静岡鉄道駿遠線は日本最大の非電化軽便と言われていますが、保存車は皆無に近い状況です。
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13.5.29 藤枝 |
そのような中で、おそらく唯一保存されているのが意外にも蒸気機関車です。
その機関車には上記の企画展出展の折に見ることができました。
B-15号という比較的新しい機関車で、藤枝市郷土博物館に保存されています。
こちらは解説です。
戦後製の蒸気機関車で、現役で活躍した期間はかなり短かったようです。
どのような経緯でこの機関車だけが残ったのかはよくわかりません。
駿遠線といえば気動車や蒙古の戦車のようなユニークな機関車が思い出されますが、それらは一切残っていないのが残念です。
6 件のコメント:
国鉄のB20に似た、いかにも戦時設計の無骨な機関車ですね。
どうしてこの機関車が選ばれたのか、理由に興味が湧きますね。
マメウサ
藤枝に移る前、昭和45年頃、まだ静岡の駿府城内にあった市立児童館の屋根付きの広場的なエリアに黒ベースですが水色や赤、黄色などのペンキで塗られてキャブ内にも自由に入れるまさに子供のおもちゃになっていました。
すぎたまさん
おっしゃる通りで、それほど活躍しなかった機関車だけが現存しているのが謎ですね。
マメウサさん
そんな時代があったのですね。
そう考えると今の保存状態は恵まれていますね。
実は保存車はもっとあったのですが、これ以外全部壊れてしまって丈夫な蒸気機関車だけ残存したというのが真相です。
自分も現物は見れませんでしたが、新井清彦氏の『軽便探訪』(正確にはこの連載記事を読んだ堤一郎氏の投稿)によるとハ1・8がダルマにされて相良海水浴場のバンガローに、ハ19が相良中学校の校庭で丸ごと静態保存(他に吉田中学校にハ23も)されてたそうなのですが、いつのまにか全部荒廃して解体されたそうです。
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