今回の売れ方、お店の人もびっくりしているとの話を複数の方から聞きました。
私も何とかスタンダードのモデルを一両手にすることができました。
今回の製品は従来に無い取り組みもいくつかされていて、なかなかニンマリとする製品になっている感じです。
さて、折角なのでちょっとだけ手を加えるお手軽加工で、一見追いつけ☆プレステージモデル・・・状態という感じにいじってみました報告です。
と言っても基本的には色を差すだけなのですが。
車体の分解と部品の塗装準備 |
まずは車体を取り外して外観上一番気になるパンタグラフを外します。
外したパンタグラフは洋白線の関節部分飛び出しを最小限に抑えてカットの後、全体を塗装しました。
パンタグラフの小加工と色差し |
パンタグラフの各車体端部側関節部分には赤を差しました。
これだけで随分と印象が良くなりました。
それ以外のパーツ類もプラの地肌の出ているものには色を差して興醒めなテカリを無くします。
増量用ウエイト装着 |
基盤の構造なども興味深いです。
ひとまず完成。 |
左からEF63 15、24、23 86.6.21 横川機関区 |
色を差せる部分はなるだけ色を差してメリハリをつけました。
ちょっとだけ加工ですが、ただの完成品よりは愛着が湧いてくる気がします。
完成したEF63 15とクハ86124 |
コレを実現したいと思ったきっかけは、中学生時代に友人と初めて日帰り旅行を認められた時に目的地に選んだのが横軽にした事に始まります。中学生の頃の自分には坂を登るのに電車でさえ機関車が付く光景は是が非でも見たかったのだと思います。横軽に行ったのはまさにこの風景を見たかったためでした。
早朝6:00頃の西武線で池袋に、赤羽線の黄色い101系で赤羽に、そこからは115系電車で高崎へ、高崎からは信越線のEF62牽引の客車列車で憧れの横軽を目指したのでした。
当時の記録ではこの列車は321列車長野行で、軽井沢着は10;42分、約5時間近くを掛けて軽井沢に到着したことになります。
今なら新幹線であっという間の軽井沢への道程は当時の少年には結構なハードルでありました。
横川で後ろに機関車が付く時の独特のブロワー音が構内にこだましたのが少し不気味に感じられた事も忘れられません。
横川を出た電車は先程までの走りとは打って変わって鈍足になってじわじわと山を登ります。
悲しい歴史を秘めた熊の平を過ぎていくつかのトンネルを抜けて軽井沢に近づくと一面の霧の中でした。
EF62 46 75.7.13 軽井沢 |
75.7.13 軽井沢ー横川 |
写真はどれもピンボケ、恥ずかしいので小さめ画像でどうぞ。
75.7.13 軽井沢 |
何故か光が被ってしまったこの写真しか残っていません・・・。
それから時間は流れ30年、
模型でもその時の記憶を再現するべく長野の80系編成を手掛けました。
そして、今回漸く相方が我が手中に入りその組み合わせが実現しました。
80系は4両編成、機関車も単機とどっちも中途半端ではありますが、先ずは初期の目標は達成できたかな?です。
2 件のコメント:
やはり買われましたね!やはり単機で(笑)?!
しかし、色差しでここまで密度が上がるものですね。16番の強みでしょうか?いずれにしてもすばらしいです。小生、9mmのKATO製品を持っていますが、付属品のとりつけ、とくに車番インレタと軽井沢側ジャンパ栓とりつけだけでも大変で色差しなんかとてもとても手が回っていません。ただ、手軽に重連を組めるのが9mmのよいところでしょうか。
イーヌー63さん
買いましたよ!
結構思い出がありましたし、TOMIXの情報室を見ているとやっぱりドキドキしてきます。
付属品が多くて結構疲れますね、最近のプラ製品は。あと、インレタがす~ごっく転写しにくく難儀しました。
9mmならすぐ重連ができて羨ましいです。
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