古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2016年2月29日月曜日

お陰様で200万アクセスになりました、ありがとうございます~!

お陰様をもちまして弊ブログは200万アクセスを越えました。
ありがとうございます!!

そこで、久し振りに数字に因んだ車輛シリーズをお送りしようと思いますが、「200」は結構該当車輌が多いため、全部スキャンするのは大変そうです。
尚且つ、見たことの無い200形のコメント書くのもチト面倒・・・。
そこで、「200形電車」で検索して出てきた上位3車種に絞ってお届けすることにしました。

記事を書こうとした時に検索した上位3車種の3位にランキングしていたのは・・・
意外にも土佐電気鉄道の200形でした。
土佐の200形は好きな電車の一つです。
そこで、今回は土佐の200形だけで特集にしちゃいました。

それでは、第三位の土佐電気鉄道市内線の200形です。

211 07.5.24 舟戸―鹿児

ごめんゆき電車が微妙な併用軌道を快走。

土佐電気鉄道の200形は戦後の混乱が少し収まった1950年から製造された電車で、都電6000形のコピー電車であるのは有名です。同類が秋田や名鉄にも存在しました。同形式は21輌製造され、事故廃車になった3輌と機器類を譲って廃車になった3輌を除いて(おそらく)15輌が今なお現役なのも凄いです。


 07.9.22 桟橋通四丁目

とさでん交通になって一年半弱。
塗装も結構変わってしまったのでしょうか?

201 07.9.22 高知橋

トップナンバーの201号車は車体更新され、前面中央窓が拡大されていたり、側面窓がバス窓化改造を受けて少し雰囲気が異なります。

213 07.5.24 はりまや橋

復刻塗装の3次車の213号。

213 07.5.24 はりまや橋

グリーンの濃淡が実に味わい深いです。

221 07.5.24 はりまや橋

214号までの側面窓は2段上昇式で10枚ですが、自社工場製の215号以降は1段下降式で11枚とスタイルが異なっています。
こちらは集電装置も201号同様にパンタグラフではなくZパンタです。

214 07.9.22 桟橋通五丁目

土佐の山々をバックにやって来た214号。
塗り分けを含めてなかなか恰好良い電車と思います。
ヘッドライトの位置が変わるだけで都電よりずいぶん器量良しになるものです。

214 07.9.22 桟橋通五丁目

桟橋通五丁目で休憩中の214号。

214 07.9.22 桟橋通五丁目

車内も懐かしい木の床が健在です。

205 07.5.24 舟戸―北浦

とでん、久し振りに会いに行きたくなってきました。

以上、200に因んだ車輛・第三位特集でした。
第二位、第一位は次回お届けします。
さて、その2車種は何でしょう?

引き続き、弊ブログをよろしくお願いいたします。

2016年2月28日日曜日

73系と103系

73系と103系。
どちらも国鉄通勤電車のひと時代を築いた電車です。
本日はそんな2形式の顔合わせ小特集です。

クモハ73086 79.8.9 池袋

まず最初は池袋での顔合わせです。
池袋の山手線の線路上で離合する73系と103系電車。
この顔合わせは置き換え途中でのシーン?!ではなく、軌道検測で73系電車が走った時に捉えたシーンです。
左手には貨物ヤード、右手には東上線の引き上げ線が残っています。
今は無くなった東上線の引き上げ線には良くカステラ電車が止まっていたのを思い出します。


クモハ73609 79.3.6 原町田

こちらは横浜線の原町田駅での顔合わせ。
当時の103系は根岸線走行時に誤乗防止のために正面に大きな横浜線表示がありました。


クモハ73615 79.8.10 小机

こちらも同じく横浜線での顔合わせですが、左の103系の横浜線表示が上のものとは違いますね。
73系電車は新造モハ72から改造されたクモハ73600番台の奇数車です。
偶数車とはパンタグラフ位置が異なっており、後ろパンタの偶数車が個人的には恰好良いと思っていました。
右手のトラックが止まっているあたりの風景も懐かしいですね。

クモハ40061 77.12.26 西秋留

五日市線の朝の風景です。
朝のラッシュ時には73系にクモハ40を増結した5連と103系が混ざって活躍していました。

クモハ103-103 77.12.26 西秋留

103系、今見るとオリジナルの姿を残した良き時代だったのですね。


2016年2月27日土曜日

私の工作室から

本日は手前味噌な話です。
興味ない方はスルーしちゃってください。

先日発売されたRMMの4月号の特集「ホビールーム」でRMMスタッフから依頼を頂き、拙宅の工作机まわりの画像を出してしまいました。

最新号です

掲載されたのはこちらの号です。

こんな感じで出ました

記事ではこんな感じで出ました。
どうせ出ちゃったなら、その時撮った他の画像もブログに出しちゃえ~!
というわけで、本日は掲載されなかった画像をいくつか出してみます。

工作机

私の工作室はお風呂+脱衣所よりも狭い北側を向いた小さなスペースです。
どんなに広角にしてもこれ以上広く撮れませんでした。
椅子を回せばすぐに壁、机も椅子も分解しないと部屋の外には出せません。
まあ、それでもそんなスペースがあるだけありがたいのですが・・・。

脇の引き出し

脇の引き出しです。
これは誌上にも載せた画像です。
上の引き出しは図書館によくある目録を入れているもので不用品を貰って来たものですが、パーツを入れるのには大変便利です。
分類は16番上廻り、下廻り、ナロー、N、ストラクチャーという感じで分けています。

机の上にある工具はこれだけ

机は仕事机を兼ねているので、模型出しっぱなしにできないのが辛いところです。
そんな机の上にある工具はこれだけです。
左から、ドリル、ヤスリ、刷毛です。

ドリルの収納

ドリルの収納方法は以前から試行錯誤でした。
現在使っているのは100円ショップで買って来たケースに穴を開けて収納する方法で、菅晴彦さんの工作室を拝見してヒントを得て作ったもので、重宝しています。
他のモデラーの工作室は大変勉強になります。
ドリルの径一つについて穴は三つ開けており、手前が常用、二つ目が未使用、三つめが切れ味が悪くなった補欠用です。
補欠用も真鍮では使いたくないものの、プラや紙なら切れ味悪くても良いので存在価値があります。

奥の引き出し

奥の引き出しです。
こちらにはストラクチャーパーツや塗料、大き目の工具が入っています。
個人的に木が大好きなので家具類は全部パイン材のものを奮発しました(20年前ですが)。
あ、因みに床は自分でパイン材を貼って作りました。

引き出しの中

引き出しの中の一部です。
きっと一生使わないであろうパーツが死蔵されています。

ジャンク収納

ジャンクの収納方法を撮れ、といわれたので撮ったものの没になった画像です。
一応、線材と板材、その他に分けています。
左手のジャンク箱には高校時代に作り掛けて頓挫した8620の台枠などが捨てるに捨てられずに眠っています。

本だな
背中は本棚です。
完全にオーバーフローしています。
もう、本は増やせません!
本棚の手前にはRMMにも書きましたが、16.5、10.5,9mmの3つのゲージの試運転線路があります。
この線路上を我が家の鉄ニャンがキャットウオークと勘違いして歩いてたまに電車を落とします・・・。

以上、私の工作室からでした。
お粗末様でした~。

2016年2月25日木曜日

小淵沢の大カーブ

小淵沢と言えば、小海線の大カーブ。
大学の試験休みを使っての飯田線詣での帰り道に立ち寄りました。


キハ5728+キハ52101
83.2.18 小淵沢ー甲斐小泉

大カーブをゆく小淵沢ゆき列車。
築堤内外には一切の邪魔者が無く、スッキリしていて気持ち良いですね。

キハ5728 83.2.18 小淵沢ー甲斐小泉


先ほどの列車が戻って来ました。
夕陽を浴びて小諸へ向かう小海線列車。
普通のキハ58だと思ったら横軽対応のキハ57だったのはスキャンして初めて知りました。


キハ5820 83.2.18 小淵沢ー甲斐小泉

この後、ここを訪れていませんが、ネットなどで見ている限り今もきっとこんな風景が見られるようです。

2016年2月24日水曜日

早くも・・・暴念会。

今年も残すところ10か月強・・・。
新年会が挙行されてから一カ月も経たないのに既に第一回暴念会が開催されました。

デハ8626 16.2.22 二子新地

前回は徹底的にスカを食らった8500系、今回はバンバンやって来ました。
その8500系で二子新地で下車して、いつものお店へ。


16.2.22 二子新地

時刻は17:30、まだみんな退勤前の時間帯です。
商店街の飲み屋さんも開店準備中。


16.2.22 二子新地

いつものお店も17:30開店です。


乾杯イエイ 1


ところが!既に2人来店していました。
そこで、まずは3人でカンパイ!


乾杯イエイ 2


程なくしてゾクゾクと来店。
18時前に大半のメンバーが勢ぞろい!
ちゃんと仕事しているんでしょうか嗚呼〜。

御大のモハ510形


最初に登場したのは御大の東横モハ510。
例の乗工社のリベットが穴になっているビックリキットです。

乾杯イエイ 3


更に人は増え10人に!

Cedarさんの迫力トラム


出し渋って色様子のCedarさんがゴソゴソと引っ張り出したのはバーニーカーをニコイチにしたトラム。
ボリューミーな車体が銀座線色に映えます!

ガニマタパワトラ


こちらの作品、ひっくり返してビックリ!
16番のパワトラの車軸を伸ばしたガニマタパワトラ!
聞くところによると仲間で車軸を特注したとか。
こういう使い方もあるんですね~。

15.7.22 ミラノにて

Cedarさんのこの電車を見て、私はこの電車を思い出しました。

FAREAST PACIFIC


こちらは16番のインターアーバン。
狭窓客車を改造したかなり個性的な電車です。

15.7.22 ミラノにて

Cedarさんのこの電車を見て、私はこの電車を思い出しました。

乾杯イエイ 4


宴もたけなわではございますが、会計でぇ~す、、、、のタイミングで間の悪い闖入者がっ!

尼センさんの富山港線


闖入者は座るや否やモケーをご開陳!
こちらは前回生地だった富山港線。
もう、出来てます!
前回はこちら➡http://tsurikakedensha.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html


お題もかなり逝ってます


モハモハコンペのお題も完成間近!
このおっさん、手が早いです。

デハ8519 16.2.22 青山一丁目

今回も大賑わいの暴念会でした。



2016年2月23日火曜日

地元鉄・近所の踏切にて

高校生時代にはそんなに遠くまで出掛けられませんので、やはり地元の電車を自転車で撮りに行くというのが一番手っ取り早い撮り鉄趣味でした。
地元の電車といえば、西武電車。
そして、安直に撮れるのは通学ルートに近いところにあった踏切ということになります。

本日はそんな高校生時代に撮影したお粗末な西武線の赤電の写真をどうぞ。

クモハ361 78.6.14 中村橋ー富士見台

撮影場所は西武池袋線の中村橋と富士見台の間にあった人と自転車しか通れない踏切です。
初夏の朝の下り電車を一応「バリ順」で・・・撮っております。
最初にやって来たのは、クモハ351形。
既に、仲間の多くは支線に振り向けられており、本線運用末期の姿です。

クモハ507 78.6.14 中村橋ー富士見台

次は351形の進化形・501系、窓を全開にしてやって来ました。
今はこのような全開する電車は希少ですね。

クハ1449 78.6.14 中村橋ー富士見台

次は最古参電車のクハ1411形。
この頃は元気いっぱい走っていました。

クハ1467 78.6.14 中村橋ー富士見台

最後は光漏れしてしまったクハ1467。

光漏れなんていう失敗もデジカメ世代の人には何を言っているのかわからんでしょうね。

2016年2月21日日曜日

東急沿線昭和探しのプチ散歩

所用でTQ沿線に出かけた折に折角なので、池上・旧目蒲沿線の昭和な駅風景の今を見に行ってきました。

16.2.19 大門

この電車で戸越へビュン!

16.2.19 戸越銀座

戸越銀座、到着しました。
駅前商店街、懐かしい風景が今も残っていますね。

16.2.19 戸越銀座

懐かしい雰囲気の残る戸越銀座駅ですが、世界に誇れる街造りに一生懸命の越後屋電鉄もこの沿線にはあまり投資をしていませんが、それでもちょっとずつ手を入れているようで、駅舎の基本形は変わらないものの、最近流行りの安っぽいサイディングでリニューアルされてしまいました。


クハ7301 16.2.19 戸越銀座

線路脇で何本か電車を見送りましたが、こんな感じの電車ばかり。

デハ1319 16.2.19 戸越銀座

結局今や最古参の7700系は来ず、これが一番まともな部類。

16.2.19 旗の台

旗の台にも久しぶりに立ち寄ってみました。
懐かしい長~いベンチは健在でした。
でも、上りホーム側のベンチは改修中で姿が無くなっていました。

クハ1013 16.2.19 旗の台

旗の台で今昔写真、撮ってみました。


デハ3494 79.6.19 旗の台

こちらは1979年の同じ場所。
上を走る大井町線のほうはすっかり変わってしまいましたが、池上線のほうはあまり変化がなさそうな気がしていましたが・・・・
変わっているものと変わっていないもの、結構ありますね。

16.2.19 久が原

途中駅の駅舎は改築こそされていないものの、結構新建材でリニューアルはされています。
次は沿線で一番良い雰囲気の駅舎が残っているはずの久が原へ。


クハ1023 16.2.19 久が原

こちらの風景は変わっていませんでした。
これでちょっと安心できました。

16.2.19 久が原

久が原の駅舎は幸いあまり手が入っておらず、昭和の風景が残っています。
でも、もうじきこちらも新建材にやられちゃうかも知れません。

16.2.19 昭和の暮らし博物館

その後、沿線プチ散歩。
こんなところに立ち寄りました。


デハ7712 16.2.19 下丸子ー武蔵新田

そのまま、下丸子へ。
池上線では一本も走っていなかった7700系。
多摩川線でようやく歌舞伎号をキャッチ。
結局、この日7700系は両線合わせてもこの一本だけしか走っていませんでした。

16.2.19 武蔵新田

武蔵新田駅前には気合いの入った建物が健在です。

16.2.19 武蔵新田

こちらの駅もずいぶん雰囲気が変わってきました。

16.2.19 武蔵新田

ホームは昔のままでした。
やわらかい日差しが差し込むまったりとした午後の風景。
木造の上屋に木造の窓サッシと長いベンチ。
良いですね。

16.2.19 不動前

最後はこちらで下車。
こちらは昭和の面影がゼロ。
正に激変の駅です。

デハ3452 79.7.3 不動前

同じ場所から撮ったデハ3450形。
以前は33‰で坂を上って武蔵小山に向かっていましたが、今は地下に潜っていく線形に変わりました。
同じ場所とは思えません。