クモハ11405 75.3 横川 |
50系鋼体化改造車の中でも初期車に当たります。
初期改造車は運転台が全室式になっておらず片隅運転台のため、一位側(見えている側)の乗務員扉の次の窓が大きく、座席があるのが特徴です。
良く見ると前サボの左右の扉部分が車体に完全に埋め込まれており、開かずの扉になっています。
クモハ12017 75.3 横川 |
特徴は前回の「はじめての関西・山陽遠征 6」でコメントした通りです。
クモハ12021 75.3 横川 |
増設運転台の乗務員扉がウインドウヘッダーの下で止まっているのが特徴で、改造の手間をおさえたものと思われます。このタイプは幡生工場改造車の特徴でもありました。
この電車もよく見ると、左側のテールライトだけが取り付け式のものになっています。
恐らく貫通引き戸が引っ掛かってしまうので埋め込み式にできなかったのでしょう。
クモハ12032 75.3 横川 |
特徴としては、クモハ12021同様乗務員扉の上部がイレギュラーであることです。不思議なのは同じ幡生工場で1957年改造したクモハ12031(→前回の可部線でアップしているのを参照)は増設乗務員扉が標準の高さで改造していたり、既設運転台側を非貫通改造していたりと何故か同仕様になっていないことです。
まあ、そのあたりが楽しいのですが。
数少ないモハ50系からの改造クモハ12です。
クハ16472 75.3 横川 |
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