大井川鐵道のズームカーは譲渡時にわざわざ試験塗装からオリジナルカラーに戻すリクエストを大井川側がしたという話があるぐらいなので、基本的にオリジナルカラーで活躍を続けています(こちら⇒大井川鉄道の南海ズームカー)。
片や一畑電車のズームカーは、微妙なカラーリングに塗られて活躍を続けています。
しかしながらいよいよ先が見えて来たようで、来年からは某電鉄のステンレスカーがここにもやって来てズームカーは真っ先に淘汰されそうな勢いです。
そんな折(だからこそでしょうが)、南海オリジナルカラーが一畑電車でも復刻されることになりましたので、これも最後の晴れ姿を見ておきたくなりました。
デハ3018 13.8.17 川跡ー高浜 |
幸いにも訪問初日は南海ズームカーが大活躍してくれましたので(京王線カラーは松江しんじ湖温泉で夕方まで昼寝でした)、ズームカーのダイヤに合わせて行動をしました。
正面の丸いサボが無いのでちょっと間抜けたような顔つきになってはいますが、やはりオリジナルカラーは魅力的ですね。
デハ3018 13.8.16 大寺 |
熱風の吹き抜ける待合室で一時間後の電車を待つのはそれなりにしんどいですね。
デハ3018 13.8.16 大寺 |
デハ3018 13.8.16 一畑口 |
線路の奥に廃線跡を道路にした道が遠望されます。
デハ3008 13.8.16 松江フォーゲルパークー秋鹿町 |
松江フォーゲルパークは家族連れで賑わっていましたが、こちらは線路際で日干し、脱水状態です。
デハ3016(左)、デハ3018(右) 13.8.16 松江しんじ湖温泉 |
左の電車はデハニ運転講習用にやって来た電車です。
デハ3018 13.8.16 松江しんじ湖温泉 |
デハ3018 13.8.17 松江しんじ湖温泉ー松江イングリッシュガーデン前 |
暑い一日の始まりです。
デハ3018 13.8.17 雲州平田 |
駅に貼ってあった『お客様のご意見』らんにこんな記載がありました。
ご意見:『3000系を残して欲しい』
ご返事:『老朽化が激しいのでご勘弁を・・・』
『平成26年度から車両更新を行う予定です・・・』
のようなやりとりが書かれていました。
運転講習で頂いたテキストにはばたでんの電車諸元が掲載されていました。
その製造年を見ると1960年から1962年、特に南海カラー復刻車は最長老の1960年製で既に53歳を迎えているわけです。
実車を見るに付けもうやむを得ないかな・・・というぐらいの状況まで老朽化は進んでしまっていることを感じさせました。
2 件のコメント:
一畑にも某電鉄のステンレスカーって、まさかアレじやあないですよね。
Cedarさん
某電鉄のまさかのアレじゃないかと思います・・・。
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