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Wednesday, October 9, 2013

第9回軽便鉄道模型祭レポート その3

第9回軽便鉄道模型祭レポート、最終回です。
お隣の部屋のDMCの機関庫モジュールは昨年話題をさらっていましたが、今年も進化を遂げていました。

機関庫手前が拡張

昨年超精密機関庫を作られたモジュールは同じ作者の手で手前に奥に増殖していました。

阿部さんの作品がモチーフ

昔の阿部さんの記事を参考にして作ったというこの風景。
そのまんま拡大コピー状態!
ここからの風景も良いのですが・・・。
増殖部分は他にも見どころ有り、とChitetsuは感じました。

上からの全景

上から見た増殖モジュール全景。
手前の緑部分が気にかかります。

裏山が気になります

自分的にはこの奥の里山と小径に一番、目がゆきました。

この小径が気になります

この感じ、87分の1スケールではなかなか再現できない質感です。

すごく手間かかってます

しつこく撮影。
ずいぶん時間をかけたそうです。
それ、良くわかります。
植生を考えながらの工作、ただでさえ地面モデラーが少ない中でも、日本でやっているモデラーは希少です。

反対側

反対側にも潜入。
いいですねー。
暫しフリーズ。

左の小屋は鹿島鉄道がプロトタイプ

こちらは、オーソドックスな角度。

基隆の泥んこトラック

去年の祭りで発売された『基隆』本で登場した泥んこトラックの写真をベースにした車も登場。
ちゃんと泥が盛大に跳ねています。

ここだけ台湾

こちらも同書で出てきた『肝っ玉かあさん』。
良い味を出しています。
因みにこれだけの線路をジョイナーでつなぐのはさぞかし大変ではと洞察。


決まっています

あららぎさんのモジュール。
手堅いです。

まだやり残しが多いそうです
裏側からも。
まだまだ製作途中だそうで、この先の工程のための基礎などがあちらこちらに見え隠れしています。
この先、どうなるのでしょう?
楽しみです。


裏側も味わいが
更に裏側。

以上、今回の軽便鉄道模型祭リポートでした。
来年は10周年。
どんな模型を1年後見れるのでしょうか?
楽しみです(他人事・・・・・)。

4 comments:

元・いきもの部長 said...

誤字があったため、訂正;再投稿させていただきます、

昨年見たときは、すごすぎる出来栄えに思わず絶句しました。
今回も期待を裏切らない発展をしていました。
泥んこトラックと肝っ玉かあさんは『基隆』本を見た人だけにわかる小ネタでしたね。
使える市販品がほとんどないOスケールでは、苦労が絶えないことと思います。
しかし、小径の表現に注目とは、さすがChitetsuさん、目の付け所が鋭いですね。
個人的には、エンドレスを走るKOPPELの弁装置の動きを楽しみました。
実物は静態保存された高島平(蓮根?)の有田鉄道と宮崎の宮崎交通しかなく、
模型でしかその動きを見ることが出来ません。
ともに軽便サイズなのに1067mmゲージのガニマタ機です。

chitetsu said...

元・いきもの部長さん
こちらのDMCグループの作品は見応えがありました。
個々の作品のスタンスは結構異なっていますが、それぞれにオリジナルの作風があってそれも見ていて面白かったです。
Oスケールの工作には仰るように苦労する部分が多いようですが、アメリカンナローではこちらのほうが主流になりつつあるようですね。

あららぎ said...

ご紹介いただきありがとうございます。
思わぬ視点からのカットに、新たな妄想も膨らみます。1/35でもなく1/87でもない、1/48の難しさを痛感しております。
オランダフラワーを代表格に自然モノとスポンジや紙などの人口モノをどう見立てて折り合わせるかが課題です。
個人的には自然2人口8位が1/48のバランスかと捉えています。(全部野山でも)

chitetsu said...

あららぎさん
こんにちは。
軽便祭、お疲れ様でした。
本年も皆様の作品群に興味深々、たのしく拝見させて頂きました。
大きいスケールならではの表現と、逆に難しさの両面があるのが見ていてよくわかります。
緑の表現もまさにそのことが言えますね。
自然物と人工物の融合のさせ具合、悩ましいところです。