ちょっと前の鉄道ピクトリアルが青梅・五日市線特集でした。
そこで、10年前に作ったまま塩漬けにしていた記事をいじって3回に分けてアップすることにします。
古い記事なのでいつもとはテイストが違うことをご了承ください。
青梅・五日市線の73系電車、一回目はクモハ73形からです。
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クモハ73603 77.8.10 |
モハ72の500番台を改造したクモハ73形で奇数車になります。
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クモハ73162 77.3.14 豊田電車区 |
こちらは63改造タイプで、多く配置されていましたが晩年は少数派になっていました。
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クモハ73079 77.8.22 東中神 |
近代化改造車にはちょっとユニークな車両がいくつかありました。
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クモハ73207 77.3.14 豊田電車区 |
こちらは近代化改造車の異端車・クモハ73207号車です。
DT15台車を履いた近代化改造車は希少です。
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クモハ73601 77.3.14 豊田電車区 |
600番代奇数車。
青梅線ではポピュラーな存在でした。
4 件のコメント:
旧型国電ではなく、五日市鉄道の気動車関連なのですが、先のRP23-9号の青梅、五日市線特集に興味深い記事がありました。
前の前の青梅、五日市線特集になるRP92-12号の社型車両の章(P17~23)の五日市鉄道の気動車の項目(P23)に「キハ101, 103は南武鉄道買収直前の1944年4月に設計変更認可(実際は廃車の再生なので設計認可が必要だったはず)をうけ二つの車体をつないで1両のボギー付随客車(サハ101?)に変身しており、現車は戦後まで残存していたという」という記述があるのですが、今回の特集でこれが証明されました。
今回の号のP43~が五日市鉄道の車両の章なのですが、この中のP45,46が気動車の項目で、ここで「キハ101と103を接合してボギー客車に改造されたことが記述されており、写真も掲載されています。形式と番号は「ハ101」として買収の2日前に認可されたが、「車体のみ汐留に鎮座し、国鉄籍は得なかったとされる」と記述されています。かなり前のRP誌の宇部、小野田線特集でも宇部鉄道の四輪単車について「資産」扱いが疑われる例や、阪和電鉄の別車両の車籍流用の復旧車の例もあるので、買収時に「車両」としてではなく、「資産」として扱われたようです。写真の解説に「かなりの大型車のように見えるが実際は車長は15mに満たない」とあり、ガソリンカー故かなり小さい車体をつないだ(大井川鉄道井川線の客車を2両つないだ感じか)ことが伺えます。
原口さん
五日市鉄道については分からないことが多いですね。気動車ニコイチの客車がいるとは知りませんでした。
都会専用の国鉄通勤型電車が、民家がまばらな山岳区間を走る姿は、青梅線独特の光景ですね。真夏の撮影なので、窓が大きく開いていますが、72系2段窓改装車は101系や103系のような、窓の全開機能はさすがに無理だったようですね(笑)。
緑の猫さん
青梅以遠の区間は都会から近いとは思えない風景を走っていましたね。
それほど回数行かないうちに無くなってしまったのでちょっと悔いが残っています。
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