田原町駅は京福電鉄合併前の三国芦原電鉄が開業、昭和19年に一回営業休止になっていました。一方、福井鉄道が田原町に達したのは意外にも戦後の昭和25年で、福井鉄道の路線延長、田原町開業に合わせて京福電鉄の田原町駅が営業再開をしたという歴史を持ちます。
京福モハ2203 95.10.3 田原町 |
左側は京福、右側が福井鉄道です。
軌間も架線電圧も同じで、こんなに線路が接していますが、両線のレールが繋がったことは過去に無かったそうです。
95.10.3 田原町 |
福井鉄道モハ143-1 95.10.3 田原町 |
95.10.3 田原町 |
電車が居ないとこんな感じです。
終着駅ながら、福井鉄道の田原町駅は無人駅です。
路面を複線で走ってきた線路は駅のホーム手前で収束しています。
開業時はどうだったのでしょうか?
きっと左側にもっと線路があったのでは。
福井鉄道モハ202-2 95.10.3 田原町 |
陽が傾き、帰宅する学生たちで活気があるホームに電車が入線してきます。
福井鉄道モハ202-2 95.10.3 田原町 |
その道路を渡る歩道橋から、さっきの高校生を満載した電車がゆっくりと路面に出てゆくところを撮りました。
京福電鉄モハ2100形 95.10.3 田原町 |
恐竜電車がやってきました。
現在この駅を介して双方の電車の直通構想が提案されています。
実現したら面白そうです。
2 件のコメント:
初めて田原町を訪れた時は
左側に線路もホームも有りましたが
いつの間にかホームが無くなり
やがて線路も撤去されました。
現在のホ-ムの武生寄りの
低い所が市内線の乗場でした。
常夜燈さん、コメントありがとうございます。
やはり左側に線路があったんですね。何となくそんな気がしていました。ホームもあったということは相対式ホームの駅だったのでしょうか?手前が低くなっているのも何故だろうかと思っていましたが、市内線用乗り場とのこと、納得です。
なんかすっきりしました。
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