今回の訪問のきっかけは今年からいよいよ置き換えが始まるらしい福井鉄道の連接電車、モハ200形をもう一度見ておきたかったことから始まりました。
そこで折角ですのでこの機会に、以前訪れた各私鉄の気になる電車・ストラクチャーの今を見ておきたいと思い、どうせならと一通り回ることにしました。
モハ201-1+201-2 12.4.19 家久ーサンドーム西 |
北陸地方は丁度桜が満開の季節で、沿線で綺麗な桜を随所で見ることができました。
MC6108 12.4.19 轟 |
あの悲しい事故で営業停止処分を受けて以来もう再起は無理なのかと案じておりましたけど、このように元気な姿を今見れることは何よりです。
電車はすっかり新しくなってしまいましたけれども、学生時代に吹雪の中、駅で凍えていた轟(どめき)駅は以前と変わらない姿で春を迎えていました。
良い天気と相まって、大変気持ちの良い再訪となりました。
これからのえちぜん鉄道の発展を祈念したいと思います。
モハ8812 12.4.20 粟ヶ崎ー蚊爪 |
先日ご本家井の頭線から引退したステンプラカーですが、久しぶりにオリジナルの湘南顔を見て見ると、懐かしい気持ちになりました。そのステンプラ初期車の片開き扉タイプの電車はどことなく旧型電車に通じるデザインを残していて自分的には好きな電車です。
大野川を渡るこの区間は何も変わらずゆっくりと電車が眼前を走ってゆきました。
デ7018 12.4.20 堀川小泉 |
運良く市内線の吊り掛け電車、デ7000型がやってきました。
当たり前のように撮りましたが、戻って調べてみたら数を減らしつつあるデ7000型で旧塗装を維持しているのはこの7018号車のみのようでした。相変わらずガラガラとうるさい音を立てて走り去りました。
モハ10031 12.4.20 大庄 |
フォトジェニックな木造駅舎は建て替えられており、少しずつ変化も起こってきているようです。
電車は京阪特急のお古が思った以上に幅を利かせていましたが、稲荷町の車庫の中ではその京阪特急色に塗り戻されて、はとのマークも復活・整備中の仲間をチラっと見れました。
何かしらの復活イベントがありそうな予感です。
モハ14722 12.4.20 西魚津 |
もうひと編成の14720形は、残念なことに今年の正月に床下から火が出て全焼してしまいました。
昭和時代の湘南顔のオリジナル電車もかなり活躍の場を狭められている様子で、二日間の訪問で走っているのを見れたのはこの時の一往復のみでした。車庫には他に三本ほど居りましたが、そのうちの二本は既に御用済みの様子でした。
独特のの貫禄のある西魚津の駅で交換風景をバルブしてみました。
以上、簡単に今回の訪問記を綴って見ました。
この後営団地下鉄の残りの記事をアップ後に、学生時代の北陸紀行を今回の訪問を踏まえて綴ってみたいと考えています。
2 件のコメント:
北陸の私鉄いいですね。
中でも福井鉄道福武線は私が最も行きたい路線です。
そして福武線の現状をアップしたいといつも思っていました。
現役の地方私鉄の場合は、こうして今をアップして戴くととても新鮮です。
北陸の私鉄は時代が変わっても魅力的だと私も思います。
それぞれの私鉄が乗客減の中、苦しみながらも次への姿を模索していることがわかります。
その中でも福井の二私鉄は変化の激しさを感じました。投入されている車両については好みが分かれそうですが、まずは鉄路があってこその話なので、工夫をしながら路線を維持していく姿勢には拍手を送りたいものです。
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