鶴見線でついこの間まで現役であった昭和駅の駅舎です。
先日、デンバーのナローゲージコンベンションも一緒に行った谷川さんと、旧型国電の製作をゼミ形式で紹介をさせてもらったその弟さんとKATOのクモハ12のコンテストの話をしていた折に、どうせなら昭和駅をレーザカットで手に届きやすい価格で提供をしてみたらどうか?という話になりました。
レーザーカットのストラクチャーのコストの大半は設計代とレーザーカット手間です。
前回の機関庫ではこの部分を外注にして大幅なコスト増になってしまい、なかなか私の思うようなコストに交渉を重ねても削減が叶わず不本意な結果となってしまい、やる気が無くなってしまいしたが、今回はその部分を仲間で負担することで大幅にコストダウンができるのではないかという話となり、外注に頼らない少量生産であれば実現できそうな見込みが立ちました。
そこでその分野に明るい谷川兄弟と私で組んで昭和駅をクモハ12イベントに合わせて提案する運びとなりました。
題して
「昭和駅再現プロジェクトBy Chitetsu Corporation with 谷川兄弟」
です!
レーザーカットされた昭和駅舎 |
レーザーカットされた試作品です。
駅舎は国鉄時代の有人駅時代をイメージしていますが、一部不明点もありますのであくまでも「昭和駅タイプ」ということになります。
試作組み立て中 |
試作の駅舎の組み立て中です。
主要部分はほぞ組になっているので、形にするのにそれほど悩むところはありません。
ホームもあります |
今回のプロジェクトでは駅舎だけでなく、ホームも作っています。
実物のホームはカーブを描いていますが、モデルでは使いやすく(作りやすく)、汎用性のある直線になっています。
長さも、ひとまず一両分です。
ホーム上屋試作完成 |
駅舎も完成! |
駅舎も完成しました!
明日22日日曜日のホビセンのイベントで展示、概要を発表予定です。
また、当日はKATO関良太郎さん、葉賀敏明さんと三人でクモハ12形を題材にトークセッションも予定しています。
よろしければ、お越しください。
4 件のコメント:
ホームの写真でレールが3線になっているのは、次のプロジェクトの伏線なのだろうか。
モハメイドペーパーさん
残念ながら伏線ではありませんでした。
手元にあったフレキがこれしかなかっただけです。
でもこんな風景あったら楽しそうですが。。。。
良い感じに仕上がっていますね。
建物の本を出されるぐらいですし、まじめに取り組まれるでしょうから。
お値段の方は仕方がないようにも思います。
流通にのせようとするといきなりハードルはあがってしまいますが。
設計部分はどうしてもかかりますから、これを吸収するのはなかなか難しいですね。
途中で単価を変えるのも難しいところはあるし。
Muさん
ありがとうございます。
私は建築士でもないので、結構感覚優先ですので破綻していることあると思いますが、模型的に
一部の方でも喜んでいただければよいかと思っています。
今回はかなりベーシックにして価格を抑えて、前回躊躇した方にも組んでほしいと思っています。
流通と外注、特に外注のコスト管理はハードルが高く、気が付いたら何してるのかわからないような状態に前回はなってしまいましたので、今回はそうならないようにしたいと思っています。
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