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2012年7月11日水曜日

1980年春、北陸電車巡り 福井鉄道 西武生の車庫

田原町からは元祖昭和の電車、モハ21に乗りました。
やはりあの大きな車体の電車がごろごろゆらゆらと路面を走行するのは電車に乗っても不思議な感覚です。
軌道線区間を終えると、郊外電車らしい速度で走り、西武生到着です。
福井鉄道は車庫も他社とは一風変わっていました。


モハ142-1 80.3.13 西武生
当時の最新鋭、モハ141形で、MMユニットになっており、長電300、名鉄900、自社オリジナル車両をかき集めて3編成作られました。
この142-1は長野電鉄で見たことのあるモハ300形の改造です。
相当に手が入っており、原型の面影は薄くなっています。
正面の方向幕がこのスタイルには似合わない気がします・・・どうもいただけません。


80.3.13 西武生
大変に渋い木造車庫建屋。
壁に照明用に電車のヘッドライトがつるされています。
寒冷地なせいでしょうか、入り口には扉が付いていますが、上部は架線の関係もあってか開放です。


モハ21 80.3.13 西武生
さきほど乗ってきたモハ21が車庫脇を福井に向かって走りぬけてゆきました。
上田交通の丸窓電車と同期生ですが、ずいぶんと印象が異なります。
側面の広告が残念!


モハ141 80.3.13 西武生
お化けのような廃車体が本社社屋の前に停まっていました。
ここまでするかという改造をされた元名鉄モ700型です。


モハ141 80.3.13 西武生
連結面も強烈です。 半流の妻板はバッサリ切り落とされ・・・こんなになっちゃうのですね。
相方もちょっと離れたところに放置されていました。



モハ141-1 80.3.13 西武生

モハ141-2 80.3.13 西武生
西武生の駅を急行電車が通過してゆきます。
モハ141形の一編成目と二編成目は同じスタイルをしていました。

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