相変わらずの鉄コレ攻勢の前にはどうしても財布が緩んでしまいます・・・。
以前にも通常のブラインドパッケージバージョンで出ていましたが、それを手にした時に4連にしたかった人は多かったのではないでしょうか?
中には切り継ぎで4連にして、今回悔しがった人もいたりして。
今回の鉄コレ購入に合わせて、地鉄電車のズームカー紹介と本物のズームカーを振り返ってみました。
ズームカー4連 我が家のテスト線にて |
新旧製品比較・手前が今回製品。 前回製品のパンタは換装しています。 今回も、結構また手が入っていました。 |
全く同じのものを4連にしたものとタカをくくっていたら、これが違いました!
車体でいえば、
* ライト類が塗装から別パーツ化
* 屋根の無線アンテナの位置が変更
* 先頭部の塗り分けの変更
* 車内が今回はロングシートに変更
などでしょうか。
更にびっくりは台車が別物になっていました。
相変わらず侮れない鉄コレでありました。
ということで折角なので、実車を回想してみます。
89年の1月、難波からズームカーで高野山まで行った時の記録からスキャンしました。
高速で飛ばしてきたズームカーも橋本を過ぎると別もののようにゆっくりと山の中に分け入ってゆきます。
モハ21008 89.1.21 紀伊細川 |
行き先なしで「急」だけのサボは格好良いですね。
当然高野山まで行くんですよ、的な自信?を感じさせます。
モハ21008 89.1.21 紀伊細川 |
手持無沙汰の運転手さん。
急行灯が点いているのも良いものです。
モハ21008(左)、モハ22008(右) 89.1.21 極楽橋 |
終点、極楽橋で角ズームと並んだ丸ズーム。
今やどちらもここに来ることは無くなってしまいました。
緑の濃淡の大人しい塗装、これぞ南海という感じでお似合いです。
車内 89.1.21 極楽橋 |
こうや号の検査時の特急運用や臨時こうやの運用に対応するためだそうです。
各シートの上に全て照明が装備されているなんて言うのは凄いサービスですね。
昭和時代のクラッシクなデザインではあるものの、スポットライト全盛の現代から見てもこの装備に対する考え方はすごいなあ、思います。
感動モノでした。
モハ21013 89.1.21 橋本 |
ここから先は難波に向けて飛ばしてゆきます。
ところで、地鉄電車にもズームカー利用の新型ロマンスカーが今春竣功しました。
実は中学生時代にロコモデルのペーパー製の11001系を買ってもらった位、このデザインはすきなChitetsuでありました。
特に、17M車体に湘南顔のズームカーは、兄貴分の11009系よりもコンパクトで良くまとまったデザインで好きな電車でした。
サイズ的にも以前から地鉄電車のロマンスカーに好都合で、いつか製品が出たら模型化しようと狙っていたものです。
そこに来て、U-trainsからキットがリリースされましたので、大井川鉄道バージョンの二連キットを購入しました。
当線での仕様はズームカー竣功時の姿のコピーを当時の地鉄電車が思い切って1編成だけ購入した想定で、アレンジをしてみました。
大きな改造点はサービスダウン改造(?)で、折角の冷房は撤去、非冷房化改造をしました。
本来ならこの時点で2丁パンタは不要になり、相方の方にパンタを移設するか片側撤去か何かをする筈ですが、これは格好良いので存置しました。
カラーは地鉄標準色。ちょうど富山地鉄の10020形竣功時のような姿となりました。
モハ2101 12.2完成 地鉄浦町駅 |
モハ2102 12.2完成 地鉄浦町 |
2 件のコメント:
はじめまして。
先日、奈良の実家から東京に戻るのに近鉄奈良→西大寺→八木→中川→名古屋と急行を乗継ぎまして、改めて電車の魅力に目覚めました。
今頃のコメントですみません。
>行き先なしで「急」だけのサボは格好良いですね。
>当然高野山まで行くんですよ、的な自信?を感じさせます。
まさに仰る通りです。
学生時代、なんだか無性に見たくなる時があり、杉本町から高野線の大和川の鉄橋まで自転車を飛ばし、疾走する一本を見送ってバイトに駆けつけることがありました。
さいとうさん
はじめまして。
よろしくお願いいたします。
関西の大きい急マークは格好良かったですね。
今のようなLED全盛時代には個性的な表記はあり得なくなってしまいました。
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