古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2020年8月31日月曜日

今日で閉園 としまえん。

最近マスコミで話題になっているとしまえんの閉園。
普通でしたら閉園騒ぎはどうでも良いのですが、地元で子供のころから遊んでいた遊園地なので、ここだけは最期を看取っておきたいので、葬式鉄ならぬ葬式客?になって閉園三日前の土曜日にいってきました。



駅からのアプローチ通路にもファイナイル感が出てきています。



こういうご時勢なので、人数制限・事前予約制です。
発売日にネットで購入。
それほどプレミアムなチケットでは無いようでしたが、売切れてはいました。




園内に入るとこんな看板が。



微妙に笑えます。



やはり、おとぎ列車は最終チェックを入れます。
昔からゆうえんちと言えばおとぎ列車でしたが、そういう体験をできるところも少なくなりました。
機関車の安っぽいディーゼル機関車音が何とも言えません。
これは珍しいシングルドライバーなんですよね。



鉄骨フェチとしてはこういう構造物も気になります。
折角のチャンスなので支柱もばっちり撮ってきました。



馬鹿にすると結構怖いフライイングパイレーツ。
今回は大混雑でパスしました。



割と最近できた西武線ふうチャレンジトレイン。
最新鋭の40000系やラビューもありました。
これは壊すのもったいない気がします。
西武園ゆうえんちとかに移籍するのでしょうか?



馬鹿にしていたら、ちゃんと信号を検知して自分で運転するらしいです。
ちょっとやってみたかったのですが、これも60分待ち。
諦めました。



最後におとぎ列車(正式名称は模型列車)の走行写真をパチリ。
結構侮れないシーナリーの路線なのです。



緑が多いのもとしまえんの良いところ。
この辺はきっと防災公園でも活用されるのでしょう。



最後は有名なエルドラド。
こちらは、大人気で当日分の乗車は締め切られていました。



ちょっと名残惜しいですが、これにて終了。




以上時代の流れを感じさせられた、としまえんお名残り入園記でした。

2020年8月29日土曜日

南武線のクハ79 (1)

南武線の電車シリーズ、二回目はクハ79形です。

78.1.29 中原電車区

中原電車区の全景です。
クハ79がいっぱい!
101系はオレンジバーミリオンとカナリヤがそれぞれ一本のみであとは見事に73系です。
信じられませんね、今ではこの風景。


クハ79212 77.12.27 稲城長沼

63形の面影を色濃く残すクハ79。
付属編成にはこのタイプの古参車が結構残っていました。

クハ79194 77.12.27 稲城長沼

上の写真の場所で待っていると本線を走ってきたクハ79も同じく63改造車でした。

クハ79194 78.1.22 中原電車区

こちらも同じクハ79194。


77.11.23 稲城長沼


稲城長沼の立川寄りには電留線が有り、朝晩活躍の付属編成がこのような形で編成ごとに分からて昼寝をしていました。
既に陽が傾きだしたこの時間は、出庫に向けてちょうど準備中の姿です。

クハ79150(左)、クハ79310(右)
78.3.24 武蔵溝ノ口
63改造のクハ79150と新製72系のクハ79310。
屋根の厚さがかなり違うのがわかりますね。
次回は新製72系のクハ79です。

2020年8月27日木曜日

南武線のクモハ73

南武線の73系電車は私が接した73系電車の中でも一番親しみを感じた電車でした。
各形式ごとに主な車両を紹介してみたいと思います。


クモハ73072 76.9.5 川崎

63改造のオリジナルクモハ73です。
この時点でも基本編成に組み込まれる偶数車は既に少数派になりつつありました。



クモハ73191 78.5.25 武蔵小金井電車区

中間に入ってしまうことの多かった63改造車をようやく最期の廃
車回送時に捉えることができました。

クモハ73109 77.11.23 稲城長沼

近代化改造車のクモハ73109。
正面に縦樋が露出している初期に改造されたグループです。

クモハ73125 77.8.2 中原電車区

上と同じ近代化改造車ですが、こちらは正面縦樋が埋め込まれたタイプです。


クモハ73509 77.11.23 稲城長沼

こちらは、モハ72から改造された近代化改造車です。
クモハ73の近代化改造車と基本的には一緒ですが、元車号がない為に500番代の番号が付けられています。
稲城長沼の電留線にて撮りました。
方向幕を回したら、こんな行き先が出てきました。
 

クモハ73517 77.3.26 中原電車区

偶数と奇数では空気管の配管が逆になっています。
 

クモハ73504 78.1.29 矢向

こちらも500番代車。


クモハ73507 78.7.31 中原電車区

普段はあまり見られない連結面側です。
葡萄色の国電にシルバーシートの表記は最後まで違和感を感じました。



クモハ73614 78.1.22 矢向

新製モハ72から改造された600番台。
偶数は後ろパンタ、奇数は前パンタ装備で、どちらも南武線に配属がありました。



クモハ73901 77.8.2 中原電車区

ジュラ電の試作改造車のクモハ73901。

2020年8月25日火曜日

西村慶明さんの作品展から

かなり前のお話ですが、さかつうギャラリーで開催された西村慶明さんの作品展で気になった作品の画像です。



作品名は『東京高架線』です。



東京前後の高架線の上下を走る木造電車がテーマの作品です。



大正期の東京をイメージした感じですね。



高架線下の人々の生業も再現。



形式とかは良くわかりませんが、東京市電らしいスタイルの路面電車。




良い雰囲気の作品でした。

2020年8月22日土曜日

居なくなった渋谷の青ガエル。

渋谷の青ガエルがいなくなりました。
既に色々話題になっていますね。



こちらは、まだ全身があった現役時代です。



まさか、この電車がここに来るとは思いませんでした。


14.6.4

スマホで最初に撮った渋谷のカエル。
設置されたのは2006年。
渋谷区が設置しました。
このような形で設置されたことには今もって微妙な気持ちが払しょくできませんが、なんだかんだと行く度撮っていました。

14.6.4

この頃は山手線電車もこれ。
ホームドアも無かったですね。

18.12.7
2018年の冬。
窓に変なの貼られています。

18.12.7

駅の改修でなるべく行きたくない渋谷でしたが、こんなのができちゃったのでやっぱり行く機会が減りません。。。

19.12.9

じわじわ浸食されて骨のようになってしまった銀座線の渋谷駅。


20.1.20

奇麗な駅にはなりましたが、不便になりましたね。

20.4.6

最後の桜と東急百貨店と。

20.5.14

コロナ禍でまるで人がいなくなったハチ公前。

20.5.14
スクランブル交差点をみつめる青ガエル。
この場所とももうじきお別れです。

20.8.13

そして、居なくなりました。。。
しょせん、厄介者払いにあったとしか思えません。

2020年8月20日木曜日

十和田観光電鉄 1997年8月。

1996年から約5年半、一か月に一回は十和田観光線の踏切を渡っての出張がありました。その折に触れて十和田観光電鉄の電車をちょっとずつ撮っていました。
そんなちょっとずつの写真から変わった編成を一つ披露しようと思います。

モハ3603 97.8.2 七百ー柳沢

クハ4406は通常自社発注車のモハ3401と手を組むのが常でしたが、検査の都合か東急車と手を組んでいました。
モハ3603とクハ4406の車高の違いが顕著です。

クハ4406 97.8.2 七百ー柳沢

こちらは振り返って撮ったクハ側の姿です。
当時は何となく撮っていましたが、今となっては懐かしい記憶となってしまいました。
毎回出張中の休憩かねてのちょっとずつ撮影なので、この時もこの一本を撮っただけで出張先に向かっています。