世間はその話題で持ちきりですね。
ということで、弊ブログもそれにあやかって31年前の昭和から平成に代わって最初の鉄の旅スナップから当時の様子を見てゆきたいと思います。
平成最初の鉄の旅は和歌山の小私鉄巡りでした。
キハ58003 89.1.20 湯浅 |
湯浅駅で停車中の有田鉄道のキハ58形。
戦争中不要不急路線として廃止された代償のような形で戦後湯浅まで乗り入れていました。
この国鉄線直通は信楽高原鉄道での正面衝突事故後に取りやめになったそうです。
キハ58003 89.1.20 湯浅 |
国鉄線上に単行のキハ58は何とも不思議な光景でした。
キハ603 89.1.21 西御坊 |
その晩は御坊市内の商人宿に投宿。
徒歩で市内散歩しながら、西御坊へと向かいました。
キハ603 89.1.21 西御坊 |
存在感の無い雰囲気の駅で、今にも廃止になってしまいそうな印象ですがどっこいこちらは生き残っています。
キハ605 89.1.21 紀伊御坊 |
紀伊御坊駅にはキハ40000タイプの気動車がお休み中でした。
客用扉がバスのようなものがついているのが残念。
キハ603 89.1.21 御坊 |
この列車で御坊に戻ってきました。
89.1.21 御坊 |
駅前では御坊南海バスというのが発着していました。
当時でもかなり古いタイプのバスがやってきました。
89.1.21 日方 |
そのあとは野上電鉄にちょっと立ち寄り。
モハ25 89.1.21 日方 |
このころは自由に車庫内見学ができました。
ちょうと朝のラッシュが終わって古い電車たちが入庫中でした。
89.1.21 海南 |
日方駅脇を走る紀勢本線の電車、この当時はこんな電車でした。
以上、31年前のスナップからでした。
6 件のコメント:
和歌山の小私鉄も御坊臨港→紀州鉄道しか残っていませんね。それどころか、海南~亀山間は最大のヴァージン区間なんです。中上賢次の小説好きとしては、いつか行きたいと思いつつ時が過ぎていきます。
お久しぶりです。
日方のホームから撮った写真に惹かれます。
そろそろ何か形にしたいと考えてはいるのですが、
なかなか身体が言うことを聞いてくれません。
困った大昔のモデラージジイです。
Cedarさん
紀勢本線に大きな穴が残っているのですね!
自分は乗ったものの、『はやたま』利用でしたので夢の中で、沿線記憶がございません。。。
イワキ鯨川さん
お久しぶりです~。
思いがあっても体が動かない・・・・
自分もどんどんそうなってきています。
困ったものです。
「キハ40000タイプの気動車がお休み中でした」というキハ605は元・岡山臨港鉄道のキハ1003ですね。
車体長のスペックだけ見れば当時流行のレールバス第二世代と同等だ、というそれだけで臨鉄から購入し、見かけだけでもレールバスに寄せようと1枚窓もどき&バス扉にしてみたものの、当然ながら使いようもなく終わってしまったという…。
野鉄といいよくよく検討もせず勢いで使えもしない車両を買ってしまうのは、おおらかな和歌山人の気質なのかは存じませんが、おかげで風貌が変わってしまったとはいえ常磐炭鉱に端を発するオリジナル車両が現存するのですから有り難いと申すべきなのでしょう。
匿名さん
このような気動車を買うとはちょっと驚きでした。
予備車目的でしょうが、あまりお役に立たなかったのでしょうね。
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