古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2012年8月4日土曜日

三井三池鉄道の電車型客車 2

三井三池の電車型客車は二種類あり、63形タイプだけではありませんでした。


コハ104 81.3.2 原万田


こちらのコハ100形も電車型のスタイルをしていました。

ヘッドライトをつけたら即「クハ」になりそうな外観です。こちらの100形は「コハ」、あちらのロクサンタイプの200形は「ホハ」と呼ばれているあたりも良くわかりません。
車体は台枠剥き出し、ターンバックル付きのずんぐりむっくりした出で立ちは独特なスタイルを醸し出しています。
来歴等曰くありげです。
理由はよくわかりませんが、同形同士の二連は見かけることはなく、いつもロクサンタイプのホハ200形とコンビを組んでいました。

31号機 81.3.2 大平ー原万田
支線分岐部分で電車型客車の列車を待ちます。
この後、原万田で分岐した玉名支線の列車を追いかけました。

31号機 81.3.2 大平ー原万田

大平駅の手前には小高い山があり、そこから三池の町を一望できました。
前日の雪模様と打って変わって春の陽射しを感じさせる中、トコトコと列車がやって来ました。

コハ106+ホハ202+31
81.3.2 大平
大平駅に停車。特に乗降もなく列車は発車してゆきました。
これが三井三池鉄道最後のカットです。
電車型客車を見に行ったのはこの一回限りに終わり、いつの間にか客車どころか路線の大半は失われてしまいました。
早春の一期一会の訪問でした。

0 件のコメント: