緊急事態宣言も解除されたので、10月最初の土曜日に銚子まで行ってきました。
この日の目的は成田ゆめ牧場で蒸気機関車が運転されるのを見に行くことでしたが、折角成田まで行くのならちょっと足を延ばして、銚子電鉄に行きがけの駄賃で行ってみようと考えました。
ところが、思ったよりもやはり銚子までの距離は遠く、成田からちょっと足を延ばしても全然銚子には辿り着けないのですね。実際は成田は自宅と銚子との中間地点で、銚子までは自宅から成田よりも時間がかかるのでした。
グーグルマップで調べてみました。
自宅から銚子電鉄の仲ノ町までの距離は141Km、所要時間2時間36分です。
同じ距離でどこへ行けるのかな?と調べたら、軽井沢でした!
こちらは146Km。高速アクセスの良さもあって、こちらは1時間53分と2時間を切っています。
隣県の目的地よりも2県間に挟んだ信州のほうが近いのです。何となく感覚ではわかっていたものの、実際調べると明らかに銚子は遠いです。
最初に銚子電鉄に行ったのは1973年の夏でした。千葉から延々キハ17に揺られてようやく着いたというのが実感で、当時は銚子まで行くのに優等列車を使わないで行くと半日近く掛かりました。その時からずっと銚子は近くて遠いところという印象が強く、ついつい行くのが億劫になってしまう場所となりました。
21.10.2 小見川 |
というわけで、きっかけがないと行くのが億劫な銚子にこの機会に行ってみることにしました。青の濃淡電車がちゃんと見れていなかったのも気になっていたからであります。
時刻表を見ると朝の8時台までは2列車運行の様なので、早起きして朝の電車だけ撮って成田ゆめ牧場へ向かおうと考えて行動開始です。
分かっていても、やはり銚子は遠いです。
途中の小見川でもう疲れてしまいました。
ここで小休止。
道路を見ると結構な散乱物が。
自宅の方に比べてこちらは台風の影響が強かったようです。
始発電車がやって来ました。
台風の影響はなく、定時運行でした。
6時過ぎなのに電車は全てパンタを下げてお休み中。
聞いてみると、安全確認をしているそうで確認とれてから運転再開しますとのこと。
あれれ、どうもついていません。。。
これは、電車の走る姿を見ることなく終わりそうな予感。。。。
また来るのも大変なのに。。。
続きます。
6 件のコメント:
銚子ってやっぱり遠いですよね、京成青電色?の京王も見たいし、次の一泊旅の候補にと思うものの、銚電の「なりふり構わなさ」が辛いかなあ~なんてことも思うので2の足踏んでるんです。
Cedarさん
おっしゃる通り物理的にも精神的にも銚子電鉄は遠いですね。
聞くところによるとバスで行くのが一番楽ちんで早いとか。
でもどうもバスでの旅は今一つ気分が乗りません。
銚子は一泊二日でのんびりがベストなのでしょう。
調子は国の突外れ、なんていわれますが、普通列車で行くとそれを実感します。同じ時間で新幹線なら大阪に着いていますから。銚子に限らず、千葉県内はバスが圧倒的に便利で、JRの特急がほぼ全滅なのも頷けます。
銚子(というより犬吠埼)には、過去5度訪れたことがありますが、最初は小学生だった昭和40年頃、渋谷からの潮来・鹿嶋・犬吠埼巡りの観光バスツアー、その次もまだディーゼルだった銚子からバスで、銚子電鉄に初めて乗ったのは、3度目だった昭和48年頃。犬吠駅から「地球が丸く見える丘」に登った記憶もあります。最後に訪れたのは昭和60年、朝ドラの舞台になったときで、トロッコ列車に乗ったことを覚えています。結局、銚子に行ったのはこの時が最後でした。
銚子電鉄の現状は多くの人の知る通りですが、銚子市も人口減少が近年激しくなり、最盛期には10万人近くあったのが、今では6万人を切るか、というところまで落ち込み、市の財政も一層苦しくなって電鉄に金を出す余裕もなく、車両や線路の維持も大変気厳しいとかで、このままでは大いに行く末が心配になってきます…。
モハメイドペーパーさん
千葉県内の房総や銚子などは普通列車で行くと長く感じます。
特急乗るのも勿体ない気もして、そして結局行かないという選択肢になってしまいます。
伊豆之国さん
どこも人口減少、過疎化で街に活気が無くなっていますね。
先日行った足利、横手などでもそれを感じました。
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