先週、台湾に続いて中国大連に行ってしまいました。
これは、昨年秋にネコのカメラマンだった青柳さんとスタジオ撮影時に大変お得なパッケージ旅行があって、市電も見れるよ、と教えたいただき、実現したものです。
そのパッケージ旅行はクラブツーリズム主催のツアー
『全日空利用/シャングリ・ラホテル大連に2連泊 大連・旅順3日間』 大連・旅順充実観光
で、何と29,800円!
全日空利用でデラックスホテル泊まれて、料理・観光つきと正においしい内容で、福岡への片道正規運賃よりも安い!
その上、既に廃車になっていると思っていた日本製の路面電車に体験乗車ができて、満鉄本社にも入れる!(ただし、これはオプションですが)
これは、もう行くしかない!と話を聞いたその日に予約をしてしまいました。
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17.1.20 大連空港 |
というわけで、大連の空港に到着しました。
雪の少ない土地柄だそうですが、たまたま前日に積雪がありました。
気温は最高でもマイナスで、非常に寒いです。
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17.1.20 大連 |
パッケージ旅行ですので、自由はききません。
初日は大人しく観光です。
街並みは日本時代の建築も多く残り、個人的にはそれを見るだけでも興奮です。
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7-2271 17.1.21 世紀街ー民主広場 |
そして、翌朝。
ホテルから歩いてすぐの交差点で夜明け前の電車を待ちます。
見たかった電車が、暗闇の向こうから来た~っ!!
古い電車ですが、方向幕はLEDで文字がスクロールしていてちょっとビックリ。
日の出は7時5分。ツアースタートは8時半。
その間の食事時間を除いた時間が勝負です。
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7-2271 17.1.21 世紀街ー民主広場 |
流し撮りでなんとかキャッチ。
これは、感動です!
大連まで来た甲斐があったと実感した一瞬でした。
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7-2271 17.1.21 世紀街ー民主広場 |
後ろ姿も絵になりますね。
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7-2275 17.1.21 民主広場 |
その後、夜明けを待って車庫のある民主広場に移動しました。
最新の低床式の三車体連接車とすれ違う電車は日本時代の1937年に日本車輌製造で製作されたボギー車です。
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7-2270 17.1.21 民主広場 |
中央に両開きの扉を備えた3扉車はどこからどう見ても日本の電車です。戦後は大連市電に引き継がれて3000形となって活躍を続け、近年徹底的に更新工事を受け、車内も製造時を偲ばせるレトロ風の改造を受けて今なお現役を続けています。
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7-3507 17.1.21 民主広場 |
こちらは三車体連接車。
201系統ではこちらが少数派です。
お顔が何と無くピカチュウみたいでちょっと可愛いです。
現地大連製だそうですが、静かでスムーズそうに走っていました。
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7-3510 17.1.21 民主広場 |
こちらは車庫で出庫待ちの連接車。
カラーリングが数種類あるようで、こちらは京阪特急色風です。
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7-2280 17.1.22 世紀街 |
翌朝も早起きして電車を見に行きます。
この日は大変寒く、朝はー20度ぐらいだったそうです。
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17.1.22 世紀街 |
ここは、世紀街という電停ですが、この看板を見つけないとどこが電停か全くわかりません。
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7-2274 17.1.22 世紀街 |
何もないここが電停です。
お客さんが乗ろうとしています。
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7-2274 17.1.22 世紀街 |
旧満鉄本社をバックに走る日本製電車。
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7-3512 17.1.22 世紀街 |
同じ場所でピカチュウ電車。
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7-2286 17.1.22 華楽広場 |
そして、食事後のオプショナルツアーでメニューに組み込まれている体験乗車。
ちゃんと古い電車が来るのを待って乗せてくれました。
いよいよ電車に乗車です。
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7-2286 17.1.22 華楽広場 |
車内の様子です。
乗車料金は1元=約18円と格安です。
ツアー参加者だけの貸切状態で、撮りたい放題で楽しい体験乗車ができました。
続きます。