路線延長は7Km,軌間は800mmです。
スノードン登山鉄道路線図 |
こちらがその路線図です。
駅名は非常にストレート。
途中駅は「Halfway」、頂上駅は「Summit」です。
18.5.6 Lianberis |
始発駅のスランベリス駅です。
ここはスイスの蒸気機関車で運転される有名な登山鉄道ブリエンツ・ロートホルン鉄道のイギリス版のようなもので、観光スポットとしても有名なようです。
そこを走る列車が客車一両しかつなげないので、事前予約しないとなかなか乗れないようです。
今回もメンバーが事前予約をしてくれましたが、やはり現地の切符売り場には売り切れの文字がありました。
チケットを手に |
そのチケットを手に乗り込みます。
座席も指定されていました。
座席も指定されていました。
18.5.6 Summit |
山頂駅に到着しました。
途中には駅があるものの、乗降は出来ないようで外に出ることはできませんでした。
18.5.6 Summit |
頂上の駅から見た眺めです。
険しく標高の高い山の少ないイギリスでは急峻な地形です。
切符は同じ列車、同じ席で往復というもので、一本あとの列車に乗るというようなことはできません。
山頂で30分の見学時間が終われば、戻るしかありません。
到着後はそそくさと車庫へ。
登山鉄道から見えた広大なスレート鉱山の風景です。
縦方向に走っている道のようなものはインクラインの跡です。
新緑が奇麗なイギリスの山の風景の中、ここからは山越えドライブです。
山頂で30分の見学時間が終われば、戻るしかありません。
到着後はそそくさと車庫へ。
登山鉄道から見えた広大なスレート鉱山の風景です。
縦方向に走っている道のようなものはインクラインの跡です。
新緑が奇麗なイギリスの山の風景の中、ここからは山越えドライブです。
18.5.6 Porthmadog |
そして、ポーツマドッグのホテルに到着しました。
インド料理屋さんへ |
時間はなんだかんだで21時を回っています。
イギリスの田舎では21時ぐらいになるとレストランも食事がとれず、飲み物だけのパブタイムになるお店が多く、下手をすると夕食難民になりかねません(のむだけならかなり遅くまで飲めるんですが、つまみはほぼ皆無で欲しいなら外で買ってこい、というスタンス)。
今回はなんとかインド料理屋さんへ。
この国の過去の歴史からインド料理屋さんは多いようです。
乾杯イエイ! |
そして、恒例のカンパイ。
イギリス来て初めてまともな夕食にありつけました。
それなりに美味しく頂きました。
翌日は未だ見ぬガーラットとの出会いが楽しみです。
8 comments:
イギリスの外食で日本人に間違いないのは、印か中ですね。パリでヴェトナム料理がうまいのと同じですね。
って全く本題とカンケー無くてすみません。
幾らラックレールとは言え、こんなオモチャみたいなカワイイSLが山を登るなんて凄いですね。釜焚きの人は蒸気の満圧を維持するのに、さぞ大変な思いをしているのではないでしょうか?
スコットランドの北部では、このような木も生えない荒涼とした山がありましたが、所謂イングランドは土地が痩せているので、草原のようななだらかな大地が続き、ゴルフ場なら幾らでも出来そうな景色ですよね。だから、ウェールズにこんな荒々しい感じの山があるとは知りませんでした。
あと夕飯ですが、会社帰りの人がパブに寄ったりするロンドンと違い、地方都市では殆どの人が家で夕飯を食ったあとにパブに繰り出すので、パブとかだと夜はポテチとかナッツとかしか置いてない所が殆どなんですよね。私の高飛び先の街で21時以降もやってた飯屋は、中華のテイクアウトとタイ料理屋、インド料理屋とかで、その他は、夜になると街角に出て来るケバブ屋の屋台くらいのものでした。
パブは結構ありましたが、23時で閉店するため、それ以上飲みたい人はディスコに飲みに行く事になります。夜中のディスコは結構オッサンや爺ちゃんが飲みに来ていて、店側もハウスやアシッド系の曲ばかりじゃなく、オッサン用にローリング・ストーンズやビートルズなんかもかけたりして、懐メロがかかるとオッサン達が異様に盛り上がっていました。
Cedarさん
噂には聞いていましたが、やはり・・・。
そうかもしれません。
ジモティーさん
ほんとうに荒涼とした風景が続きますね。
汽車に乗って山を登っていると、結構黒焦げの場所が。
もしかすると汽車のせいで燃えたからかもしれません。
食習慣、なるほどですね。
それであれば、納得がゆきます。
>結構黒焦げの場所が。
やはり連続の急勾配に挑むためにフルパワーが必要なので、蒸気圧を満圧に保つためには、
石炭をガンガンくべなければならないのでしょうね。
しかも、こんな小さな機関車なので燃焼室も狭く、石炭の燃え殻がすぐに溜まってしまうので、
場合によっては、登坂中に石炭の燃え殻を捨てて火床の整理をしなければならなくなり、
その燃え殻を捨てた跡が黒焦げの場所なんじゃないでしょうか?
以前話しましたトーマスの原作絵本(第19巻『山をのぼる機関車』)で、ここそのものではないですがそのまんまモデルにしたような鉄道が一度だけ出てきたことがあります。
カルディー・フェル登山鉄道というソドー島の鉄道ということになっているのですが、やはりスイス製のラック式蒸気機関車を使っているところで、ジモティーさんの「やはり連続の急勾配に挑むためにフルパワーが必要なので、蒸気圧を満圧に保つためには、石炭をガンガンくべなければならないのでしょうね。」の答えみたいなセリフに「頂上に着いたときは機関士も助手もへとへとさ、でも帰りは楽だけどね。」と機関車が言うのがw
ジモティーさん
乗車した時も少し上の方で燃えていました。
草だけで木も無いので延焼しないのでしょうが、機関士も乗客もまったく気にしていないようでした。
レサレサさん
ここをモチーフとした鉄道も登場するのですね。
原作の方がボランティア活動をしていたというタリスリン鉄道も旅の最後で訪れてみました。
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