古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2020年6月30日火曜日

堀切付近でのスナップから

東武線堀切付近は未だに都会とは思えない風景が残っています。

10.3.12 堀切

カーブした堀切駅を通過するDT線直通電車。
30000系の直通運用は今や風前の灯火と思います。
上屋があまりないホームも都内では希少です。




これまた今となっては希少な木造駅舎。
お化粧直ししているものの、スタイルは昔のままです。




荒川の土手から東武線を見たところです。




こちらはカステラ電車が健在の頃の堀切駅。
駅舎はお化粧直し前です。



上の写真とほぼ同じ場所と思います。



跨線橋から撮影した6000系『だいや』はなんと2両編成でした。




この荒川土手をちょっと上流に行ったら簡単に京成線が撮れます。
京成線は音痴ですが、確か3500系は今最古参だったですよね。




スカイライナーも今や思い出のAE形。
橋の欄干(?)が仮設感半端ないです。





リバイバルカラーの3300系もやってきました。
やはりこのカラーリングのほうがしっくりきます。



再び堀切駅。
駅前風景とは思えません。

2020年6月27日土曜日

京浜急行デハ1000形引退・・・あれからもう10年。

京急の(旧)デハ1000形が引退してから早いもので本日6月27日で10年たってしまいました。

10.6.27 大門

引退を飾る特別列車は愚息と二人で向かいました。
この大江戸線の電車でさえ今は引退しています。


10.6.27 京急田浦

引退運転は品川まではやって来ず、奥のほうだけの走行でした。



三浦海岸ゆきの最後の快特がやってきました。
懐かしい快特サボがついています。
編成は2+6の特別な編成で、晩年は見られなかった8輌編成となっていました。





そして、去ってゆきました。




三浦海岸駅に向かいました。
折り返しまでの時間は残念ながら奥の方に行ってしまってお顔しか拝めませんでした。
こちらは折り返し電車入線後の写真です。

10.6.27 三浦海岸

戻りは特急・久里浜ゆき。
といっても、場所柄各駅停車です。
こちらには最後ということで乗車することにしました。
車掌さんのアナウンスも特別でなかなかの演出でした。

10.6.27 京急久里浜

久里浜まではあっという間。
この電車はビデオで走り去る姿を撮ってお別れしました。



動画初挑戦です。
多分見れるかと思います。
こちらもどうぞ。

2020年6月26日金曜日

一年前の香港

1年前の今日は香港から帰国した日でした。

19.6.25 湾仔

早朝、ホテルの前を散策。
昼間は喧騒の街も静まり返っています。
三日間の香港逍遥も今日でおしまいです。



静かな市街地をトラムがゆっくりとやってきます。



香港でよく見る『押』の看板。
何かと思ったら質屋さんらしいです。

19.6.15 旺角


規制で数を減らしている突き出し看板。
これが無いと香港な気がしないのですが。
街の混沌はどんどん減っていくのに、政治はどんどん混沌としてゆきます。


19.6.25 油麻地


お気に入りとなったこのお店には二回立ち寄りました。
また行きたいなあ。

19.6.25 粉嶺

東鐵線の走行シーンも初挑戦。
頻繁にやって来るダースベーダー号をむしむしする陽気の中暫し撮影。

19.6.25 大学

この東鐵線沿線でもきな臭いことが発生していますね。




再び行けるようになるのはいつになるのでしょうか。

2020年6月24日水曜日

ある日の山手線。

梅雨の晴れ間の夕方、山手線散歩をしました。



所用は日暮里だったのですが、あまりにも良い天気につられて駒込まで散歩をしてみました。

 

田端から駒込付近にかけての地形は下町と山の手の境目を見るようで面白いので、過去何回か訪れています。
貨物線が山手線の下をくぐって山手線と並行する当たりの風景は何度見ても楽しいです。
その場所に小さな公園があります。
ここから見る風景は映画『天気の子』に出てきそうな風景です。



その公園からは山手線が見れます。
ちょうど貨物線が下をくぐる場所です。





その斜面には昼顔がいっぱい咲き誇っていました。
この種の花は朝顔と夕顔しかないと思っていましたが、調べたら朝顔~昼顔~夕顔~夜顔と四種類もあるのですね。
これはたぶん、昼顔かと思いますが。



電車と道路が角度をつけて交わる風景は楽しいです。
しばし、このベンチでその風景を眺めてみました。




山手線では今や唯一の踏切、第二中里踏切。
報道によるとこの踏切の撤去が検討されているそうです。
確か記憶によると、このもう少し駒込寄りにもう一つ踏切があったはずです。
今回どこだったか探しましたが、痕跡を見出せませんでした。



その踏切からは頻繁にやって来る湘南新宿ラインが撮れます。




こちらが山手線と別れて東北線方面に向かう側です。



ここからは40年前に配給電車を撮ったことがありました。




写真左の踏切がその第二中里踏切ですね。



ちょっとした山手線散歩。
普段は電車の窓から見ることしかない場所を歩くのも楽しいものです。


おしまい

2020年6月22日月曜日

ある日の江古田。

ちょっと前の江古田の風景です。


11.6.8 江古田

踏切そばにある、味わいのある不動産屋。





駅前の踏切を黄色い電車が通過してゆきます。




もう3扉の101系は限定的にしか走らなくなっていました。




商店街が夕食の準備でにぎわう頃、101系電車が通過してゆきます。





学生の街にはいろいろなお店があって散策もちょっとだけ楽しいです。



3扉の電車は本格的なラッシュを避けて早めに飯能に向けて走り去っていきました。

2020年6月20日土曜日

もうじき・・・ですね。

箱根登山電車、復旧が早まって、いよいよ試運転が始まったようです。



錆びたレールは寂しいものです。




もうじきこういう光景も見納めになるのは何よりなことです。





再開(再会)が待ち遠しいですね。

後半三枚の写真は1980年5月です。

2020年6月18日木曜日

おしらせ  拙著『写真とイラストで綴る 国鉄72・73系電車』発売が迫りました。

お知らせです。


私にとって念願の著作、国鉄72・73系電車の本が校了間近となってきました。

このような形で表紙も上がってきて、現在最終段階の作業を進めています。
今回の対象となる72・73系電車は私が手掛けられる対象としては一番手強い対象の電車です。ご存知のように同系列は1400両以上の輌数があり、一見同じように見えるものの、そのバリエーションはものすごい数に上ります。
私が見れた実車はそのうち恐らくその半分強程度なので、知らないこと、解説できないことが多くありましたので、いつかはと思いながらも手を拱いておりました。
そうこうしているうちに私も還暦を迎える日が迫ってきてしまいました。
実車を見れた世代も多くは50歳以上の方と思います。
色々なタイミングを考えるとここでやるしかない!と決意して約2年前から還暦記念の書物として世に出すべく準備をしていました。




やるからには、これまでの73系特集本の焼き直しはしたくないという思いと、モデラー目線での本にしたいと考えました。
そこで、模型で大事な外観から見た形態の違いについての分類・解説に力を入れた編集としました。

例えば、こんなページです。
前面のイラストを多用して、形態の違いを解説しています。
写真よりもイラストの方が模型製作資料として役立つことが結構あるという経験からこのようなスタイルをとりました。
掲載したイラストは表紙を含めると約100点に上ります。




これは作成中の車歴表です。
通常の車歴表とは二つの点で異なります。
➀前面の形態分類を入れたこと。
②1957年から1980年までの配置区所を表示したこと。
これは模型化するときの資料としてぜひ欲しいと考えたからです。
前面形態は何かしらの方法で入手した画像から調査分析したものです。
全てのミスは拭いきれないとは思いますが、出典に書かれた車番は信用せず、実際に画像から読み取れる車番で調査したものを掲載しています。
また確認した資料の撮影日も根拠として掲載します。
曖昧なものは一切排除したことと、確認が叶わなかった車輌も少数ながら存在しましたので、空欄もあります。

配置区所は模型化するときに編成の仲間を選定するときにいつも配置表とにらめっこをしていた経験から掲載しました。
年度単位なので、年度内の小移動・貸し借りなどは反映していません。

この辺りは寛容な目でご覧いただきたいと思います。




グラフも充実させました。
カラーグラフとモノクログラフで過去活躍した線区は基本全て網羅しています。
これは今回写真をご提供頂いた30余名の先輩諸氏のご協力の賜物であります。


発売は今月の月末予定です。
是非お手に取って、そして・・お手元にお備えください。