古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2019年4月5日金曜日

ぐるっと一周台湾の旅16 製糖鉄道を追う その3

前回紹介した工場に向かうさとうきび列車を市内に向かって追いかけます。

19.3.4 虎尾

タクシーが市内の踏切に到着したところで、チャーターは終了。
清算してタクシーを見送ってすぐに列車はやって来ました。
行きの列車は逆光でしたので、帰りの列車では違った印象の写真が期待できます。

19.3.4 虎尾

ゴロゴロ来ました。
右手の赤い旗は『今年も汽車が走り出したから、気を付けて!』という事が書いてあります。
一年中走っていない分、車との接触事故も結構起こるらしいです。
この時のお笑いな出来事はこちらをどうぞ
https://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2019-03-28


19.3.4 虎尾

さとうきびを満載した貨車がゆさゆささせながら通過。
線路状態の所為もあって、時として収穫物も振り落とします。

19.3.4 虎尾

その後、保存されている虎尾駅へと向かいました。
虎尾駅は昔は客扱いをしていて、当時の駅舎が修復されて残っています。
そこには蒸気機関車が一両保存されています。
日車製です。

19.3.4 虎尾
構内の様子も見えます。
現役の線路もあれば、放置された線路もあります。

19.3.4 虎尾

製糖工場構内です。

19.3.4 虎尾

近くの公園には1067mmの機関車も保存されています。
左の方は元の機関士さんで90歳になられるそうで、日本語も達者。
我々をここまで案内してくださいました。

19.3.4 虎尾

製糖工場の入り口です。
一般公開されている日もあるようです。

19.3.4 虎尾

工場のすぐ近くには鉄橋が残っていて、デュアルゲージの線路も残されています。
ポニーワーレントラスは東海道線で使用されていたものの再利用品とのことです。
日本とのつながり、歴史を感じる製糖鉄道訪問でした。
台湾一周鉄道の旅・鉄道の部はこれをもって終了となりました。

最終回に続きます。

2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

虎尾の思い出、あの元機関士のご老人は強烈ですね。
Cedarが訪台していた20年前は旧日本語世代の方にすごく親切にされました。
いきなり家に招かれて、ご飯ご馳走になったりしました。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
元機関士さんはお元気でしたね。
久し振りに日本語話せたと喜ばれたのかもしれませんね。
20年前は日本語しゃべれる人はかなり多かったのでしょうね。