古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2016年10月30日日曜日

近江鉄道 新八日市

近江鉄道の新八日市駅は古色蒼然とした駅舎が健在な駅です。

モハ501 89.8.13 新八日市

歴史的には結構変遷のあった八日市駅付近。
今はただの中間駅になっています。
自社オリジナル電車のモハ501を見送ります。

89.8.13 新八日市

こちらが駅舎の正面です。
駅舎というよりも役場建物のようです。
以前はこの2階が本社事務所であった時代もあったようです。

89.8.13 新八日市

何故か駅舎正面だけ淡緑色に塗り直されています。

89.8.13 新八日市

線路側は完全に色が抜けきっています。
模型にすると味が出そうな色合いです。

89.8.13 新八日市

こちらは何故かモノクロ画像。

89.8.13 新八日市

お盆の暑い昼下がりでした。

89.8.13 新八日市

ベンチも良いです。

08.11.14 新八日市

電車の車窓から撮った近年の新八日市駅舎。
あまり変化はないようでした。

2016年10月29日土曜日

海芝浦にて

海辺の駅といえば、私はこの駅をまず最初に思い浮かべます。

クモハ73291 78.4.7 海芝浦

1978年の春、そこに初めて行きました。
駅から降りれ無い駅で当時から有名でしたが、本当に警備員の睨む目が怖く、ちゃんと切符あるのに悪いことをしているようで、落ち着かない印象ばかりが残っています。

78.4.7 海芝浦

でも、折角なので、次の電車を待ちました。
乗って来た電車を見送ります。

78.4.7 海芝浦

次も63形タイプでした。
こちらは原型窓を維持したクモハ73形です。
この当時は63形タイプが主力でした。
やはり、どこか落ち着かなかったのか、車番メモを忘れています。

クモハ73501 79.12.2 海芝浦

それから約1年半後、再度海芝浦を訪れました。
晩年は南武線の状態の良い車輛を中心に転入し、63形タイプを置き換えていきました。

クモハ73289 79.12.2 海芝浦

この中で唯一輌だけ63タイプが残存していました。
63タイプで長寿だったクモハ73289は、保安機器等の装備の関係など色々な理由から残存したことは、先日原口さんのコメントで知りました。

クモハ73289 79.12.2 海芝浦

誰もいない車内は海からの寒い風が通り抜けてゆきます。

クハ79932 79.12.2 海芝浦

全金属の920番台も鶴見線転属後はサボ受けを付けて走っていました。
労働問題からこうなったのでしょうか?いかにも国鉄チックな不合理な話ですね。
当時は標準レンズ一本だけだったので、海は入れることができない詰まらない写真しか残っていません。

2016年10月27日木曜日

YOUNGの旅

『YOUNGの旅』・・・
こんな本ご存知ですか?

YOUNGの旅

本の名前からして前時代的なこの本は船舶関係の団体が出していた小冊子で、たまに鉄道の写真が表紙になっていました。
どんな経緯で入手したか今となっては記憶がありませんが、先般紙を探していた時に偶然発見しました。




近畿・北陸旅行の特集号です。
こちらは内部線をゆくモニ220形ですね。



こちらは山陰・山陽古寺巡礼特集号。
古寺巡礼には利用できそうにない下津井電鉄が表紙です。
身内に好き者が居たのでしょうか?



こちらは新幹線開業記念特集。
これは順当に200系です。
上越新幹線はトンネル工事が難航し、東北新幹線との同時開業は果たせず、約半年遅れの昭和57年11月の開業となっっています。
なのでこの本は昭和57年の本ということですね。

2016年10月26日水曜日

小池さんのミニレイアウト

昨日のブログでは週末の横浜・原模型博物館のセミナーをさせて頂いたお話をしましたが、その折の午前中にセミナーを担当していた小池さんの面白いミニレイアウトを拝見しました。

小池さんのリスボン風レイアウト

片方はポルトガルリスボンのトラムふうのレイアウトで、ガントレットを快調に走るトラムに感心しました。

ガントレットは模型で初めて

線路は良く見ると向きが90度ひっくり返してあって、線路の横腹がちょうどガイドレールになっているというアイデアものです。

イコライザー+フライホイール付き下廻り

この動きが急峻な線路を克服する

また、車輌側にも工夫があって、急カーブと急勾配をクリアするためにイコライザーが組み込まれていると共にフライホイールも装備していました。トラムの一部にはさらにキャパシタも装備していますが、これはなくても充分走行するそうです。

奇想天外なレイアウト

もう一つのジェットコースターのようなレイアウト、オブジェかた思ったら何としっかり走るんです!
仕組みは急勾配はラックレールを使ってクリア、さらに車輌側に付いた磁石がポイントで、何と殆ど逆さまになりそうな線路でもクリアして走ってしまいます。

模型にはいろいろな楽しみがあるのだ、と実感したのでした。


2016年10月25日火曜日

今年の蒲田、そして横浜

毎年の楽しみの一つ、蒲田のショウに日曜日駆け足で行って来ました。

デハ827-6 16.10.23 京急蒲田

16.10.23 京急蒲田

蒲田の駅周辺は行くたびに変化がありますね。

16.10.23 京急蒲田

駅から国道を跨ぐ歩道橋が出来ているのがちょっと新鮮でした。



14.11.1 京急蒲田

一昨年の様子はこんなでした。
その時の様子はこちら。
http://tsurikakedensha.blogspot.jp/2014/11/blog-post_2.html

更に前はこちら。
京急蒲田駅見物と第33回鉄道模型ショウ


こてはし鉄道の宮崎さんだ!!

会場でいきなり見たのは、この方のビデオ。
先日レイアウトを拝見、楽しませて頂きました。

アクラスの80系

そのビデオの眼下の80系電車。
手元のキットを早く作らねば。

Uトレのアオガエル

次は同じ湘南顔のアオガエル。
よく出来ています!欲しいです!でも、ちょっと手が出ません〜。

アマミヤの京王デハ2700

こちらも湘南顔の京王グリーン車。
これも欲しいけど、グッと我慢。

どれも、お顔が・・・

お隣の路面電車シリーズ、魅力的ですが、どれもお顔がイマイチかなあ〜。

いこま商会さんブースにはあの堺トラムが


大阪のお店の人にはこんな機会でないとなかなか会えませんので、昆布屋さんをはじめ各社に挨拶がてら顔出して行きます。
先日納品立会いしたイコマ商会のブースでは、堺トラムが鎮座しておりました。
そそくさとお店周りを終わって、横浜へ向かいます。



午後は原模型博物館のセミナーです。


高校生モジュール展示


会場では地元高校生のモジュールが展示されていました。


セミナーの展示です

セミナーの方では、先般大阪出張した阪堺電車住吉交差点ジオラマと今試作中の新作駅舎のバラバラ状態など製作過程が分かるものを展示して、無事に1時間おしゃべりがすみ、ホッと一安心しました。

photo by kouji okumura
慌ただしく、ちょっと緊張した日曜日でした。

2016年10月22日土曜日

はじめてのドクターイエロー

ドクターイエロー、偶然見たことはありましたがちゃんと写真を撮ったことがありません。
そのドクターイエローの最後の0系タイプのT3編成が引退近いということで、はじめてその撮影に向かうことになりました。
折角撮るならちょっと頑張って茶畑の有名な菊川付近のポイントで撮ろうということになり、早朝に車で現地へと向かいました。
05.4.17 EF66 23 金谷ー菊川

菊川に到着しました。
ドクターイエローの時間まではまだずいぶん時間があるので、東海道線の列車を撮ることに。

EF66 53 05.4.17  金谷ー菊川

富士ぶさも。
今となっては懐かしいですね。

05.4.17  金谷ー菊川

そして、こちらも懐かしのみかん色電車。

05.4.17  金谷ー菊川

今も現役なのはこれだけでしょうか?

05.4.17 掛川ー静岡

そして、菊川付近の有名ポイントに到着です。
ここではビームが一直線になる高さがベストアングルとされているそうですが、既にシンカンセン鉄で会場は大賑わい。
ちょっとだけ高い場所で妥協です。

05.4.17 掛川ー静岡 
はじめてのシンカンセン鉄。
シャッターチャンスがどうもうまく掴めません。
来る列車毎に位置がズレます。

05.4.17 掛川ー静岡 

そして、目的のドクターイエローがご登場。
一番ヘタクソに撮れました。

2016年10月21日金曜日

<お知らせ2件>本日、クモニ83の本が発売!週末、横浜でジオラマ講座します!!

本日は、お知らせ二件です。

その1です。
本日21日、ネコパブリッシングより鉄道車輌ガイド『クモニ83と仲間たち』が発売になります。

表紙は御大作品。

こちらが表紙です。
東急3450形本でもお世話になった、御大の撮影画像にさせていただきました。

カラーグラフにも御大が!

個人的に郵便・荷物電車のモノクロ写真はそれなりに撮っているものの、カラー写真はあまり撮っておらず、様々な方々のご協力を得てまとまられました。


白黒写真は私です

今回のクモニ本は話題のTOMIXクモニ83形発売にリンクして企画したもので、昭和30年代後半からの電化の進展に合わせて登場したモハ72形などから改造されたクモユニ74、82とクモニ83形に焦点を当て、それにクモハユ74形とクモユニ81形までを対象としました。既刊のクモニ13形と合わせて合造車以外の旧性能国電の郵便・荷物電車が埋まったことになります。
本文では各形式の歴史・概論・車両毎の特徴を文章と写真でまとめました。
また、形態分類表も添付して模型化の参考になるようにしました。
この分類表作成をはじめ、モデルの作例紹介でも辣腕Nゲージャー、葉賀さんと杉本さんに多大なる協力を得ました。

2氏にはこの企画に合わせて新たに荷物電車を作りおろしをして頂きました。その郵便・荷物電車の作品紹介は是非ご覧いただきたいです。

是非、手に取ってください!


その2です。
今週の日曜日、原模型博物館で開催中のかながわ青少年鉄道ジオラマサミットの特別セミナーでジオラマの話を致します。
内容はJAMのクリニックを対象の高校生向けに簡単に分かりやすくしたような内容(二番煎じ?)です。


鉄道ジオラマサミット特別セミナーづくりの体験ワークショップ

会場は入場無料だそうです。
大したことは致しませんが、一応ご案内いたします。