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Sunday, April 28, 2013

鉄道コレクション第17弾・京阪600形

毎回楽しみな鉄道コレクション通常版、今回の第17弾は私の好きな電車が集中投入!
要らないのが一つも混じっていなかったのは初めてです。
そこで・・・今回は初めて二箱購入の愚挙に出ました(その時のお話はこちら⇒鉄道コレクション第17弾購入)。
鉄コレラインナップ全貌はその時同行したあのオッチャンによってすでにこちらで紹介されています(⇒おっちゃんサイト)。

私は、今回も各形式ごとにレビューをしてゆきたいと思います。

第一回目は京阪電車です。
今回の鉄コレ第17弾の中で話題性が高そうなのは、やはり京阪京津線の電車でしょう。
600形は二両セット、350形は両運車一両という悩ましい構成です。
もしかしたら260がシークレット???なんて思いましたが、考えてみればそれはそれで別口で出したほうが得策ですよね。

609

鉄コレ600形二次車。
いい出来ですね~。
パンタ換えただけで十分満足!

609

正面がちにちょっとアップにしてみても、印象把握は実に良いですね。
屋根の隙間、押したはずなのに見えてますね。
肉眼と違って写真はモロアラが出ますので怖いです・・・。
これは接着しないとダメかもです。

80形と600形

事業者限定の80形との並び。
こんなに大きさ違うんですね。

それでは、実物篇、スタートです。

600形20両は4次にわたって新造されました。
書類上は『新造』ですが、実態は260形と300形の車体流用で、普通の解釈では『更新』に当たると思います。
2000形スーパーカーも同じ手口で2600系に『代替新造』されています。
このあたりの京阪の考え方、よく分かりませんが何か法的に有利なことがあるのでしょうか?
バカな私は記事を信じて『260形とよく似た新車というのも変だな』的に思っていた時代がありました。

さて肝心の600形ですが、4次に分かれて『更新』されています。
1次車:601~608・・・・300形車体流用、正面窓フラット
2次車:609~612・・・・260形車体流用、正面窓パノラミックウインドウ
3次車:613~616・・・・260形車体流用、正面窓パノラミックウインドウ、妻面丸妻と切妻混在
4次車:617~620・・・・260形車体流用、正面窓パノラミックウインドウ、妻面切妻
妻面が切妻の車両は元両運車の改造車のようです。

618 92.5.5 蹴上ー九条山
九条山の坂を駆け下りる4次車、618。

608 92.5.5 日ノ岡ー九条山
こちら最初に改造された正面窓フラットな一次車、608。

610 96.8.29 穴太ー松ノ馬場
今回の鉄コレのモデルの二次車、610ー609編成。

278 81.2.22 京阪三条
こちらが上の写真の610の改造前の種車、278。
どこをいじって、どこはいじらなかったのかが良く解ります。
やっぱり、これは『更新』であって、『新造』と言えないのでは・・・と私個人は思います。
この260形の取り付け式前照灯タイプの姿、大好きです。

612 91.12.17 浜大津
こちらも二次車の612。
浜大津付近を三条に向かいます。

617 92.1.14 三条ー東山三条
暮れなずむ東山をゆく617。
600形、路面走行が似合いますね。

8 comments:

鉄コレわんわん said...

それにつけてもちてつ殿、おはようございます!
すばらしい実車解説ありがとうございます!
本当に世界一有益なサイトでいらっしゃいます(爆)!
さて、わたしの記事も書き換えましたが・・・
ってことは
特急色の603+604は1次車で609+610とは顔が違うってこと!??
・・・幕張に走ってでも特急色1次車買うべきでした、、、、

chitetsu said...

鉄コレわんわん殿
おはようございます。
そうなんです・・・特急色になったのは一次車なので正面ペッタンコで今回の17弾の二次車とはお顔が違いまっせ!

鉄コレわんわん said...

おお!また即レスありがとうございます!
では、関西に走ります(爆)

Cedar said...

鉄コレ自体が今やブームなんですね。ついに京津線まで行きましたか~Nなんて老眼のわたしにゃ到底無理ですから関係ありませんが・・と些か負け惜しみです。

記事中の実物写真に痺れてます。

Anonymous said...

>600形20両は4次にわたって新造されました。
書類上は『新造』ですが、実態は260形と300形の車体流用で、普通の解釈では『更新』に当たると思います。

京阪のことはほとんどわからないので
確かなことは言えませんが、地元住民や鉄道ファンに「新車」をアピールする意図でなければ 多分税金対策だと思います。 帳簿上で「既存車の更新」にするよりも「新造」にした方が
資産価値が残り(既存車は多分 既に減価償却期間が過ぎていたと思います。)経費が増したと解釈されて何かが減税されたのではないでしょうか。実際どうであったかはわかりませんが。

昔 ある開業医で所得税を300万円支払う必要があったのですが、そのまま支払うのも癪だったので急遽「往診車」という名目で自家用車を購入し 経費に計上してかなり節税できたようです。(今は難しいと思いますが。)
これと似たようなことをしたのではないでしょうか。民営鉄道ならではの苦肉の策だったかも知れませんね。

chitetsu said...

わんわん殿、関西出撃の折はアチキの分も欲しいでやんす^o^。

chitetsu said...

Cedarさん
私もNゲージ、小さ過ぎて見えません!
なので、アラも見えません!
故に、楽しめます^o^。

chitetsu said...

匿名さん
コメント、ありがとうございました。
私も恐らく税金対策なような気がします。
お客さんには更新でも見た目が綺麗になれば新車と勘違いしてくれそうですしね。
ただ、よくわからないのは、以前JR西が鉄板電車の延命措置をしたのも税金対策だと聞いたことがあります。
これとは真逆な発想な感じで、どちらがメリットがあるのかよくわからないです。
まあ、想像でしかないですが。