古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2014年4月30日水曜日

昨日は渋谷で・・・

昨日は家庭サービス終了後、午後からお出かけタイム。

14.4.29 代々木

黄色い電車から代々木で山手線に乗り換えて・・・。


14.4.29 渋谷

渋谷へ。


14.4.29 渋谷

渋谷で気になるのはやはり東横線渋谷駅の遺構チェック。
既に上屋は全て撤去済みで、基礎部分の撤去作業に入っていました。
一番手前の線路は、実は他の線路とは独立した単線の鉄橋状態の高架橋であったことを初めて知りました。

14.4.29 渋谷
銀座線の駅もこれから変貌を遂げるのでしょう・・・。
乗り換えが不便になる未来の姿にはあまり期待が持てない気がします。


お馴染み青ガエル
14.4.29 渋谷

青ガエル前で待ち合わせとあのおっちゃん(⇒こちら)からメールが入っていたみたいなんですが、
遺構見物にうつつを抜かしていて気づきませんでした。


道玄坂のパンダ


そして向かった先はこちら『パンダレストラン』。
有名な芋経営の広東料理屋さんです。


東急電車の決定版形式集


待ち合わせ先でお会いしたのはお馴染みのあのおっちゃんと、そのおっちゃんがあの手この手でお招きしたこの本の著者の方!




先ずは恒例、
乾杯( ^^)/▽▽\(^^ )イェ~イ!

初めてお会いするのに模型談義や実物談義に早速花が咲いちゃいました。
やっぱり共通の体験・言語そして共通の知人がいるとあっという間に以前から知っているかのような感じでお話が出来ちゃうものなのですね。

拙作3450


御大に拙作3450を見てもらいます。
長年3450形のお守りもしていた方に見ていただくのは光栄です。
この篠原のキットもしっかり三両お持ちだし、Uトレインのやつもいっぱいお持ちだそうです。
想像以上の模型フリークな方だったのにもびっくり!

ニホン一有名なもけー

続いてわんわんのニホン一有名なTQモデル!
『結構イイね~』との評価をもらって喜ぶわんわん。


今日は東急特集

今回の持参模型はTQ特集です。
私が持参したのはデハ3450以外にトラムウエイのデハ80とアオバモデル製デワ3000タイプキット改造の地鉄電車。


わんわん7000,7200と
わんわん殿は鉄コレ改造の7000・7200で対抗!
大小・新旧TQ模型です。


本日発売の鉄コレモニ2000

おっちゃんからは本日先行販売・買いたてホヤホヤの鉄コレ相鉄モニ2000を横流し。
私もお返しにP模型のクモニ13を差し上げて物々交換状態。
この鉄コレモノ2000、御大も買いに走った由。
結構キテイマス、御大!

嬉しいプレゼント

御大からはこんなパンフレットを頂きました。
3450号復元時に配布されたパンフレットだそうです。
嬉しいので帰宅後記念撮影!

楽しかったデス

昨夜もまたもや楽しい一日でした。
御大、そして今回の仕掛け人のわんわん殿、ありがとうございました~!


2014年4月29日火曜日

先週買った三つの本

レイルロードの「阪急2300」はまだ見ていないのですが、
(レイルロード刊阪急2300はこちらから⇒こちら
先週はなんだかんだと本を買ってしまいました。

まずはコレ!

ネコパブ最新刊


RMライブラリー「花巻電鉄(中)」!
京急400/500形に続き、順調にネコの上中下戦術にヤラれています(大猫核爆)!
(元ネタはこちら⇒先週買ったその他の本

中身は!

西公園の馬面


豊富な図面と貴重な写真!
西公園の馬面電車の見開き写真も涙ものです!
いや~ やっぱりRMライブラリー、特にこの湯口徹氏の著作は良書!
RMライブラリーはネコの良心ですね。

そしてコレは少し前に発売になっていながら買いそびれていた1冊。

変な表紙の西武本


彩流社刊

西武池袋線!
このシリーズは只今増殖中で、既に続刊の『西武新宿線』も発刊されています。


写真はGood!


ハゲタカファンドに脅かされたりするなんて思いもよらなかった時代の池袋の旧西武本社から撮った写真がカラーで掲載されています。
左の501系の写真は既に発表されているものですが、改めて時代の変遷を感じます。
正面の屋根部分の塗り分けも晩年とは異なっています。


地元駅もばっちり


当然!
地元の中村橋駅も紹介されています。
左ページ上の踏切を挟んだ向こう側の本屋さんは小さい頃に模型雑誌を買った懐かしい本屋さん。

この本、全体に構成にまとまりを欠くきらいはありますが、地元民には懐かしい記録が詰まっています。
郊外電車の駅舎や駅前風景の記録としても貴重かと思います。

そして最後はコレ!

表紙に一目惚れ

神戸新聞総合出版センター刊

関西の電車 僕らの青春!

あの地震で被災した神戸新聞社からは地元の鉄道関連の書物がいくつも出版されていますが、その最新刊です。

既に表紙の写真群が涙モノの車両オンパレード!

元地元阪急写真


当然!
元地元の阪急電車の宝塚線も紹介されています。
子供心に不思議に感じた宝塚駅の終端部の写真も掲載されていて懐かしかったです。


京津線もいい画像が・・・


そして!
京阪京津線も当然掲載。
大好きな卵型200形も掲載されていてうっとり。

びわこは全車収録


先日模型を買ったびわこ号も61、62、63と全ての車両の写真が掲載されていました。
(びわこ号の話はこちら⇒モデモの京阪びわこ号)。

関西の電車と言いつつ名古屋や北陸の電車が載っていたり、同じような電車が別の場所で出てきたりと不思議な部分も散在しますが、掲載画像は貴重なものがいっぱいで、なかなか良い本だと思いました。



2014年4月28日月曜日

みんしあin夷隅2014 に行って来ました

ゴールデンウイーク前半の日曜日、愚息といすみ鉄道沿線で行われる『みんなでしあわせになるまつりin夷隅2014』に行って来ました。
この祭りは今年で三回目の開催ですが、訪問するのは初めて。
昭和の商店街に昭和の自動車が展示されて、ボンネットバスが走っているというこのイベントは以前から見に行きたかったものの、うまくスケジュールが合わずに三度目の正直で今年ようやく行けました。
また、先日ツートンカラーのキハ52の姿を見に行こうとして雪で挫折したリベンジも果たして、タラコカラー姿になった姿を見たいというのももうひとつの目的でありました。

前回の挫折したいすみ鉄道訪問はこちら(⇒残念だった建国記念の日)。
その前にちゃんと行った時のレポートはこちら(⇒いすみ鉄道に行って来ました)。

みんしあのポスター

今回は連休渋滞の心配も通行止めの心配もしないように(笑)車ではなく、電車で訪問することにしました。
目的地の国吉到着前にひと駅手前の新田野駅で下車、先にもう一つの目的の国鉄型気動車の急行列車を撮りました。

キハ52125 14.4.27 新田野ー国吉

タラコ色になってから初めて見るキハ52の姿です。
これはこれで良いなかなあ・・・とも思いますが、個人的にはやはりツートンのほうが好きです。
社長のブログでは50歳を堺にツートン派とタラコ派に分かれるそうですが・・・。


キハ282346 14.4.27 新田野ー国吉

今回はみんしあのイベントを記念したヘッドマークが付いていました。
小振りなマークなのであまり気になりませんね。

キハ282346 14.4.27 新田野ー国吉

場所を移動してもう一本。
新緑と水を張った田圃に国鉄気動車色が映えます。

キハ52125 14.4.27 新田野ー国吉

カエルの鳴き声を聴きながら列車をのんびりと待つのは久しぶりです。

キハ352 14.4.27 新田野ー国吉

キハ52もどきの新型気動車もやってきました。

一通り気動車の部は満足。
イベント会場に移動します。


14.4.27 いすみ市苅谷

こちらはまったりとしたイベント会場の苅谷商店街です。
通行止めになった商店街のそこかしこに古い懐かしいクルマ達が並べられていました。


14.4.27 いすみ市苅谷

こちらは三菱のレオというオート三輪です。
ウエザリングが超リアルでした。
オールウェイズにも参加をした車だそうです。
私のモジュールにも登場させたい姿で、見入ってしまいました。

14.4.27 いすみ市苅谷

何とも良い感じの日通色のオート三輪です。
こちらもジオラマにぜひ置きたいアイテムですね。

そして、今回のお目当てのボンネットバスの体験乗車です。
体験乗車は無料。
それなりの列になっていました。
約20名の着席乗車なので、それなりの待ち時間がかかります。

いすゞBXD30 14.4.27 いすみ市苅谷

列の先頭の人から約80名、40分待ちましたが、10分刻みに3台のボンネットバスで運行されているので、ちょうど3台のボンネットバスをじっくり見れることにもなり、退屈することはありませんでした。
最初にやってきたのはいすゞBXD30型。
グリルが最終期のものよりも古いものがついているタイプです。
以前は岡山県の備北バスで走っていたそうです。
ボンネットバスを初めて見る愚息も結構興奮していました。

14.4.27 いすみ市苅谷

投入されているボンネットバス全3台が一巡して、いよいよボンネットバスの体験乗車の順番がやって来ました。

14.4.27 いすみ市苅谷

いすゞのボンネットバスの懐かしい車内です。
運転手さんはこのバスのオーナーさんだそうです。
俄か車掌さんも軽妙なアナウンスで、嵌り役でした。

14.4.27 いすみ市 ぽっぽの丘

バスで到着したのはポッポの丘。
各種鉄道車両が丘の上に展示されている場所です。
こちらのバスは日産のU690型です。
縦目に独特の押し出しを感じます。

日産U690型
14.4.27 いすみ市作田

ポッポの丘からちょっと歩いてそんなバスの走行シーンを撮りました。
周辺の風景はいかにもな正しい日本の田舎の風景が展開していて、気持ちが和みます。


いすゞTSD40改
14.4.27 いすみ市作田


こちらはトラックシャシーにバスボディーを載せたいすゞTSD40改です。
東北で活躍していたバスだそうで、懐かしい国鉄カラーを纏っていました。

日産U690型
14.4.27 いすみ市作田

窓を全開にして里山をゆっくり走るボンネットバスの光景は現在のものとは思えない光景でした。

14.4.27 ポッポの丘

こちらがポッポの丘です。
その名の通り丘の上に電車が並んでいます。

デ7052 14.4.27 ポッポの丘

バスを下車すると加越能の路面電車がお出迎え。
懐かしい塗装をまとっていますが、かなり傷んでいるのが気になります。

デハ702 14.4.27 ポッポの丘

こちらは近年まで活躍していた銚子電鉄のデハ702。
この復活カラーは現役時代に見ていないので初めてのご対面です。

454 14.4.27 ポッポの丘

こちらは営団丸ノ内線の赤い電車。
タイフォンが自由に鳴らせるようで近所迷惑なぐらい(近所なんて山しかないけど・・・)鳴っていました。
他にも何両かの電車、気動車、貨車・・・果てはモノレールまで色々な車両が並べられていました。
ちょっと何でもアリ感が漂います。

14.4.27 ポッポの丘

ポッポの丘は二段構造になっており、二段目はJRものが並んでいました。
手前には何故かDE10とつながたブルトレ、奥には電車の斬首が並んでいました。
何か後ろがなくて山になっているのは違和感があります。

勝浦のラーメン
帰りもボンネットバスのお世話になって国吉の街に戻りました。
運転手さんも車掌さんも好きな人々がやっている為か、実に良い雰囲気のボンネットバス体験でした。
下車後は折角なので地元で食事して地域振興に若干でも寄与することにしました。

キハ282346 14.4.27 城見が丘ー大多喜

最後に国吉から列車で城見が丘に移動してやってくる上りの急行形気動車で撮り収めとしました。

クハ254-4 14.4.27 新宿

大原からはビュ~っと特急新宿わかしお号で爆睡。
楽しいプチハイクでした。

2014年4月27日日曜日

津軽平野を走った南海電車

弘南鉄道に南海電車、それも20Mの4扉車が移籍した話を聞いた時には驚きました。
需要に対して大きすぎそうな車体に、雪国には向きそうにない4扉車であったからです。
それも扉が半自動ではないのですから、吹雪もある地域には不向きとしか思えませんでした。

モハ1523 97.3.17 黒石

黒石で休憩中の1521系電車。
右には今や貴重なラッセル車キ100型の姿が、一番左には黒石線の気動車が並んでいます。

クハ3904 97.4.9 津軽尾上ー柏農高校前

車体は弘南カラーにされることなく、南海時代のカラーに白帯を巻いただけの姿で活躍をしていました。
岩木山をバックに走る、何となく場違いな南海電車。


モハ1523 97.7.9 津軽尾上ー尾上高校前

戦後の延長開業区間を往く南海電車。

モハ1523 97.7.18 津軽尾上ー尾上高校前

田圃の中を突き抜けるような高架橋は弘南線のハイライト区間の一つとなっていました。

クハ3903 97.7.18 津軽尾上ー尾上高校前

この頃、所要先が津軽尾上にあり、何度となく出掛けたものでした。
その度、時間が合えば飽きもせず南海電車も撮っていました。

クハ3903 97.4.9 津軽尾上ー尾上高校前

この場違いな南海電車、その後の輸送量減で活躍の場が減少、静かに消え去りました。