というわけで、本日は東武東上線の東武練馬と成増付近の今昔日記です。
モハ7888 81.8.23 東武練馬 |
後パンの後期車のモハ7888先頭の下り準急電車。
踏切も背景の風景も都内とは思えない34年前の風景です。
モハ7839 81.8.23 東武練馬 |
池袋へ向かう78系急行電車。
東上線では行き先サボがパタパタ式、列車種別が貫通扉のサボ受けに表示されており、本線系統とは逆の表示スタイルをしていました。
クハ34411 15.4.12 東武練馬 |
こちらは現在の同じ場所です。
背景の家並みがすっかり変わってしまいました。
TQからいじめられて東上線にやって来た30000系もすっかり馴染んできました。
クハ317(左)、クハ8185(右) 81.8.23 東武練馬 |
『下塗りしかしていない・・』と言われて揶揄されていたベージュ一色時代も懐かしいです。
先日東上本線池袋口から引退した8000系も新製が続いていた頃です。
クハ11644(左)、クハ11641(右) 15.4.12 東武練馬 |
現在は銀色の離合です。
ホーム上屋は今も延長されておらず、昔と変わっていないようでした。
成増に移動します。
モハ7836 81.8.23 成増 |
こちらは成増駅を発車する上りの急行電車。
クハ34412 15.4.12 成増 |
現在の同じ場所です。
左手のマンションは変わっていませんね。
駅構内は改修工事たけなわでした。
クハ303 81.8.23 成増 |
こちらは成増始発の普通電車。
73,78系活躍当時は基本6両編成、朝晩に8両編成が登場し始めた頃でした。
クハ11005 15.4.12 成増 |
現在の電車編成は普通電車も10両編成になっていますので、ホーム進入時を見計らって撮りました。
モハ7837 81.8.23 成増 |
同じ電車の反対側です。
クハ9002 15.4.12 成増 |
地下鉄直通車も休日は暇なのか、普通電車運用に充当されていました。
以前は無かったエレベーターが新設されています。
これは、ここに限らずいろいろな場所で見られる光景ですね。
モハ7837 81.8.23 成増 |
成増の和光市方には当駅折り返し電車の引き上げ線があります。
クハ34404 15.4.12 成増 |
同じ場所の現在です。
上下本線の渡り線が池袋方に移動しています。
クハ303 81.8.23 成増 |
成増折り返しの引き上げ線の脇を快走する73系電車。
クハ11634 15.4.12 成増 |
振り向いた和光市方の同じ場所です。
ちょうど都合良く折り返し電車が脇に停車中でした。
快速電車という種別が追加されています。
クハ14440 15.4.12 成増 |
今も残る駅脇の踏切風景。
成増駅周辺は高架化などの工事対象にはなっていないので、結構昔の姿を残していました。
12 comments:
73・78が健在な頃はまだ成増名店街ビルがありましたでしょうか。
池袋まで出向かなくとも有名デパート支店やボーリング場、スーパーに結婚式場にキャバレーまで同居したカオスな建物でした。
模型店の「キック」にはよく通ったものですw
建替えでダイエーとなりましたが、昨今のニュース見ますとここも閉店となってしまうのでしょうか?
成増は変わらないですねえ。
駅ホームの西側に看板建築の通運事務所があって、平成に入ってからも残っていましたが、いまどうなっているでしょうか。かつては事務所の脇に寄居方から分岐した線路が引かれていて荷電が停車し、線路の終端部分を板張りで車が入れるようにしてあって、荷電と縦列に駐車したトラックに荷物を積み替えていたようですが。
やはり最後のカットが好きなもやもや鉄です。
成増にはむかし池袋から移転した模型屋さんがあって何度か行きました~12号線さんのおっしゃる『キック』も知ってます。
12号線さん
成増駅はダイエー側はなぜか行きませんでした。
成増名店街ビル、見ておけば良かったです。
模型店も行こう行こうとおもいながら結局行きませんでした。
風邪引き低Nさん
今回はさんざんな風邪引きでしたね。
声は出るようになったでしょうか?
駅ホーム西側の通運事務所は弄られながらも生き永らえていましたが、今回見たら跡形もなく無くなっていました。
荷電の引込線があったなんて、今や信じられませんね。
Cedarさん
やはりCedarさんは最後のカットですか~!
成増の模型屋さんは行くことなく無くなってしまいました。
低Nさん仰せの引き込み線は以下で紹介されています。
http://www.geocities.jp/omotetu/spotmatic/moyuni/moyuni.htm
ただ上り運用の場合、上り本線からこの引き込み線に直接は入れないため3・4番線到着後に寄居方の引き上げ線に転線し更に向きを変えて荷電ホームに向かったのではと思われます。
Cedarさん仰せの模型店なのかは判りませんが、Hおもちゃ屋でも鉄道模型扱っていてグリ完の小田急1800が後年までありましたw
12号線さん
成増の引込み線の記事紹介、ありがとうございます。
ここの画像は初めて見ました。
こんな風になっていたのですね!
結構感動して拝見しました。
東武東上線の成増駅は学生時代だった70年代に利用していたので、懐かしく拝見しました。
地下鉄接続駅が埼玉県にある和光市駅になったため、都区内の区間では複々線化や立体化が実施されず現在でも70年代とあまり変わっていません。
駅も70年代始めの上板橋駅橋上駅化以降大きな変更がありません。
そんな昭和の香が色濃く残る東上線も大山駅周辺での立体化工事の計画が出ているようです。
成増駅の引込み線に停まる荷電は何度か見かけたことがあります。
朱色の電車は、いつの間にかクリーム色になりました。
昭和54年当時の成増駅の様子がこちらで紹介されています。
http://sk-photo.main.jp/toujou/narimasu/narimasu.html
また旧駅舎の画像がこちらで紹介されています。
http://www.tj100th.jp/history/
http://members.jcom.home.ne.jp/osami.oka/page017.html
それにしても電車のバラエティが増えましたね。
以前は8000系と7300-7800系だけでした。
元・いきもの部長さん
東上線の都区内区間は昔の風景が比較的残っていますね。
今成増駅は改修工事が行われており、この後少し変化しそうです。
今昔記事のご紹介、ありがとうございます。
参考になりりました。
今から40年ほど前、まだ7300系や7800系が幅を利かせていた時代の東上線にはじめて乗った頃から、昭和の間に何度か乗ったときには、電車が成増駅を出て埼玉県内に入ると、景色が大都会から田園風景に一変し、「ここに東京と埼玉の県境がある」ということをまだはっきり認識できていたのでした。小さな川が流れる谷になっている辺りが県境になっていて、埼玉県側に入ると田んぼもあったようで、高台に建っている、鐘突き堂のあるお寺のたたずまいが印象的だったのが今も記憶に残っています。十数年前頃から、社用を中心に再び何度か乗ってみると、かつての田園地帯にも住宅が立ち並び、高層マンションも増えて、「そこに県境がある」ということはもはやほとんど認識できないくらいになっていたのでした。
伊豆之国さん
成増を過ぎると風景は一変しましたね。
鐘つき堂あたりもその頃に自転車で訪れた事があります。
今は、地下鉄乗り入れで別の意味で風景が一変しますね。
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