古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Saturday, February 28, 2015

なんちゃってEF58画像集 その1回目

1000記事記念で京急デハ1000形のネガを探していた折、結構な頻度で東海道本線を走る電車の画像もありました。
京急も横浜までの京浜間が主な撮影場所であったのである意味当然ではあります。
その中で気になったのがEF58のネガでした。
自分ではそんなに意識していなかったものの、臨時で走るEF58の客レも撮っていたことに改めて気づきました。

ところが・・・・
どれを取っても電車以上に写真の構図が中途半端なものばかり・・・。
電車命のChitetsuにとってゴハチはついで意識が強く、どうも電車よりも気合が入っていないことが明白です。
そこで『なんちゃって画像集』で東海道筋を中心にその記録をまとめてみました。
ご笑覧ください・・・。


EF58 61 82.7.24 横浜ー川崎

最近、特急『富士』のリバイバル運転がありましたが、こちらは特急『はと』のリバイバル運転です。『はと』の名前に惹かれて珍らしくこれを主目的で出掛けました。
でも、当然ながら沿線は大混雑。
時間ギリギリに行くという気合不足は撮影アングルを制限させます。
手前側のコンパウンドカテナリーが非常に気になる中途半端な写真の出来上がりです。
まあ、こんなもんですか?というカットで終わりました。


EF58 88 82.7.24 横浜ー川崎

その時に同じ場所でやってきた上りの臨時列車。
上下でゴハチの客レがあったというのは今考えると贅沢な事ですね。

デハ1290 82.7.24 仲木戸ー神奈川

その脇ではこんな電車が走ってきて、これまたなんちゃって写真を撮っています。
でも何故かこの時の撮影行ではこのカットが一番印象に残ったのでありました。

EF58 36 78.12.8 新子安

新子安でも微妙な写真を撮っています。
この36号機は側面の窓の多い異端車であったと思います。

クモユニ74005 78.12.8 新子安

でもこの時の本命はこちらでした。
ほぼ同時にやってきたクモユニ74の下り荷物電車列車。
奇しくも新子安で荷物列車同士の離合になったわけです。


84.1.14 田町

こちらはEF58の牽引する臨時の踊り子号を撮ろうと田町駅にやって来た時の写真です。
ホームの端は既に満席。
この中にアナタは居ませんか?
気合の入らない私は一歩下がった場所で控えめ撮影です。
フィルムを装填してカラ撮りをした画像で、光が漏れていますが、鉄の群れとそれを見つめる一般客の姿が面白くてスキャンしてみました。

EF58 124 84.1.14 田町

臨時特急『踊り子』号がやって来ました。
偶然にも0けーとすれ違いを撮ることとなりました。


EF58 68 83.11.19 大井町ー大森

こちらも臨時踊り子、53号です。
何だ神田言ってゴハチ、撮っています。

EF58 129 83.11.19 大井町ー品川

こちらはサロンエクスプレス東京を牽引してやってきたゴハチです。
危うく左手の京浜東北に被られるところでした。

EF58 61 81.4.3 大船

こちらも偶然やってきたEF58。
それも61号機でした。

EF58 61 81.4.3 大船

でも、、次のカットはこれ。
うぅ~、ヘッタぴですぅ~。

EF58 1 81.4.2 大船

何故か上の写真の前日にも大船に行っています。
この時はトップナンバーの1号機を撮っています。


EF58 167 81.4.3 東戸塚

これは、まあ及第点でしょうか・・・。

EF58 126 83.12.9 東戸塚

似たり寄ったりの画像ですがHゴムの無いお顔はよろしいですね。
この頃は宮原(でしたっけ?)の大窓車を狙って追っかける人が結構いて、自分も真似して何回か行きましたが結局それは撮れず仕舞いでした。
努力が足りませんなあ・・・。

EF58 61とEF58 89
94.10.17 品川

こちらは1994年の鉄道記念日を記念した『鉄道の日レトロ号』という列車にぶどう色のEF58の重連が旧型客車を牽引するというので見に行ったものです。

94.10.17 品川

品川駅に停車中の客車の様子です。
このぶどう色の客車に機関車よりも興奮を禁じえない天邪鬼Chitetsuでした。

EF58 61とEF58 89
94.10.17 大森
客車を見ていたらタイムアップ。
こんな写真しか撮れませんでした。
折角の列車なのに何とも締りのない結果です・・・。

EF58 61 84.1.15 根府川ー真鶴

定番ポイントのこちらも一応行っております。


EF58 118 84.1.15 函南ー三島

ここも定番ポイントですね。
バッチリと思ったら架線のビームの影が・・・・


EF58 125 83.3.11 三ノ宮

数少ない西でのゴハチです。
横を走る新快速も懐かしいです。

結局『ゴハチ』は最後までロクな写真が撮れませんでした。

大変、お粗末さまでした~。。。。。。。

Friday, February 27, 2015

まもなくメールがまいります

くまもんカエルを見に行ったおっちゃんからメールが来ました。
おっちゃん⇒昨夜の顛末

メールは『来るよ』と先に言ってから来ません!

わんわん
くまもんおみやげあります。
今週火、水、金、土か来週の空きはありませんかー?

そんなことで今週水曜日にそのおっちゃんと飲み会になりました。


駄菓子菓子!
トラブル続出で予定時間遅刻必至の状況に。
そこで、

脱法ブログから無断転載

とご案内後、おっちゃんには

ちてつ
19:31高円寺です
遅れてスンマソーン

iPhoneから送信

こんなお遊びも、ストレス解消法ひとつかな?

15.2.25 高円寺

今回の場所はこちら。
お互い青春時代の思い出が色々とある街です。

乾杯イエイ!

最初は自分が行きたかった四文屋。

店内


中央線のガード下をビニールで囲った実にプリミティブな呑み屋です。

おいしいよ。


お値段も当然、リーズナブル。

おっちゃんプレゼント!

ここであのおっちゃんからくまもんみやげを頂きます。
電車ペーパークラフト!

カエル金太郎あめ!!

カエル金太郎飴!!

くまもんカエル!!

くまもんカエル!!!

ありがたく頂戴しました。
暫く平穏であった熊本電鉄は銀座線が入線することで、新たな世代交代が始まるようです。TQ大好きわんわんには居ても立っても居られない状況でドピュ〜ンと飛んで行ったらしいです。

5101A 13.7.23 北熊本

私が行ったときは二匹のカエルさんは揃ってお休み中なうえにこの有様!

5102A 13.7.23 北熊本

銀座線入線でカエルのみならずケバい改造された南海角ズーム辺りも覚束なくなるのでしょうか?
可哀相改造角ズームはこちら⇒熊本電気鉄道 上熊本今昔

わんわん金魚鉢

お次に登場はわんわん謹製の金魚鉢の残骸✖️工作中車体側板。
屋根のRを曲げてから窓を抜いた労作です。
現在の状況では窓も太くギザギザですが、これはこれから細くなって行くそうですので念のため。
この後Rをつけた屋根同志を合体させるそうです。
お顔もこれからなようですので、まだまだ先が長そうです。

ウンチ貨車と金魚鉢

私は糞爆貨車を持参しました。
糞爆好きなおっちゃん、予想通りにウケてくれました。
この貨車は知る人ぞ知る西武鉄道が糞尿輸送を戦後請け負った時に用意した糞尿貨車です。木製の肥溜めをトに載せた様なもので、走行中に中身のブツが結構漏らしながら走っていたという記述も残っています。
このような貨車がキットで発売される時代になったのも凄いことであります。
まあ、製品にする方もする方ですが、それを買う方も買う方もですが。。。



本日は昼間お互い業務上不愉快がてんこ盛りであったので、ついついお酒が進みます。


・・・・・

高円寺は魅力的なお店が多いので、二軒目に移動。

二軒め。

今度はおっちゃんお勧めのこの店へ。

乾杯イエイ!!

乾杯いえい。


なかなかリーズナブル

こちらのお店もなかなかリーズナブルで、美味い!

駅前徒歩一分、ニューバーグ

そして最後はこちらでハンバーグ定食で仕上げ。

かんぱいイエイ!!

乾杯いえい!
もう、訳が分からなくなりつつありますぅ~。

ハンバーグ定食

ここのハンバーグ定食、数十年変わっていないらしいです。
味も学生時代に食べたハンバーグ定食を思い出させました。
この店に入ったら、大学受験を終えた学生が上京して高円寺の安アパートを借りて、孤独な夕食を食べて暗い部屋に戻る・・なんて光景が浮かんで来ました。


おっちゃんと別れた後の記憶は全消去されていました。

Thursday, February 26, 2015

1984年2月 31年前の西ドイツ国鉄


2月も最終週、そろそろ卒業のシーズンですね。
1984年2月、リクルートヤングツアーを使って卒業旅行で訪れたヨーロッパ。
ロンドンから始まった西欧各国巡りの初の海外旅行。
その旅行の中盤に西ドイツのロマンチック街道を訪問しました。
日本では現在ほどには有名でなかったロマンチック街道を南側フュッセンからヴュルツブルクに向かっての366㎞を、ツアーバスでは無くユーレイルパスを使って鉄道で回るのは結構難儀なものでした。


211 153-2 84.2.24 Füssen

ロマンチック街道の旅のスタートはノイシュヴァンシュタイン城見学でしたが、その後のフュッセンから列車でのロマンチック街道を辿る旅はすぐにアクシデントに遭遇しました。


118 047-3 84.2.24 Augsburg Hbf

西ドイツのEF58と言えそうな118形機関車牽引の列車でアウグスブルグから本日の宿泊地に向かう時は既に陽が暮れかけていました。
緯度の高いヨーロッパは冬場は夕暮れがそれなりに早いです。
そしてアクシデントはその日の宿泊目的地である中世都市の面影を残すことで有名なネルトリンゲンに向かう列車の乗換駅(多分ドナウヴェルト)で発生しました。

乗換え駅で待てどもホームに人影無く列車は来ず、??と思っていると、珍しく我々以外誰も居ない夜のホームに構内放送が流れました(向こうでは駅のアナウンスは必要最小限か無いかのどちらか)。
しかしながらドイツ語放送を分かるはずも無い我々には、それが我々に向けての放送と分かるわけもありませんでした。
そこで、不審に思った駅員さんが我々の居るホームまでわざわざやって来てくれました。
駅員『どこへ行くんだ?』
我々『ネルトリンゲンへ。』
駅員『今日はもう列車が無いよ』
我々『えっ?』
駅員『今日は土曜日なので夕方以降の列車は運休だ』
そうなのです、時刻表を良く見ると土休日運休のマークが付いていたのでした。
途方に暮れた我々にすかさず駅員さんは、
『知り合いのタクシーを呼ぶからそれで行きなさい』
とタクシーを呼んでくれて、見知らぬ外国の若者だからと運賃も事前に値切って決めてくれた上にリーズナブルなホテルまで連れて行ってくれとの話までつけてくれました。

初めての海外旅行に加えて見知らぬ地で夜になってからのアクシデントに大変戸惑いましたが、この暖かい対応には大変に感謝をしたのであります。
右も左もわからない日本人大学生4人を乗せて闇の中を突っ走るベンツタクシーも良い経験でしたし、宿泊したネルトリンゲンのホテルも大変フレンドリーで、記憶に残る場所となりました。

お世話になったネルトリンゲンのホテル
84.2.25 Nördlingen


と言うことで、前置きが長くなってしまいましたが本日は31年前の今日、そのような経験をした時のドイツ国鉄の鉄道風景です。



110 216-9 84.2.26 Aalen 

タクシーで連れて行ってもらったホテルは恰幅の良いいかにもドイツのおばさん、と言う雰囲気のオーナーの小さいながらも清潔で親切なホテルでした。
その翌日は雪雲の中、中世の街をじっくりと観光して、ローテンブルグを目指しました。
当日は日曜日。
教会のミサのある日曜日の午前中はローカル線では列車が結構な本数で運休をします。
日本では考えられないことですが、ここネルトリンゲンでも午前中の列車は全て運休。
幹線の接続駅のアーレンまでは仕方なくバスで移動しました。
列車に乗れなかったのは残念でしたが、乗車したバスは、途中の小さな街ごとに小まめに立ち寄ってはまた走るために、ドイツの田舎の生活風景が垣間見れてこれはこれで貴重な体験でした。
前日のタクシー騒動と合わせて、異国のローカルバスに乗るという体験は結果オーライであったような気がします。
こちらはそのローカルバスで到着したアーレン駅です。

 84.2.26 Aalen

この時期のヨーロッパは概して天気がぐずつき気味です。
朝になると薄く雪化粧をしては溶ける、の繰り返しが何日も続いていました。


84.2.26 Aalen

しんしんと冷えた異国のプラットホームはこれまでに見たことのない魅力を感じました。

84.2.26 Crailsheim

ここはまた途中で下車した駅です。
どんな接続の都合で降りたのかとかはすっかり忘れました・・・。

84.2.26 Crailsheim

雪の残るこの寒々とした風景、結構個人的には好きです。

84.2.26 Crailsheim

ローカル列車の客車はこのステンレスの車体のものが多く運用されていました。

84.2.26 Crailsheim

こんな風景も異国情緒を感じさせます。


84.2.26 Crailsheim

おひげの車掌さんは乗客の各駅での乗降をしっかり見ていて、乗車後にちゃんとやって来ます。
その記憶力に脱帽しました。

84.2.27 Stainach


ローテンブルグでの観光後、翌朝は又もや一面の雪景色になっていました。
乗車する列車は雪を突いて到着しました。


84.2.27 Würzburg

ここ、ヴュルツブルグでロマンチック街道の旅は終わりました。


84.2.27 Würzburg