古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2018年12月20日木曜日

ズタズタ北陸線を行く

途中・万葉線回顧で寄り道をしましたが、北陸の旅のその後に戻ります。
最終日で一番の目的、デ5000形の保存車輌が撮れたので、あとはまったりモードです。

18.11.10 吉久

吉久の古い街並みを散策。
こんな場所も外国人の観光地になっているのにびっくり。
ここから単純に高岡に万葉線で戻るのもつまらないので、伏木に向かうことにしました。

18.11.10 高岡貨物駅

街並み散策後は高岡貨物駅を渡ります。

18.11.10 伏木港

伏木港を一跨ぎ、伏木駅へと歩きます。

18.11.10 伏木

渡った場所には怪しい廃車体が。
近づけませんでしたが、これ以外にもいろいろ居ました。

18.11.10 伏木

伏木駅前で朝食を、と思ったら何もお店がありません。
仕方なく、高岡に出ます。

18.11.10 高岡

 高岡ではタラコ色の気動車を見たり・・・。

18.11.10 高岡

べるもんたという変な気動車も見ました。

18.11.10 吉久

折角なので、糸魚川までは在来線で行って、キハ52を見てから帰ろうと思い窓口に行きました。
多分駄目だろうと思いながら、窓口で在来線経由で東京までなんて切符買えるか聞いたら、案の定買えませんでした。
それどころか、糸魚川までの連絡きっぷさえ買えませんでした。
市振までの切符買って、あとはあっちで清算してください、ですって。
呆れてしまいました。

18.11.10 泊

その上、切符は買えても電車は市振まで行くことは無く、全て泊止め。
何て言うことでしょう・・・。

18.11.10 泊

泊では一時間近く接続列車もありません。
トイレさえ改札外。

18.11.10 泊

泊からはこんな気動車が単行で走るらしいです。
物凄いローカル線です。
乗り換え客は私以外老夫婦の合計三名のみ。
これじゃ、どうしょうもないですね。

18.11.10 泊

 無意味に広いシートピッチの車内。


EF510-22 18.11.10 泊

人っ気の無い駅を貨物列車が走り去ってゆきました。
貨物列車だけが北陸本線の姿を今に伝える列車になっているというのも寂しい気がします。

6 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

ふやけた名前つけられて、自らの価値を蔑められる在来線。いい加減阿保な政治家の人気取りのための並行在来線廃止→3セクってのはやめてほしいです。

モハメイドペーパー さんのコメント...

 日本海側は金沢と富山以外、みんな寂れているみたいですね。三セクは貨物の通行料でなんとか成り立っているということなんでしょうか。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
県単位で公共交通機関をぶった切るなんて、愚の骨頂ですね。
外国から笑われているでしょうね。

chitetsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
泊駅などで見ていると、旅客は全然期待できそうにないですね。
貨物通行料は大きいのではないでしょうか。

伊豆之国 さんのコメント...

富山・新潟県境は、天下の険・親不知とその南に続く立山連峰によって交通が断絶され、ここで東西の方言や食文化も劇的に変化する分かれ目となっているなど、元々この両地域間の交流は極めて少なかったのでしょうが、今から30年余り前に「青春18切符」で北近畿から新潟方面まで日本海縦貫ルートで鈍行列車乗り継ぎ旅をしたことがあり、富山~糸魚川(~直江津?)間では旧式客車列車に乗っていて、その頃はまだまだそこそこに乗客もいて、客が入れ替わる度に方言の変化も聞こえたように感じたのでした。
元々鈍行しか停まらない小駅である「市振」が境目となっているのは、ここが県境なので、地元負担金の分担などの問題があってこう決めたのでしょうが、ダイヤを考えれば糸魚川を境界にすべきではなかったのではないでしょうか。
最初の写真の町並み、25年ほど前に見たことがある、特産品の銅器作りで名高い高岡の金屋町かと思っていました。万葉線の終点がある旧・新湊市(現在は小杉町など近隣町村と合併して「射水市」)は、あっと驚くような珍しい苗字が大集合していて、その筋のマニアには「聖地」になっているようです。

chitetsu さんのコメント...

伊豆之国さん
おっしゃるように乗客都合を考えれば糸魚川が妥当な気がしますね。
県単位で分断するとこんなになっちゃうのですね。
お隣の境目が倶利伽羅でここ折り返し運転が流石に無いこと考えると、もっと良い運行方法があったのでは。