古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2017年4月30日日曜日

プレミアムなフライデー

先週末は3回目の『プレミアムフライデー』。
世の中に殆ど浸透していないと思われるこの制度にあやかってではありませんが、ちょっとお休みを取って新緑の青梅方面に行ってきました。
その内容は果たしてプレミアムになったのでしょうか?
ゴールデンウイークの日曜日の暇つぶしにご笑覧ください。

7010 17.4.28 ひばりが丘

旅の始まりは西武線です。
右のメトロ車からFライナーにお乗り換え。
優等列車のほうが古いのもご愛嬌です。
平日の下り電車は実に平和な乗り物です。
まったりと所沢へと向かいます。


17.4.28 東村山

所沢からは新宿線でひと駅。
東村山は高架化工事が本格化しています。
西武園線と国分寺線が車止めを介して向かい合う形に変わっていました。
今の安全基準では途中で線路切らないとこういうことしちゃいけないのですかね。

17.4.28 西武立川

西武立川で途中下車。

クモハ2411 17.4.28 西武立川

田の字窓の2000系をパチリ。
田の字車オンリーの10輌編成。
今の西武線では一番の古参編成でしょう。

クハ2002 17.4.28 西武立川

2連に続く8連もトップナンバーの2001編成です。
 2001編成は1977年生まれで、40歳です。

 17.4.28 青梅

拝島で乗り換えて青梅に到着しました。
銀色の73けーが青梅に到着です。

D51452 17.4.28 青梅鉄道公園

青梅は街歩きが目的でしたが、こっちにも寄りました。

クモハ40054 17.4.28 青梅鉄道公園

見たいのはやっぱりこれ。
RMMの新企画絡みでじっくりと舐めるように電車の周りを徘徊しました・・・。

22-75 17.4.28 青梅鉄道公園

0けーもゆっくりと。
見た目は綺麗なんですが、車内に入るとかなりな個所で雨漏りが。
露天での展示の難しさを痛感しました。

17.4.28 青梅

もちろん、市内も散策。

17.4.28 石川酒造

そして、本日のサプライズプレミアム・タイムが始まります。
こちらに来たのは飯田線本でお世話になった近隣住民のAさんに借用したネガをご返却する用事でお約束したら、なんとこんなところに案内されたのでした。
こちらの石川酒造は『多満自慢』でお馴染みの造り酒屋です。
ご当主の石川さんは地域の名士で、青梅線の前身・青梅鉄道設立時にも出資した方だそうです。
鉄道とも縁のある酒屋さんだったのですね。
石川酒造のレポートは建物ブログでどうぞ
http://tatemonomeguri.blogspot.jp/2017/04/blog-post_30.html

17.4.28 石川酒造

敷地内には大きな大きな欅の木が何本もあります。
市内でも指折りの大樹だそうです。

17.4.28 石川酒造

八重桜と鯉のぼりも良い感じです。




そして、ここ石川酒造では和と洋の食事が別棟で用意されています。
本日案内されたのは和のスペース。

乾杯イエイ!

自家製のビールも豊富に用意されています。
まずはピルスナーで、カンパイいえい!

乾杯イエイ!

種類を変えてもう一回!
田楽も、お肉も美味です!

乾杯イエイ!

そしてもちろん!
『多満自慢』でも!
学生時代の汽車や機関車の話から四頓機関車まで話題は尽きません。

クモハ2411 17.4.28 拝島

すっかりご満悦になって、帰宅の途に。
帰りの電車も行きがけ撮った田の字編成でした。

2017年4月29日土曜日

ようやく撮れた白いだるま電車

先週の三浦海岸の集りの時は、折角なのでだるま電車を見てから向かうことにしました。


デハ824-1 17.4.22 県立大学ー横須賀中央

どうせなら見たいのは800形のリバイバル塗装の白いだるま電車です。
リバイバル塗装記念で運転された時以来、なかなか巡り合えない状態が続いていましたので、今回は是非撮ってみたいところです。
リバイバル塗装の記念運転➡http://tsurikakedensha.blogspot.jp/2016/11/blog-post_13.html

先月横浜での用事があったときにも挑戦しましたが、白いだるま電車どころか、だるま電車さえ来ないという、だめだめ状態でした。
末期の1000形と同じ状況になってきました。
さて、今回はリベンジできるでしょうか。
初日は待っても待っても来ないから無理と思って電車に乗った途端にすれ違っちゃいました。
それでも、トンネルを絡めただるま電車は押さえることができました。

デハ827-1 17.4.23 逸見

翌日の帰り道にもリベンジを期して逸見で待ってみました。
逸見駅の品川方からはトンネルまたトンネルの京急らしい雰囲気で、遠くからやって来る電車の様子が見れます。

だるま電車がやって来ました。
さて、どうでしょうか。

デハ827-1 17.4.23 逸見

やっぱり、普通のだるま電車です。


デハ823-1 17.4.23 逸見

今度こそ!

デハ823-1 17.4.23 逸見

来た~っ!
バッチリ撮れました!

デハ823-6 17.4.23 逸見

逸見駅を発車する白いだるま電車。
窓周りの白がなんとなく登場時より白い気がするのですが・・・。

デハ823-6 17.4.23 逸見

カーブを描いてトンネルに入っていくだるま電車。
山と山に挟まれた中に通過線を配していますが、どちらもポイントがトンネル直前、その上カーブポイントです。
かなり厳しい配線です。


デハ823-6 17.4.23 黄金町

浦賀からの戻りは確実に撮れます。
黄金町で待つことにしました。

デハ823-6 17.4.23 黄金町

デハ823-1 17.4.23 黄金町

デハ823-1 17.4.23 黄金町

この先どのぐらい撮影をする機会があるか分かりませんが、また撮ってみたいリバイバル塗装編成でした。

2017年4月28日金曜日

ワンショット写真 阪神電車・洲先駅

本日のワンショット写真は阪神電車・洲先駅です。

3302 洲先

阪神電車音痴にはどの電車も似たような顔をしていて良く分かりませんが、両運の単車なら見分けがつきますね。
1958から1959年生まれということですから、私より先輩です。
武庫川の支線には以前1067mmの線路が伸びていて貨物輸送もしていたことが有名です。
以前その廃線跡も探検したことがありますが、この写真では手前にデュアルゲージの線路が残っています。

モハ2201 00.4.18 比島ー発坂

3301形は廃車後全車が京福福井に譲渡されています。
こちらの姿は我が目で見ています。
下廻りは国鉄101系流用なので、中央線の時乗ったあの大人しいモーター音と揺れを体験できました。
写真の2201号はこの翌年の衝突事故で犠牲になった電車で、京福福井はこの事故で前代未聞の運行停止命令を受けることになりました。

2017年4月27日木曜日

ワンショット写真 長野電鉄・木島駅

ワンショット写真シリーズ・本日は今は無き長野電鉄の木島駅のカットです。

モハニ531 木島

美しく整備された古豪・モハニ531号車です。
いかついデザインに画一的カーブの深い屋根、昭和最初期に登場した半鋼製電車の特徴を良く残しています。
この電車は長野駅地下化完成まで元気に活躍をしており、私もこの荷物室に乗ったことがあります。
木島駅はホームの奥に屋根付きの車庫があったことが印象的でした。

2017年4月26日水曜日

週末は三浦へ

先週の週末は春の三浦半島へ行ってきました。

17.4.22 大門

プチ旅行のスタートはこのお電車で。
何度見ても好きになれんです。

デハ2137 17.4.22 泉岳寺

泉岳寺からはやはり、この電車です。
ドレミの音が聞けなくなっても魅力的です。
関東では希少な存在のタダで乗れるクロスシート電車で、一気に三浦へ!

デハ2018 17.4.22 能見台

・・・は向かわず、上大岡で普通車に乗り換え。
リバイバル電車をパチリ!
ダルマ電車のリバイバルも待ちましたが、諦めて移動しようと乗った途端にすれ違いました嗚呼!普段のオコナイに問題があるような巡りあわせでした・・・。


到着しました!

目的地に到着しました!
三浦海岸駅歩5分の巨大リゾートホテルです。
聞くところによればリゾートマンションとして建てたものの、入居が進まずにホテルにしたのだとか。

早速、海鮮料理。

到着程なくして海鮮料理のお寿司屋さんへ。

乾杯イエイ!
そして、勿論!
乾杯イエイ!
本日は城北のクラブの集まりにご招待いただいての参加です。

うわっ!

海の幸で満腹になってからは、広い客室で運転&模型談義。
エグイ模型と会話が頻出します。

中央線シリーズ

F・Babaさんの中央線シリーズ。
湘南顔も山スカのクハ79顔も決まっています。

うわっ!

プラ製機関車もこの集団の手にかかると、この有り様!

朝日に輝いちゃいます

いやー、凄い作品いっぱい。
久し振りに大いに刺激を受けました。

17.4.23 三浦海岸ー三崎口

ホテルの廊下からは京急電車がバッチリ。
奥には江ノ島を挟んで富士山が見えるそうですが、この日は見えませんでした。

17.4.23 三浦海岸

まったりと朝食後、解散。
メンバーの電車組2名で大人げなく2100形の展望席を独占。


デハ823-1 17.4.23 逸見

途中で揃ってお電車撮影。
昨日逃げられたダルマ電車に会えました。
京急に温泉、模型談義と楽しい2日間でした。

2017年4月24日月曜日

今月のRMM

今月のRMM誌、拙作が表紙になりました!
作品は第一回軽便祭に合わせて製作した初の軽便モジュール作品ですので、干支一回りした旧作ですが、ひょんなきっかけから登場してしまいました。

今月号です

今月の特集はナローゲージです。
雑誌的にはナローゲージは読者が少ないのでタブーなんて言われてきましたが、猫屋線のおかげか陽の目を見たようです。
なので、今回のナローゲージは猫屋線絡みでいわゆる味噌汁軽便の特集となっています。
私も味噌汁軽便の作品の解説を担当しました。

福島交通・幸橋

私のコーナーでは微妙な連動記事?、福島交通軌道線の電車とジオラマです。
福島交通軌道線は、1067mmですが、車体幅は2000mmを切っており、連結器も朝顔形であったりと、ナローゲージっぽい鉄道でした。
福島交通軌道線の電車はKBMCメンバーでもある城東電軌さんの製品であることから応援企画として紹介しました。

1114号製作中

記事でメイキングを掲載したことからお目にかけられなかった製作中の1114号です。



私としては初めての12mmの電車です。
ベモのRhbはありますが、何と線路も持っていないコレクターゲージでしたが、いよいよ線路を買わねばいけないかもです。

幸橋製作中

福島交通軌道線の電車風景は以前からあこがれの風景で、製作してみたかったので千才一隅のチャンスでした。
再現したい風景は山ほどありましたが、一番印象に残った木造橋の幸橋を選びました。
実物はかなり長大な橋ですが、長さ方向をディフォルメして製作しました。

長さ方向を短くしても、それなりの橋脚の数になり、製作は面倒でしたが、なんとか間に合いました。
完成間近の幸橋

欄干も難物でした。
橋脚は爪楊枝を差し込んで手抜きをしましたが、これはもう観念して、根気強く作るしかありませんでした。

宜しければ本屋さんで買ってください!