古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2021年11月27日土曜日

琴電のレトロ電車のラストラン

 11月3日、琴電の旧型電車がついに営業運転から退くということで、万難を排して行ってきました。


HPに公開された当時の予定です。
朝と夕方に長尾線と琴平線をそれぞれ全線一往復、その間の時間帯に仏生山で撮影会が行われるというスケジュールです。
今回はフルコースでそれを追いかけようと思います。


まずはフリー切符を購入して、長尾線の学園通りに向かいます。

21.11.3 学園通り~白山

もう、沿線は凄い人出です。


そして、やって来ました。


折り返し電車はすぐにやって来ます。
ちょっと角度を変えたポイントへ、民族大移動です。

00.5.15 同じ場所

こちらでの写真は以前随分撮影をしていました。




多くのカメラの放列を横目にレトロ電車は長尾線を去ってゆきました。

瓦町


次の電車で仏生山へ向かいます。
運よく瓦町からはレトロ電車の仏生山ゆきにぎりぎり乗れました。
撮影会は20分刻み、各回50名限定ということで早いもの勝ちです。
この電車を撮らないで並んでいる人とかがいれば、それでもいっぱいになってしまいそうですが、ダメもとで向かいました。


入手できるかどうか怪しかった整理券、入手できました!
レトロ電車に運良く乗れて、なおかつ先頭車の一番前で一番改札寄りであったことが功を奏したようです。
代金は3000円なり。



整理券の時間までは現役電車たちを撮影してから入場。


20分の撮影タイムの間に数回サボ替えなどを行ない、姿を変えてくれましたのでもうお腹いっぱいになりました。

羽床ー滝宮

撮影会終了後は琴平線沿線に向かいます。
一般の列車にもこの日のイベントの案内兼ねたヘッドマークがついていました。


そして待つこと数時間、琴平ゆき最終電車がやって来ました。

滝宮

琴平からの折り返し電車はもう日暮れ時間の走行です。
よく見たら滝宮駅で、10分程度停車することが判明。
駅の近くで無理矢理最後の走行シーンをパチリしてから最後の電車にお名残り乗車することにしました。


滝宮駅で発車待ちの上り最終運行電車です。




車内はぎゅうぎゅうでしたが、それが幸いして120号のドア脇に載れました。
これで去り行く景色を見ながらじっくりとお名残り乗車ができました。
乗務員扉が無い琴電オリジナル車両デハ車掌さんも大変。ホームに出らないので身を乗り出して前方監視。お疲れ様です。

片原町

飛行機の都合で、最期の仏生山までは行けなかったので、片原町でお見送りをしました。

撮影会料金に入っていたおみやげ

撮影会では代金と引き換えにこんな嬉しいおみやげが入った袋をもらいました。


2021年11月25日木曜日

中央西線冬景色。

前回アップした名鉄のモ510形撮影は家族で行きました。
そうなれば、いろいろと家族サービスも必要であります。
今日は岐阜に到着するまでの家族サービス内容から鉄分を抽出しました。

05.1.29 日出塩

岐阜には一泊二日で向かいました。
夜の中央道を走って、前日の早朝到着したのは中央西線の日出塩駅でした。



時間的に、ちょうど電車が来るようでした。
東海車が来るかと思ったら東日本車が来ました。
この電車もすでに過去帳入りですね。

05.1.29 奈良井
 
次に向かったのは奈良井です。



こちらでは家族サービスで古い町並み、散策です。


宮ノ越


徐々に西に向かいます。
こちらは宮ノ越駅です。



途中で貨物列車を待ちます。
おそらく、大桑~須原の間だった気がします。



貨物列車、EF64の重連でやって来ました。
どちらも貨物色の重連でがっくりしましたが、今考えるとこれでも十分貴重です。



そんなこんなで一日かかってしまいました。
この日の宿泊はこちら妻籠宿です。



寒い冬の日、観光客もまばらでゆっくりとした時間を過ごせました。

2021年11月22日月曜日

モ510形が美濃町線を走った日。

名鉄のモ510形は基本揖斐線系統に運用され、美濃町線には入線しません。
しかしながらたまに団体列車などで入線することがあり、一度はその走行風景を撮りたいと思っていましたが、ようやくその機会が訪れました。
時は2005年の1月、廃止を三か月後に控えた時です。自分にとっては最後のチャンスでもあったわけです。

05.1.30 忠節


まずは忠節にゆきます。
パンタを上げて出庫準備中でした。



出庫風景をまったりと撮影。

西野町


そして走行シーンを追いかけます。
まずは、忠節から美濃町線への回送電車から撮影。

徹明町

こちらは徹明町です。
普段は見られない直進コースを走るところを見ます。

金園町九丁目

団体列車が美濃町線の岐阜市内を快走します。



北一色ー野一色

車の列をかき分けて専用軌道区間に入ります。

上芥見


そして、どうしても撮りたかったのがこちら。
美濃町線随一の場所で待ち構えます。



もちろん、後追いも。

上芥見ー白金

鉄橋を渡るところもなんとか追いつきました。

上芥見

こちらは折り返し列車です。
やはりこの場所で待ちます。

競輪場前


締めはこちらで。
運良く白帯を巻いたモ600形と交換となりました。
充実した一往復の追っかけ撮影でした。

2021年11月20日土曜日

優待切符で秩父プチハイク。

 友人からもらった株主優待切符、期限が迫って来たので、ちょっと秩父へ日帰り旅に行ってきました。


利用する優待切符は東武線と西武線です。これを使って秩父鉄道線に乗って一筆書きのプチハイクを考えました。
まずは自宅前からバスでスタートです。

21.11.17 男衾

コロナ対策なのでしょうが、冷房+ラインデリアでの通風+窓開けで極寒の50000系急行に耐えて、小川町からはあったかい8000系にお乗り換え。
途中男衾で乗ってきた電車をホームからパチリ。

寄居

東上線を目いっぱい使って寄居駅に到着。



寄居駅の秩父線ホームは大変に昭和で良い感じです。

乗換案内も懐かしい、というかどこか物悲しい・・・


やって来たのは都営三田線。
今や秩父線最古参となってしまいました。
車内はハイキングの高齢者客で満席でした。
平日に下りの電車が混んでいるのは何となく嬉しい気分になりました。この電車のKD-70形の乗り心地もしなやかで御贔屓です。


樋口

樋口駅で下車します。


プチハイク前半は鉄道の部。
秩父の電気機関車が目的です。
汽車が走ると人だかりになるここも、今日は平和に独り占め。
最近話題になっている茶色くなったデキ100形が来るのをかすかに期待したりして。。。
やっぱりそうはいきませんでした。
8両あったデキ100形も今は3両しか稼働していないなんて、今回まで知りませんでした。


ほぼ一時間おきに来る貨物列車。
次も撮ることに。
そしたら、来ました!
茶色い機関車、良いですね!
既に同社の車齢は65歳。
今なお現役で普通に走っていること自体が奇跡的なのかもしれません。
もうこれで、大満足です。


時間を見たら乗車した都営三田線が帰って来そうなので、それをカメラに収めて鉄道の部は終了です。


樋口駅に戻ります。
紅葉も真っ盛り。まったりとした時間が過ぎてゆきます。

大野原

後半は街歩きの部。
大野原~秩父市内を縦断プチハイク。
この米屋さんが凄かったです。屋根が抜け落ちかけているのに今なお現役です!

秩父

そして、前から気になっていたこのお店に、思い切って入ってみました。


カレーライスにビールで遅めの昼食。
黒ラベルがちゃんと大瓶で出てくるところとかは嬉しいですね。


入った時には満席だった店内、食べ終わったら私だけになっていました。

飯能

西武線はこの電車でのんびりと飯能へ。
ビールのおかげもあったからか、紅葉を堪能することも無く半分以上寝てました。

豊島園

締めは豊島園線でドラえもん電車。

楽しいプチハイクがこうして終わりました。