古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2023年3月29日水曜日

北条鉄道の駅巡り その2 播磨下里駅

北条鉄道の駅舎巡り、 次に訪問したのは播磨下里駅です。



こちらもコンパクトな駅舎で、妻入り構造です。


2005年の播磨下里駅です。
駅の脇のシンボルツリーが印象的でした。


粟生方から見た駅。
やはり大きな樹木が印象的です。
大きな樹木が撤去されて寂しくなりました。


こちらの駅舎は大変気に入って、採寸したものをベースに16番のストラクチャーキットを同駅をベースにアレンジして設計、エムズコレクションから発売しました。


こちらの駅名標も青地に白文字ですが、独特の筆記体になっています。

続きます。


2023年3月26日日曜日

さかつうギャラリー二人展、はじまりました。

 昨日からご案内しました、さかつうギャラリーでの二人展が始まりました。


開催時期はいつもと同じ3月末から4月初旬の二週間です。
いつもならスタート時点では蕾状態の桜、今回は満開です。


こちらは金曜日の準備中の様子です。
セッティングと同時に雑誌掲載用の写真をお友達のプロカメラマンに撮影してもらいました。


こちらが全体像です。

左手がジュニア山地さんの作品、右手が拙作の作品展示となっております。

左が山地さん、右が拙作のメイン展示。

今回の趣旨説明と二名の作品を繋いだメイン展示です。

この作品はメリケンお電車モジュールという企画で製作した作品で、昨年RMM誌にも掲載しました。


山地さんはイギリスやハワイなどの風景をモチーフとした作品の展示がメインです。

どの作品も緻密に精緻に作られています。


私も山地さんに合わせて海外物の新作を2つ作りました。

上は卒業旅行で行った初めての海外旅行で目に焼き付いた風景を再現したヨーロッパの風景モジュール、下は山地さんから頂いたストラクチャーでまとめたウェールズの風景作品(手前)と以前製作したウェールズの軽鉄道風景(奥)です。



もう一つの新作は最近嵌っているウサギミックの車両キットとそれをモチーフとしたミニジオラマです。

ゆるキャラ的ウサギミックテイストとは対極にあると思われる梅桜堂のストラクチャーを組み合わせてみました。


もう一点は軽便祭で展示したOナロースケールのモジュール。

B級建築事務所というグループ名から分かる通りの看板建築の街並みです。


二人展は4月9日まで開催です。

よろしければお越しください。

2023年3月24日金曜日

お知らせ さかつうギャラリーで二人展開催します。

おしらせです。

今年も桜の咲く季節となりました。

この季節恒例のさかつうギャラリーでの作品展をこの週末から開催いたします。

今回は私単独ではなく、関西のジュニア山地さんとの二人展として開催いたします。

本日セッティングを行う予定で、明日25日から開催です。


開催期間は上記の通り3月25日(土曜日)から4月9日(日曜日)までの2週間です。

木曜日はお休みとなっております。

春のひと時、お越しいただければ幸いです。

2023年3月23日木曜日

北条鉄道の駅巡り その1 長駅

北条鉄道には懐かしい木造駅舎が3駅現存しており、今なお現役です。


2月にあった神戸のイベントの後にその駅舎巡りをしました。

北条鉄道の駅舎は、昔河田耕一さんのシーナリーガイドの情緒感あふれる写真に憧れて訪問したことがありますが、その時はあいにくの天候であったこともあって再訪したいと思っていたものです。


最初に訪問したのは長(おさ)駅です。
現存する3つの木造駅舎の中では一番コンパクトな駅舎です。



こちらはホーム側。
懐かしい鉄道駅舎です。


駅名票も懐かしい青地に白文字のものです。

手書き感いっぱいですね。

続きます。


2023年3月20日月曜日

御礼 撮影場所不明写真、ほぼ特定できました。

 以前の弊ブログで皆さんにお伺いした画像の場所がほぼ特定できましたので、ご報告します。


こちらが、そのお伺い画像です。

それに対し、大分にお住まいであったお友達から下記のようなメッセージを頂きました。

ブログの写真の件です。別大線の100型タイプは大半骸骨テールがおでこにありそれがありません。ただRML見ると101号の湯口さんの写真に例外がありました。兄(お兄様は今も大分在住の鉄の方)にも聞いてみましたところ、別大線のパンタはすべて大分よりなのでもしそうだとすると東別府から浜脇のあたりで大分方面を向いて撮ったものかもだけど車両の骸骨がない所が同意見で五分五分かなぁとのことでした。路面でこの形と塗り分けで兄弟の知識では他に思い当たるものがなく難しい所でした。

そして更にもう一通。

手前に映るお店と質屋のみなとブランドが決め手でしょうか?そう言えはみなとタクシーっていましたね。やはり背景の山は東別府あたりな気がします。あのあたりの道路は確か70年代前半に拡幅されたのでそれ以前の写真なのでしょう。

古い町並みは地元紙の大分合同新聞にアーカイブがありそうな気はします。

ということで、下記のような画像が添付されていました。


グーグルでほぼその場所ではないかとアドバイスいただいた画像です。

背後の山やカーブの感じ、そして車両のスタイルや向きなどからほぼ大分交通別大線の東別府付近であるとほぼ特定できました。

ご協力ありがとうございました。



2023年3月16日木曜日

和田岬線今昔・後編

和田岬線の103系引退まであと2日。

沿線は大混雑のようですね。

さて、和田岬線今昔、後編は1990年に訪問した客車時代です。

90.8.4 神戸

1990年の訪問は神戸駅前に宿泊、当時は緩行線電車が201系でした。


90.8.4 兵庫

ひと駅、そのスカイブルーの電車に乗って兵庫駅に到着です。
改めて見ると今とはホームの雰囲気が違っています。
和田岬線専用客車は戦中・戦後の混乱期の車両もびっくりのほどんど椅子の無い『箱』のような客車でした。そして、ホームがある片側のみ中央に外吊りの扉が取って付けたようにありました。
実に詰め込み優先・サービスなんて言葉が存在しない車輌でありました。



暑い朝、車内にはほとんど椅子が無いので、発車まで車外で待つお客さんもいます。


和田岬まで乗車して、去年スカイブルーの電車を撮ったのとほぼ同じ場所で撮っています。
客車のドアは開けっ放し、車両から体を出して涼んでいるお客さんの姿が見えます。


短区間のシャトル便なので、両端にDE10形を連結したプッシュプル列車でした。


再び兵庫に戻って入線してくる列車を構内の端から撮っています。


和田岬線の線路脇から本線の貨物列車を撮っています。

おおらかな時代だったのですね。

2023年3月13日月曜日

和田岬線今昔・前編

JR和田岬線の103系がいよいよ今月18日で引退というアナウンスが出ました。

昨年秋に恐らく見るのは最期かなと思い出かけましたので、その時の画像と客車時代の画像で今昔を見てみたいと思います。

22.11.30 和田岬

宿泊先の新長田からは大江戸線みたいな地下鉄に試乗してみました。
和田岬では多くのお客さんが下車して大混雑でした。


和田岬の駅からテコテコ歩いてスカイブルーの電車をパチリ。


そして、すぐに折り返す電車も踏切の隙間からパチリ。


次の電車までの合間には公園に保存されている神戸市電に再会。
この電車、神戸からいったん広島に行った電車の里帰り保存で、車内には広島時代の痕跡がいっぱいありました。


そうこうしているうちに午前中の最終電車の時間になりました。
駅前コンビニでおにぎり食べてから乗車します。

21.11.30 兵庫

青い103系、お疲れさまでした。

2023年3月11日土曜日

あれから12年ですね。

 本日は東日本大震災から12年です。

早いもので干支ひと廻りしてしまいました。

高速道路が復旧直後に現地に震災復旧工事で出かけました。

その時に見た光景はほんの一部でしたが、この世のものとは思えないものがありました。

これまで画像アップは控えておりましたが、その一部を風化しないようにという気持ちを込めてアップします。コメントは敢えて致しません。







2023年3月8日水曜日

皆さんにご質問~ここはいったいどこでしょうか?

皆さんにご質問です。

こちらは友人からいただいたスライドスキャン画像です。

でも、この写真がどこで撮影されたのか特定できません。

奥に電車が写っていいぇヒントになるのですが、これも特定できません。大分交通にも見えるのですが確信が得られません。スライドなので前後の駒が無いため時系列や行動の追跡ができないのも痛いです。

もし、このカットにピンときた方いらっしゃいましたら、ご教示ください。



どこかの路面電車が走る商店街の風景のようで、実に良い感じの画像と思います。

アイスと大書記された食堂?の前では今や見ることができない靴磨きの光景が写りこんでいます。

2023年3月6日月曜日

元小田急電車(1800形電車)の保存支援のお願いについて

私のお友達で大の小田急フリークなMさんからのお願いを共有したいかと思います。


元小田急のクハ1851号車は現在車体の半分が現存していますが、オーナーが処分の意向があり、解体の危機にさらされているそうです。
それを1800形保存会の方が譲受、整備をしたいということで支援を求めています。
↑こちらが、支援依頼のサイトです。


既に保存されているデハ1800形も今回の1851号保存に向けて方向を逆にする作業をされたそうです。

以下、お友達から来た拡散希望内容を掲載いたします。

私の友人が会長をしている小田急1800形保存会が今回1851号保存に関するクラウドファンディングを立ち上げました。ご興味あれば、ご協力お願いします、また、ご友人への拡散もして下さい。

会長の松葉さんからのメール内容→

元小田急電車、救出プロジェクトスタートのお知らせ。

広く皆様に知っていただきたいので、拡散お願いできればと思います。

デハ1801保存会では、埼玉県内に現存している現役時代連結コンビだったクハ1851号の解体意向をうけ、これを譲り受け赤城で保存しているデハ1801号と並べて保存することに致しました。しかしながら、資金が不足しているため、譲渡、輸送、整地、設置に伴う費用の一部をクラウドファンディングににより資金の援助をお願いする事になりました。

返礼品として、見学会参加や体験入会、クリアファイル、写真集、走行音CD等をご用意しましたので、どうかご協力をお願いいたします。

クラウドファンディングURL

https://readyfor.jp/projects/tc1851

3/1 9:00スタート❗️

ご興味がありましたら、上記サイトにアクセス下さればと思います。

秩父鉄道時代の800系電車

今回支援対象のクハ851はこちらのデハ801とペアを組んでいた車両です。

小田急電鉄時代のクハ1850形

こちらは小田急電鉄時代のクハ1850形です。


2023年3月4日土曜日

名鉄600V区間の遺構をもとめて その5

名鉄600V区間の遺構をもとめての旅、最終目的地は谷汲駅です。

こちらには2両の電車が保存されていますので、それを見るのが目的での訪問です。


駅舎は廃止が近づいてから町の複合施設と合築に近い形で改築されたので、そのまま健在です。


駅舎内に入ります。ホームへ下りる階段や上屋も健在です。

ホームに降りると右手にモ750形、左手にモ510形が展示されています。どちらの車両も美しく整備されており、気持ちよいです。



ホームの黒野方から見た谷汲駅です。
架線が無い以外、現役の駅のようです。


モ750形も久しぶりに見ました。
よくこれだけの古豪が最近まで営業運転をしていたものです。


モ510形はつい最近再塗装がなされたようで、たいへん美しく整備されておりました。


こちらは改築前の谷汲駅駅舎。
立派です。


こちらは1991年の谷汲駅風景です。駅舎も昔の駅舎時代です。

谷汲からは本揖斐へと向かいました。鉄道では大回りを強いられますが、車では15分ぐらいの距離です。



本揖斐の駅の跡はすっかりなくなって、バスターミナルになっていました。

以上、名鉄電車の遺構巡りでした。