ちと高い(割には優しくない)キットです |
こちらが散財品です。台車や床下機器,、果てはライトのレンズさえ無いのに44、000えんはちと高いですね~(その上ちっちゃい=これは関係ないかもですが)。
エッチング一体の内張りにロスト一体の正面と妻面。
あっという間に出来ちゃいそうです(実はそうは問屋が卸さなかったのは後で分かりました・・・その点については今後1ユーザーの声として、逐一ブーたれます)。
先ずは衝動買いをせざるを得なかった実車についての思い出から今回はスタートします。
印象に残った鉄道ファン誌の写真 |
名鉄モ400形は73年頃の鉄道ファン誌に掲載された諸河氏の上の写真で存在を知りました。
この写真はちょうど引退寸前の様子を捉えたもので、緑色の車体のちょっと不思議な『連接車』の存在を初めて知った瞬間でした。
鳥居を手前にしたこの写真はその後瞼に焼き付く一枚となりました。
その存在を知った時には既に肝心な実車は引退後でしたが、幸いにも保存されたことも後で知りましたが、行く機会は何故か訪れず(・・・と言うか保存されていれば後回しでも大丈夫という安心からなのですが・・・でも、これはそうは行かないことが多いのはこちら⇒一畑電車の可哀相な保存車デハ23でもわかるのですが・・・)、引退後35年してから初めて実車に会えました。
そしてそれから5年後に模型を手にした訳です。
その姿に魅了されてから40年の歳月が経ってようやく自分の手許にやってきたことになります。
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
連接改造の後の全長は約20Mとなり、定員120人の大収容力を持つ電車になり、改造としてはそれなりの成果があったものの、改造費が高いことがネックとなり追加の改造を逡巡。
少しするとボギー車に余剰が発生し始めたのでそちらで輸送力増強は賄われることとなり、在来単車改造の連接車化はこの1形式1(2)両のみとなりました。
廃車は1973年、この種の電車にしては珍らしくちゃんとサヨナラ運転もされ、尚且つ保存されるというラッキーな結果になりました。
保存場所は何故か愛知県岡崎市の南公園。
どのような理由からなのか、名鉄繋がり以外余り縁の無さそうな岡崎にやって来たのかは不思議ですが、良い状態で保存されているのは何よりです。
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
パンタ付き側車両から見た外観。
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
基本的には同一デザインの表裏対称です。
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
台車がある関係で配管のつなぎは車体部分に吊り上がっています。
ブレーキ方式が3管式なのが分かります。
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
こちらのケーブルは擦れてそのうちショートしそうですが、これで大丈夫なのか??
それとも保存後の悪戯でしょうか?
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
屋根上でもジャンパ栓らしきものが渡っています。
モ401 08.12.25 岡崎市南公園 |
車内の塗装が丸ノ内線みたいでちょっとこの電車にはケバいですね。
この色、現役時代からだったのでしょうか?
自分はどうもそう思えません。
5 comments:
<ク>に続く名鉄ですね、前記事にチラッと登場していてひょっとして?と思ってました。
元単車+元ガソの編成、地鉄色の感じも楽しみ。連休明けには完成ですか(笑)?
隠れてこんなもんお買い求めだったんですね(爆)!?
写真で見るとものすごく出来のよいキットに見えるのですが・・
ちなみにグリーンの車体にピンクの内装、アホみたいでぼくは好きです(笑)。
連休明けの完成を楽しみにしてます(糞)!
Cedarさん
名鉄縛りに結果的になってますね。
連接電車は初挑戦。
うまく走るかが、ちょっと不安です。
犬山線殿
初めまして(爆)。
逃げも隠れもせずに買っておりました!
一見出来の良いキットに見えますが・・・
結構ダメダメな部分があって残念な感じでした。
連休、徹夜で頑張りますんで、わんわんも仙石線同時完成で頑張りましょう!
黒野駅レールパークに移設するべきではないでしょうか?保存車がないので移設したら良さそうですが?
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