はりまや橋から再び電車に乗って伊野方面に向かいます。
とでんの魅力は単線区間にも多く見られます。
16.9.1 八代通 |
鏡川橋から伊野までは単線区間となっており、朝倉までは特殊自動閉塞式、朝倉以遠は通票閉塞式となっており、未だにタブレット交換の風景が見られます。
90.1.12 伊野商業前付近 |
こちらは、以前乗車した時のカット。
運良く予讃線のちょっと安っぽい気動車と鉢合わせしました。
701 16.9.1 伊野 |
久し振りの伊野到着です。
山陽の電車も高知での生活の方が長くなりました。
『いの』の赤サボが良いですね。
合理化で省略しても問題ないものを維持しているのはとでんの思いなのでしょうね。
1002 90.1.12 伊野 |
こちらは、四半世紀前の伊野です。
基本的には今も変わっていませんが、どこか古めかしいのは白黒のせいだけではないでしょう。
伊野については気になることがあるので、別記事にまとめます。
201 16.9.1 桟橋通五丁目 |
折り返し今度は桟橋線に向かいます。
数少ない冷房付き200形がやって来ました。
16.9.1 桟橋車庫 |
桟橋車庫も道路から様子を伺います。
とさでん交通カラー化の進捗は半分弱といったところでしょうか。
16.9.1 桟橋車庫 |
200形は大半の車輌が冷房が無いので、数珠つなぎでお休み中でした。
以前訪問時は夏でも活躍していましたが、メンバーが変わらないのに動かないで済むということは、運用数とかが見直されたのでしょうか?
16.9.1 桟橋車庫前 |
桟橋車庫前でとさでんカラーの離合。
何十年来変わらない光景ですね。
16.9.1 はりまや橋 |
陽が傾く頃再びはりまや橋へ。
松山に向かうバスの時間まで電車遊びを続けました。
623、801 16.9.1 はりまや橋 |
ANAとJALの競演。
ちょっとシュールですね。
201 16.9.1 高知駅前 |
高知駅前にやって来ました。
220 90.1.11 高知駅前 |
以前は駅前には入らずに横に曲がったところにのりばがあり、歩道橋に当時の痕跡が残っていました。
これは便利な改善ですね。
16.9.1 高知 |
龍馬さんにも敬意を表して・・・。
16.9.1 高知 |
駅はすっかり立派になりましたが、ちょっとだけ食べられる蕎麦屋さんとかも無くなってよそよそしい感じでした。
16.9.1 高知 |
最終の伊予鉄道高速バスで宿泊先の松山へ向かいました。
12 comments:
高知~松山のバス、Cedarが乗ったのは国鉄バス、一般道路をいく景色のよい区間でしたがえらく時間がかかりました。今は2時間もかからないのでは?
Cedarさん
地図を見ると以前のルートは景色良さそうですね。
今回の所要時間は約2時間半でした。
昔の「なくごく号」、乗りましたよ。伊野で気になる所といったら、ポイントの右に分岐する先の方ですね。
お久しぶりです。
元とでん運転士です。
この度はご乗車ありがとうございましたww
数年前、日中を中心に市内~朝倉便および桟橋線などで減便され、車両運用本数が2~3本減りました。
それ以前は、日によっては真夏でも終日200形が活躍する場面が見られましたが、近年は200形がすべて昼寝していても十分賄えるんです。
もちろん、夏場以外は日中も普通に活躍しています。
(100形ハートラムは限定運用・岐阜から来た590形は桟橋線専用・1000形は伊野線には入線しない…など、車両運用上の制約はいくつかあるのですが、200形は冷房がないことを除けばオールマイティーでした)
私が現役運転士の頃は減便前だったので、真夏の桟橋線200形で4往復なんていう仕業もありました。
せめてもの乗客サービスということで、桟橋車庫前到着ごとに車内に団扇を補充、高知駅前では管理職がしばしばおしぼりを配ったりしていました。
モハメイドペーパーさん
伊野で気になるのはやっぱりそこですね。
改めてそちらは別途まとめます。
のどあめさん
さすが、裏話ありがとうございました。
やはり減便されたのですね。
朝倉付近で以前より電車が少ない気がしました。
200形走らなくても運用賄えるのですね。
1000形は1990年当時伊野で撮りましたが、その後何か不都合があったのでしょうか?
趣味的には、美濃町線上芥見界隈とも似た雰囲気のある、後免・井野線の単線区間を590形に走って欲しいと思っていますが、そう上手くは行かないのですね。美濃町線でもタブレット交換を見たことを思い出しました。
200形の夏場の運用が無くなってしまったことに驚きです。初期200形の冷房改造車は電車のクーラーとは思えない巨大で複雑怪奇な外見の冷房装置を積んでいて苦心の跡が伺えました。
みかんさん
車輛の運用にはいろいろ制約があるのですね。
今回訪問で200形が冷房改造車以外走っていないのはびっくりしました。
最初はもしかして廃車になっちゃたのか?と思いましたが、車庫で見て納得しました。
1000形は、詳しい事情はわかりませんが、近年は伊野線の運用からは意図的に外されています。
僕が運転士見習の頃は、伊野線の保線が行き届いておらず、特殊な台車の1000形と特殊な運転操作の100形は単線区間では乗り心地が悪いし、遅延の原因となるから入線させていない…と教わりました。どこまで本当かわかりませんが・・・
もっとも、CHITETUさんの記録にあるように、1000形も100形も伊野線の運用についてい時期もあります。
実務的なことを言えば、1000形のように内向きに開けられる側面窓は、通票交換に適していると思います。
590形も、後免線や伊野線で活躍できれば、美濃町線時代のようなフォトジェニックな光景を土佐で再現できるんでしょうが、また、加速がいいので、末端区間のほうが活躍できそうだとも思うのですが、どういうわけか、しばしば主幹制御器に過電流が流れる不具合が起こるんです。
そういった不具合が起きた場合、ひどいときには変電所の管轄区間全体が停電してしまいます。
桟橋線ならば沿線に車庫があるので車両交換が容易ですが、後免・伊野線の末端では緊急時の対処がむずかしく、ひとたびそのような事態が起これば、後続の電車が連結して車庫まで回送しなければいけない(はりまや橋のクロッシングで入れ替え作業もしなければならない)ので、リスク回避のため、必然的に桟橋線専用みたいな運用になっています。(なので、名鉄時代から備わっているいい感じのタブレットキャリアや整理券発行機は活躍の場がありません\\)
200形は各地で見られた都電6000形コピー電車ですが、他の車両は姿を消し最後の生き残りになりました。
駅員を介さずに運転手だけでタブレット交換が出来るのは軌道法ゆえだそうです。
ところで、安っぽい気動車が走るのは土讃線ではありませんか。
のどあめさん
なるほど、いろいろな問題があるのですね。
名鉄電車はだましだまし使われている感じでしょうか。
コメント、ありがとうございました。
三等急電さん
都電コピー電車は車齢が車齢だけに少なくなりましたね。
交換時にぴったりの位置に停車してタブレット交換するシーンはなかなか見ものでした。
今回も土讃線とのツーショット見れるかと思いましたが、そう都合よくはいかないですね。
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