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2015年3月17日火曜日

福島交通の旧形電車

福島交通飯坂線の電車は永らく自社発注の電車で揃えられていました。
その福島交通の旧型電車の中から、数少ないリバーサル画像をスキャンしてみました。

モハ1202 82.3.15 桜水

旧型電車は2扉の電動車に全くデザインも製造時期も違う3扉のサハを挟んだ3両編成を組んで基本ラッシュ時に活躍をしていました。
電動車は1200番台に集約され、1201から1211(欠番あり)までで9両が在籍していました


上の写真は個性的な広幅窓のモハ1202。

ここで一応1200形についておさらいしておくと下記のような感じになります。

①モハ1201から1203  1955年日本車両製の広窓の15M車。
②モハ1204、1205   1948年手塚製作所製の12M車。 
③モハ1208        1950年日車東京製の狭窓の15M車。
④モハ1209、1210   1952年宇都宮車両製の狭窓の15M車。
⑤モハ1211        1952年日本車両製。



モハ1209 82.3.15 桜水

こちらは同じ形式ながら狭幅窓のモハ1209。
上の④のグループにあたります。


モハ3306 82.3.15 桜水

オリジナル電車のみで固めていた飯坂線にやって来たのは、なんと東急の旧型車でした。
東急3300形電車はこんなところにもやって来ていました。
殆んど塗替えだけしかしていないようなレベルで原形を保っていました。
3300形は車齢が嵩んでいる割には売れ行きが良く、この他にも京福福井に4両(こちら⇒京福電鉄 朝の電車)、上田交通に1両が嫁ぎました。


モハ1209 91.5.25 花水坂ー医王寺前

最初の訪問時は旧型電車の走行は見れませんでしたが、1991年の訪問時にその走行シーンを撮れました。
三両編成で尚且つ貫通扉付のサハが中間に入っているのに、各車両が行き来できないという不思議な編成は最後まで続きました。

モハ5318 91.5.25 花水坂ー医王寺前

こちらもオリジナル発注の電車です。
見た目はカルダン駆動の新性能車にも見えますが、実態は吊り掛け電車です。
そして、何と!車体塗装中の電車が走って来ました。


モハ5020 91.5.25 花水坂ー医王寺前

アオガエルも赤くなって走っていました。
カエルさんにはこの塗り分け、似合わない気がします。


11 件のコメント:

宵闇 さんのコメント...

福島交通線一昨年初めて乗りましたが、短い路線ながら変化に富んでいて中々面白い私鉄でした。今更ながらこんな路線を走る面白味たっぷりな旧形電車に乗れなかった事をスゴい後悔しています。

chitetsu さんのコメント...

宵闇さん
一見、凄く詰まらない感じのする地味な福島交通線ですが、それなりに面白い面がありますね。
自分も最初の一回車庫までしか電車に乗っておらず、未だに飯坂温泉までは未乗車のままです。

Pleiades さんのコメント...

1966年に福島を訪れ、市内線の方には乗ることが出来ましたが、飯坂線は車庫を見学するだけに終わりましたが4両ほど撮影できました。その頃の車庫は曽根田にありましたので歩いて行きました。中々個性的な車輌が揃っていましたね。ちょっと珍しい画像がありますので、また
http://pleiades.la.coocan.jp/dry/temp/fukushima.html
に画像をおいておきます。
電車のお面の上の方を見て下さい。

Cedar さんのコメント...

軌道線の印象が強烈すぎ、あまり注目されていなかった当線ですが、TQの姥捨山になる前は粋な電車が走ってたようです。広窓車の台車は雨宮製なんですね。

chitetsu さんのコメント...

Pleiades さん
曽根田時代の車庫は狭そうですね。
三つ目電車、気持ち悪いです。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
軌道線がアクが強すぎて、鉄道線が霞んじゃっていますね。
オリジナルの電車達はもうすぐ注目されても良いのではと思いますね。
雨宮の台車もちょっと注目ですね。

モハメイドペーパー さんのコメント...

 赤ガエルのもう1本は中間車からの改造で、1両が後パンだったんですよね。
 その昔の旧型車は、前面も地下鉄銀座線みたいに車号標記が左右にありました。

chitetsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
そう言えば、赤いカエルのもう一本は後ろパンでちょっと違和感がありましたね。
車号表記が左右にあるのはインターアーバン的で個人的にはお好みです。

Pleiades さんのコメント...

Cedarさんご教示ありがとうございます。1202は雨宮の台車ですね。京王の保存車と同じA-1形ですか。

元・いきもの部長 さんのコメント...

同じような距離に蒲原や上田があり、福島には行きそびれました。
旧型電車たちは、京王1760形や富山地鉄14750形など昭和20年代頃に多く現れた「日車支店形」ですね。
二つ目になったお顔は、地鉄の末期を彷彿させます。
福島と遠州は70年代に入っても 吊り掛けの新車を導入していましたが、福島はその後譲渡車になりました。
行き来できない貫通扉付の全金付随車は、三重交通→近鉄のナロー区間にも存在しました。
おそらく、同時期に製造した電動車を含む編成に合わせたのでしょう。
近鉄は、総括制御化の時に行き来できるようになりました。
東急3300形の譲渡車は、なぜか全て降圧改造車です。
さらに譲渡先のうち2社が後に昇圧しTQ譲渡車により一括置き換えされています。
上田では昇圧時に導入されたアオガエルが、福島では昇圧時に置き換えられたというのも皮肉です。
まあ、上田でも平面ガエルは置き換えられていますが。
カエルコールのCMが流れていた頃が、地方私鉄におけるアオガエルの全盛期でした。

chitetsu さんのコメント...

元・いきもの部長さん
福島は単独で行くほどの魅力が乏しいためにどうしても何かのついでで行く感じになっちゃいますね。
中間の新造サハは当初の目論見とは違う使われ方になったのでしょうね。
TQからの3300、カエルの去就、おっしゃる通り何か皮肉な人生(車生?)模様ですね。