軽便祭につきましてはすでにレポート済みですが、改めてまとめてみました。
重複する部分もありますこと、ご了承ください。
重複する部分もありますこと、ご了承ください。
恒例の秋のイベントの一つ、軽便鉄道模型祭も早いもので今回で13回目になります。会場は昨年同様人形町近くの綿商会館にて初日が講演会、翌日が本祭の2日間にわたって開催されました。
今回の本祭ではこれまでで最多の720名の来場があったそうで、終日賑わいました。では、その様子をレポートしたいと思います。
今回の本祭ではこれまでで最多の720名の来場があったそうで、終日賑わいました。では、その様子をレポートしたいと思います。
軽便祭本祭当日の会場です。
目黒のさつき会館改築時から人形町にある綿商会館がこの数年の会場となっています。
当日は秋晴れの気持ちの良い陽気になりました。
今年も物販のが4階、モデラー展示が5階の二層展示です。
まず最初は物販ブースの受付に展示された作品です。
こちらは、須々木さんが軽便祭記念板販促用に一週間で作った林鉄パイク。
スチレンボードでベースから岩まで作った作品です。
肝心の販促目的に利用される時間は僅かで、記念板は一時間で完売になる大人気商品となりました。
それでは、モデラーブースの出展作品を見てゆきましょう。
最初はONMCの今井さんの新作です。
これまでの冬枯れの風景モジュール、夏の風景モジュールに続く3作目です。
今回は春の風景。
期待を裏切りませんね!
何気にいる鉄ちゃんの人形は同クラブの館野さんの作品です。
どこかで見たようなデジャヴな光景・・・
このアングル、グッときますね。
これだけ見ると実物の写真のように見えてしまいます。
じっといろいろなアングルから見ていても見飽きません・・・このアングル、グッときますね。
これだけ見ると実物の写真のように見えてしまいます。
毎度ながら、細かいところまで配慮が行き届いています。
因みに菜の花はスポンジで作ったそうです。
小品ながらすごい |
こちらは同じくONMC所属の館野さんの馬鉄です。
広田尚敬さんの風連の馬鉄写真にインスパイアされて作られたそうです。
人形は馬を曳く人夫が自作、手前の人はプライザーを加工したもので、馬も外国製のものを日本の馬ふうに加工されています。
広田尚敬さんの風連の馬鉄写真にインスパイアされて作られたそうです。
人形は馬を曳く人夫が自作、手前の人はプライザーを加工したもので、馬も外国製のものを日本の馬ふうに加工されています。
こちらは四頓倶楽部です。
四頓倶楽部は加藤製作所製4トン内燃機関車を愛する人の集まりで、今年は参加メンバーも増えてにぎやかなブースとなっていました。
87分の1とはいえ、6.5mmの車輌は非常に小さく、その車輛がゆっくりとスムーズに動く姿に感心しきりの声が漏れていました。
87分の1とはいえ、6.5mmの車輌は非常に小さく、その車輛がゆっくりとスムーズに動く姿に感心しきりの声が漏れていました。
四頓グループは昨年よりも勢力を拡大して、クリッターズクラブから6.5mmの新作を作れそうな若手モデラーさんも参加して賑やかになり、今年の四頓ブースは熱かったです。
こちらは若手の成田さんが製作したパイクで、Nゲージのストラクチャーパーツを上手に使って製作されています。
こちらは田岡広樹さんの新作パイクで、林鉄のシーンを再現したもので、コンパクトながら上手にリン鉄の魅力のエッセンスを取り入れてまとめられています。ヘロヘロの線路はプリント基板を切り出した枕木を3本に一本程度の目安でレールを半田付けして敷設、その後にその間にダミーの枕木を挿入したそうです。
こちらは倉林さんの新作。
倉林さんはこれまでも味わいのあるレイアウトを出展されている方で、今回も充電期間を経て新しいレイアウトを披露されました。
持参された作品は2作品で、猫屋線レイアウト(小茂内鉄道猫耶線)と簡易軌道お立ち台(庶茂内村営軌道広寒別車庫)の2点です。
持参された作品は2作品で、猫屋線レイアウト(小茂内鉄道猫耶線)と簡易軌道お立ち台(庶茂内村営軌道広寒別車庫)の2点です。
手慣れた作風で4ヶ月で完成したそうです。
手が早いです。
裏側も拝見 |
猫屋線レイアウトは裏側のからくりも見せてもらいました。
表と裏に交換設備があって、二列車運転ができます。
栂森鉄道の安達誠さんのブースは今回は盛りだくさんの展示になっていました。こちらでも猫屋線が大活躍です。
新たに製作したレイアウトは常識的なエンドレスレイアウトではなく、リバースモジュールを組み込んだP型のレイアウトで、末端部で列車ごとターンテーブルで方向転換をするという、ユニークなレイアウト配置になっています。
こちらが、今回のレイアウトのポイントになる列車ごと向きを変えるターンテーブルです。
こちらは格安のTVモニターの回転台を使って、伸縮レールの着脱だけで、配線も不要!手でぐるっと回転させるだけでOKという、非常にシンプルな構成になっています。
こちらはクリッターズクラブの展示風景です。
例年各個人が思い思いの作品を展示する同クラブの今年のテーマは「蒸機以外のロッド式機関車です。
今回初出展のOO ninersは若い3人組の集まりで、イギリスのOOスケール(1:76)のナローゲージのレイアウトを2作品展示していました。
駿遠倶楽部では、静岡鉄道駿遠線の風景のモジュールを追加してさらにパワーアップした展示となった。レイアウトは同線のターミナル駅・新藤枝と大手をモジュールで組み合わせて、松田さん製作のマイコンを使って自作した自動運転で展示されていました。
こちらの作品は辻原さんの新作モジュールで、往年の東海道新幹線との立体交差のシーンを再現したもので、軽便と新幹線の交差はここ静岡でしか見れなかったそうです。
その全国唯一の交差シーンを当時の写真を参考にまとめたものです。
来場者やメンバーからは0系のカットボディが欲しい!との声もあったそうです。
その全国唯一の交差シーンを当時の写真を参考にまとめたものです。
来場者やメンバーからは0系のカットボディが欲しい!との声もあったそうです。
色合いが良かったです |
こちらも駿遠倶楽部ブースの作品ですが、初めて拝見する作品です。
この作品は初参加の柳澤さんのレイアウト・「やきつべ軽便鉄道 杜乃峠線」です。
線路配置はエンドレスベースのシンプルながら、よく考えられた細かな作り込みが素晴らしかったです。
レイアウトの寸法は550×400mmとコンパクトです。
この作品は初参加の柳澤さんのレイアウト・「やきつべ軽便鉄道 杜乃峠線」です。
線路配置はエンドレスベースのシンプルながら、よく考えられた細かな作り込みが素晴らしかったです。
レイアウトの寸法は550×400mmとコンパクトです。
このアングルから見た感じも良いです。
食堂は内部まで作り込まれていました。
そんなこんなで18時で軽便祭は今年も無事終了。
個人的にはKBMC貢献度が低い参加で、ちょっと後ろめたい気分でした。
毎年ながら、終わってしまうと寂しいです。
最後に今回購入したものです。
公式本と言って良い存在になった南軽出版局の本2冊と軽便祭記念板です。
エッチング板、買ったはいいけど、果たして作れるか・・・・
2 件のコメント:
海外、特にイギリスのレイアウトには列車ごと回すターンテーブルがある例がありますね。
アメリカのトロリーでも終端駅の奥がトンネルになってて、裏のSTAGINGがターンテーブルになってるのがありました。
Cedarさん
海外では本物も模型も編成ごと向きを変えるという考え方が結構浸透しているようですね。発想の違いがありますね。
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