の発売のタイミング、私は旧型国電本が一応コンプリート出来たタイミングであったためです。


おかげさまで、満席で立ち見の方も多くいらっしゃる盛況の中、私からスタート。
私は主に書籍絡みで実車の話をさせていただきました。



司会進行はネコパブリッシングの根本編集長にやってもらいました。


関さんは模型製作の観点から話をされました。


会場には流電の写真などを掲示しました。




私の16番の作品も陳列しました。



今回は結構時間的にタイトで、ご来場の皆さんにもちょっとしんどい思いをさせてしまったなど、反省点もありました。
ネコパブリッシングとKATOさんコラボの本企画はこれが第一回目。この後も他の内容で企画されるとのことです。

なお、夏のJAM最終日にもクリニックの講師指名を受けております。
ここでも、関さんとコラボでの類似内容の講演をする予定です。
今回いらっしゃれなかった方も、ご都合が合えばそこでまたお会いできるかと思います。


2023年4月24日月曜日

横浜線の73系電車 その2・モハ72形とサハ78形

横浜線の73系電車、二回目です。
横浜線では、中間電動車は少数派でした。
まずはモハ72形です。

モハ72959 78.4.7 東神奈川

全金属のモハ72形です。
私が行った当時はこの全金車タイプしか居ませんでした。

次はサハ78形です。
サハ78形はロクサンタイプの車両が多く見られました。

サハ78151 77.4.23 東神奈川

一般的なロクサンタイプのサハ78形です。


サハ78217 78.4.7 東神奈川

アコモ改造のサハ78形です。

サハ78500 77.4.23 東神奈川

変わり種のサハ78500です。

2023年4月20日木曜日

横浜線の73系電車 その1・クモハ73形

ブログを始めた頃に記事を書いて、そのまま塩漬けにしていたものがいくつかあります。
今のブログの記事の雰囲気とは違いますが、何点かアップさせていただきます。
最初は横浜線の73系電車編です。



横浜線には63改造のクモハ73形が相当数配置されていましたが、徐々に数を減らしてゆきました。
在籍した車両は似たり寄ったりともいえる中にもいろいろと違う部分がありますので、いくつか似て非なる車両をアップします。


クモハ73025 76.9.5 東神奈川


まず最初はクモハ73025。
クモハ73形の初期車輛は運行窓が二桁で登場しています。
その中の多くは三桁に改造されており、改造時にHゴムになっています。
こちらの車両はその姿を示しています。


クモハ73135 76.9.5 東神奈川


こちらはクモハ73135。
平均的なロクサン電車ですね。
当時でもこのタイプは随分減りつつありました。

クモハ73153 77.10.10 東神奈川

こちらはクモハ73153。
たまたま映り込んだやる気のなさそうな国鉄職員と帯付グリーン車が懐かしいですね。

クモハ73154 78.1.29 東神奈川

東神奈川電車区で撮影したクモハ73154です。
隣は並行して運行されていた103系です。

クモハ73293 76.9.5 東神奈川

近代化改造車改造のクモハ73形も結構配置されていました。

クモハ73031 79.9.13 東神奈川

こちらはクモハ73031。
同じと言ってしまえば同じですが、良く見ると結構違うんですね。

クモハ73505 79.9.13 東神奈川

こちらはモハ72改造のクモハ73505。 このタイプは方向幕が必ず装備されていました。

クモハ73617 78.4.7 東神奈川

こちらはモハ72500番台から先頭車化改造を受けたクモハ73617。
このグループは偶数・奇数でパンタの位置が異なって、表情が異なります。

クモハ73602 79.8.10 小机

こちらが偶数車のクモハ73602です。
偶数車は南武線配置が多く、横浜線ではそれほど見かけませんでした。

横浜線の電車、続きます。

2023年4月15日土曜日

今年の桜

 開花が異様に早かった今年の桜。

入学式どころか卒業式にさえ間に合わないのでは?と思いましたが、結構長持ちしましたね。

今年出かけた桜の風景です。


3月29日の桜です。


有名な中目黒の桜は花見客でごった返していました。


やって来たのはアオガエル号。


そして、相鉄電車。
中目黒で相鉄を見るのはまだピンときません。


川沿いよりも駅のホームからの眺めのほうが素晴らしいです。


駒場東大前もきれいでした。


4月になってから小湊鉄道も行ってみました。



小湊鉄道線も何とか間に合いました。

2023年4月11日火曜日

里帰りした京急デハ230形

京急のデハ230形が川口から里帰りして、お色直しの上新しい京急本社に搬入されたことはご存知の方が多いかと思います。



こちらがミュージアムに収蔵されたデハ236号車です。



おかえりなさいサボがついていますね。

デハ236 89.11.18 川口

こちらは川口に保存されていた当時のデハ236です。
この当時はきれいな姿でしたが、晩年はかなり傷んでしまっていました。

デハ236 89.11.18 川口

どうなるか憂慮する状況でしたが、このように奇麗におめかしをして里帰りを果たし、本社の建物の中に保存されたので、末永く美しい姿が見れますね。








2023年4月5日水曜日

粟生駅今昔

 北条鉄道の駅巡りの帰り道に粟生駅にも寄ってみました。

89.8.12 粟生

最初に粟生駅に行ったのは1989年でした。
今回はその時以来の訪問です。
既に貨物側線は撤去されていましたが、その痕跡は良く残っていました。



加古川方から見た粟生駅構内です。
当時の加古川線は非電化でした。



こちらが旧駅舎です。

木造のオーソドックスな駅舎で、駅前には商店もほとんどないのんびりとしたところでした。

23.2.5

そして現在の駅舎です。
全く昔の面影は消え去っていました。



こちらは加古川線ホームから見た跨線橋付近です。



こちらが現在の様子です。


粟生線のホーム側にも農業倉庫などの施設は残っておらず、カメラで記録するような風景は残っていませんでした。







2023年4月1日土曜日

北条鉄道の駅巡り その3 法華口駅

北条鉄道の駅巡り、最後は法華口駅です。

以前訪問時は屋根が雨漏りをしてブルーシートを被った残念な姿で、このまま解体されてしまうのではないかと心配したものです(最後の写真を見てください)。


駅舎をホーム側から見ます。
こちらの駅は新たに交換設備が設けられて、ホームは画面右側の北条町方に移転しています。


こちらは駅舎正面側。
バリアフリー化対応がなされています。


駅名標です。

今回訪れるときれいに補修されているばかりか、駅舎内にはお店もあって有効に活用されているようでした。





2005年当時の法華口駅です。

よもや駅舎がきれいに整備され、交換設備が復活するとは思いませんでした。

地方交通線の状況を考えるとこの事例は喜ばしいことです。