古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2012年7月15日日曜日

久し振りの西鉄電車

先日、ピンチヒッターで急遽福岡に出張が発生しました。
 話があった時、困った顔をしながらも内心ほくそ笑んでいる自分もおりました。
 と言うことで、客先アポイントを大幅前倒しをして朝一番飛行機で福岡を目指して、稼いだ時間で西鉄電車を見てきました。
目的地は貝塚、昔の名称で宮地岳線の始発駅です。 活発過ぎる梅雨前線のお陰で雨模様でしたが、香椎まで往復して最近の様子を見てきました。

モ606 12.7.13 西鉄香椎

 始発駅の貝塚も変わっていましたが、それ以上に西鉄香椎までの区間の変貌も激しく、高架化によって昔日の面影を見出すのは難しい状況でした。
モ9 81.2.28 西鉄香椎

こちらは以前訪問した時、地平時代の西鉄香椎駅です。
アングル的にはほぼ同じはずですが、全然別物で比較とも言えないような変わりようです。
電車も古典的なオリジナル電車、モ9です。
単行の電車に人が群がっています。
どこか学生のファッションの今と違う気がします。
当時は、国鉄との乗り換え駅は千早ではなく、香椎が一番近かったのだと思います。
国鉄香椎から駅前の道を歩いて行った記憶があります。

モ315 12.7.13 西鉄千早

 活躍している電車は殆ど600形のワンマン電車でしたが、一本だけ古い電車も活躍していました。
以前の訪問時は本線から転籍したばっかりでしたが、今は3扉化改造をされている上に冷房搭載もされ、更には下周りも一新されていました。 乗車して見ると、西武線で聞いた事のあるモーター音がしました。
もしやと思って戻ってから調べたらやはりそうでした。 西武のFS342を譲り受けてカルダン化改造をしたとのことでした。

モ315 12.7.13 貝塚
始発駅の貝塚です。
以前の写真と似たような位置で撮ってみました。
モ315(左)、モ313(右) 81.2.28 貝塚

こちらは地下鉄開業前の貝塚駅です。
この当時は対向式ホームだったのは今回スキャンするまですっかり忘れていました。

モ315 12.7.13 貝塚

車内の様子です。
かなりの手が入っているものの、金具類等は昔からのものの転用でしょうか、どこか古さを感じさせます。
モ315 81.2.28 貝塚
以前のモ315です。
台車はDT12を履いています。
国鉄からもらったものでしょうか?

ク365 81.2.28 貝塚

相方のク365です。

貝塚車庫 81.2.28

最後は貝塚の車庫風景です。
場所は変わっていないはずですが、駅からの距離感や広さ等が車窓から見た感じは随分違う気がします。

ということで、滞在一時間のミニトリップ報告でした。

2 件のコメント:

宵闇 さんのコメント...

宮地岳線最終日に行ったので、とてもなつかしいです。

確か宮地岳線としての最終電車の一本前が吊り掛けで残っていた314編成でした。

その運用を最後に九州から普通鉄道の吊り掛けが消えました。

chitetsu さんのコメント...

宵闇さん
宮地岳線最後の日に行かれたのですか。
私も二度目の訪問時に終点まで乗車しましたが、まさかこの路線が短縮されるとはその時には夢にも思いませんでした。