内容の濃い本です |
それは、こちら 『写真で見る西武鉄道100年』。
表紙を見るとちょっとイメージできませんが、実に内容の濃い本です!
編集余話(こちら⇒編集長敬白 西武鉄道100年編集余話)にも書かれているように、西武鉄道自身がプロカメラマンに依頼して沿線全駅の駅施設から駅前風景までを驚くべきカット数で記録されたものを編集して掲載されています。
たまたま名取編集局長からその編集過程での実際のベタ焼きを拝見したので、その記録の精緻さと圧倒的なボリューム、それをまとめるまでの労苦が偲ばれる内容になっています。
一時代を切り取った鉄道風景・鉄道施設が全駅に渡って記録された資料はもう二度と出てこない貴重なものだと思います。
地元中村橋駅のページと、西武501系模型 |
戦争中に不要不急設備として無くなった上り屋敷駅も掲載されているぐらい全駅掲載なので、地元の中村橋駅も当然載ってます。
今回の写真を見て初めて、生い立ちの違う池袋線・新宿線各々がそれぞれのデザインポリシーでほぼ共通設計のデザインの駅舎で建てられていたことがわかりました。
特に新宿線は共通設計のポリシーが非常に強く反映していることが良くわかりました。
96.1.10 中村橋 |
そのデザインポリシーで作られた最後の生き残りでした。
中村橋駅の記事はこちら(⇒地元の駅、西武池袋線中村橋)。
西武鉄道好きには勿論ですが、鉄道施設を中心としたストラクチャーに興味のある方にもオススメの本と思います。
6 件のコメント:
私も絶対買いたい本です。
残念な事に近所の本屋にはまだ入っていませんでした(泣)
西武の全てが分かるようで、この本の出版までは大変な作業だったようですね。
私も買っちゃいました。私の地元の駅の懐かしい写真が載ってました!!
ウ○コ積み卸しの写真は凄い貴重ですよね。流石に私が生まれたときには無かったのですが、現在は住宅や店になってる、あの場所が、実はウ○コだらけだったというのは。。。。
という思いで眺めておりました。
実は、まだ買っていません。
大泉学園駅も30年前までは古風な駅舎が残っていました。
趣味的には気に入っていましたが、実際に利用すると乗降客の多い駅なので狭くて不便でした。
katsuさん
駅のエミオでも発売しているみたいですよ。
編集作業を垣間見ましたが、元資料が一部の駅は混ざってしまっていたようで、確認作業等大変だったようです。
maru-ha殿
地元の駅が載ってるから買わにゃいかんですよね。
貴兄の下車駅はウ○コの積み込み場があって、随分後年までその場所は空き地になっていたのは、やはり買い手がつかなかったのかしら?
元・いきもの部長さん
大泉学園駅もかなり後年まで旧駅舎が残っていましたね。
ただでさえ狭い立地でしたので、たしかに使い勝手は悪かったでしょうね。
今は駅反対側が広くなって別物になっちゃいました。
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