暑い季節はともすると箱を閉じてタンスの肥やしになる恐れがあるので、心を鬼にして(?)そうなる前に早速工作に入りました。
因みにこの製作記は『名鉄モ400』としてではなく、『地鉄電車』として製作をしますので、実物とは異なるところが散在することになります点がありますので、ご了承ください。
実際に落ち着いてみてみると、このキットにはそれなりに???な問題点やエラーが散見され、思ったよりは楽でないような気がしてきました。
内張りの半田付け |
正面と妻板は一体ロストなのでこれを貼り付けたら、あっという間に車体は完成・・・
なのですが、その継ぎ目がどう考えても嬉しくありません。
たいへん細いドア脇の部分が何故か車体側面側にあるので、どうやっても四方に立派な継ぎ目が縦にバッチリ発生してしまいます。
リベットがなければヤスって整形で訳ないのですが、リベットがある以上、継ぎ目を半田で埋めて継ぎ目を消すのは至難の業。
ほぼ完璧にリベットは消え失せます!!
この部分は何としても正面・妻板側に持って行って欲しかったところです(呪)。
正面・妻板の取り付け |
妻板はセロテープで仮止めしてから半田を流します。
屋根の接合はこんな感じで |
外側は継ぎ目が消えるまでどんどん半田を盛ります。
床板アングルの取り付け これ、ちっとも曲がりません! |
これは、屋根整形時に力が加わって車体を歪むのを防止するためです。
アングルはエッチングパーツで、筋彫りに合わせてアングル状に曲げて使う指示になっていますが、
が、が・・・いざ曲げようとすると・・・
ちょっとやそっとでは曲がりませんでした。
カッターで溝堀りもしましたが、どうもうまくいきません。
ちゃんと万力に咥えて板で押さえてやればそりゃ・・・曲がるのでしょうが、個人的にはこれを4個作るのが嫌になってしまいました。
そこで、こんなパーツは早々にポイして、市販の3×3のアングルにさっさと変更しました。
上手く行かないで停滞するのは、精神的に宜しくありません。
ロストの雨樋が・・・上向いてる! |
???・・・ロストの雨樋が上を向いてしまっています。
これは(これも!)NGですね。
楽できると喜んだ雨樋ですが、悲しいかな潔く折角のロスト雨樋は削り落としました(涙)。
その後、0.8×0.4の帯板の雨樋を車体に巻きました。
何もかも思惑通りには行きません!!!
車体がほぼ完成 |
最初にヌカ喜びしたようにはここまで来ませんでした。
暑い時期に大汗かきました・・・・。
でも、箱になった姿は、格好い良いから、良しとしますか・・・。
正面から見た姿。 |
ここからのアングルは、いい感じですね。
2 comments:
連節痴鉄どん、おはようございます~
この勢いだとマジで連休中の完成ですなあ!
ぼくの作業が遅いせいもあるんですが、Nの車体削りはなかなか終わりません(><
それにしても、コレ、たいへんよいハンダづけの教科書になります!
続編を楽しみにします!
犬山線殿
おはようございます(^_^)/
73の窓削ってますか?
私は名鉄電車に悪戦苦闘中です・・・。
汚い半田付け画像、こんなもんで大丈夫という見本になれば幸いで~す。
Post a Comment