6月末で32年間勤めた会社を退職して一週間後、このチケット持って日本を発ちました。
自分にとっては一大転機でありました。
そして、ベルリンに到着。
訳のわからないバス乗って、それでも中央駅に辿り着けました。
駅前のホテルに無事到着。
約一か月弱のひとり旅の始まりです。
以前から思っていたことは、60歳になる前に一回で良いから先を決めない旅行に行っておきたいということでした。
これは会社勤めを続けている限り絶対的に無理な話。
色々逡巡しましたが、決心しました。
ドイツ到着時のホテルだけは予約済みでしたが、あとは行き当たりばったりです。
ドイツにはベルリンの壁崩壊直後に行きました。それから25年。
前に行った時のドイツの鉄道とは様変わりしていました。
列車も随分近代的になり、大半は電車になっていました。
そして、北ドイツのはずれの街に到着。
このホテルで三泊しました。
7月だというのに暖房が欲しい陽気でした。
こんな汽車を見ながら3日間ここでは過ごしました。
その後は各地を色々と廻って自分なりに充実した旅ができました。
このようなことができたのはありがたいことでしたが、その後がよろしくありませんでした。
帰国したらすぐに次の会社に出勤予定で手続きも終わっていたのでしたが、帰国してからも連絡は無く、いつから出社できるのかわからずに連絡をしたら、なんと全ての約束は反故になっていました。
企業の取締役だから大丈夫・・・と相手を信用して文書を交わしていなかったのが失敗でした。
そして、まったく想定外の個人事業主に。
その時は余りの仕打ちに悲しさと憤りしかありませんでしたが、今その会社の様子を見ると結果は良かったと思えるようになりました。
あれから5年。
今、世の中は、コロナ禍で厳しいことがてんこ盛りですが、前向きに生きてゆきたいものです。
ふと、そんなことを思い出しましたので書いてみました。
この旅のことはこちらをご覧いただけますと、概要がわかります。
⇒https://tsurikakedensha.blogspot.com/2015/07/blog-post_61.html
6 件のコメント:
あれから5年も経ったんですねえ。
還暦過ぎると時の流れはジェットカーかCTAかというくらいに急加速しますから、いいタイミングでの旅だったように思います。
chitetsuさまも色々と悩み考え、素晴らしい人生を築いていらっしゃいますね。5年前の決断が間違っていなかったという証でしょう。今後も楽しみにしています。
やはり…というか
バードドーベランの路面蒸機を
最初に訪問されたのですね。
私は30代の頃に仕事で出張した時に
休日にベルリンから日帰りで行きました。
あれから20年経ちますが
写真をみた感じは変わっていません。
Cedarさん
あっという間に5年です。
早いですね。
これ以上加速度がつくのは勘弁ですが、そうなるのでしょうね。。。。
OER3001さん
ありがとうございます。
その時はどうしようかと思いましたが、今となっては思い出とできるようになりました。
会社に翻弄されない自由な立場で、この先も頑張ってゆきたいと思います。
にぶろくさん
この時の旅行で一番行きたかったところがバードドーベランでした。
見て乗って、沿線歩いて3日間では足りませんでした。
できれば再訪したいです。
コメントを投稿