古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2021年3月13日土曜日

蹴上今昔

 蹴上といえばインクラインが有名ですが、気になりながらも実はずっと見ていませんでした。先日GoTo京都で行った折に、初めてその全貌を見てきました。




線路の幅が異常に広いのが普段慣れ親しんでいる鉄道線路とはかなり違和感を感じますが、目的が違うので当たり前ですね。このような冬枯れの景色も個人的には好きです。




その蹴上側に存在するトンネルは、『ねじりまんぼ』と呼ばれており、耐荷重性能を上げるためにねじった形でレンガが組まれていることで有名です。



そして、そのトンネルを抜けると蹴上の交差点。
ここはかつて京津線が走っていた場所で、ここの今を見るのも以前からしたかったことです。
バスが動き出した場所に蹴上の駅がありました。


これがその蹴上の駅です。
80形も冷房装置を搭載する前のすっきりしていた頃です。



少し角度違いますが、現在の写真とほぼ同じ場所です。



道路の反対側に渡って、かつての蹴上駅を見ます。



同じ場所の昔の画像です。
大勢のお客さんがいて、電停に収まり切れない状態です。
地下化した今の人っ気のなさは何なのでしょうか。


東山三条にも行ってみました。
奥の橋が架かっている道路がかつて京津線が走っていた場所です。


同じ場所から撮った京津線です。

街の中に電車がある風景はやはり良いですね。

今は道路も街並みも奇麗になっていますが、どこかよそよそしく感じます。

8 件のコメント:

モヨ さんのコメント...

学生時代京都で過ごし、京津線でバイトに行ってましたので、懐かしいです。
インクラインも含めて桜が咲いたときはすごくきれいでしたね。

chitetsu さんのコメント...

モヨさん
私も学生時代を京都で過ごすのが夢でしたが、叶いませんでした。
桜の季節は美しいでしょうね~。

にぶろく さんのコメント...

学生時代京都で過ごし、蹴上の道路工事で警備員のアルバイトをしていました(笑)。
インクラインは整備されて今の方が美しいですね。
京津線もそうですが、京都市電を全廃したのは
京都市政の先見性の無さだと思います。

Cedar さんのコメント...

路面区間があったころの京津線はいつも混んでましたね。初めて京都に行った時に、桜満開の蹴上でポール姿の260と80を撮影したときの感激は今も忘れられないです。それ以来何度通ったことか!

モハメイドペーパー さんのコメント...

 80形はマスコンの操作が独特なので(現在の600・700形も同じ)、そのしくみを理解するまで、何度も運転席の後ろから観察していました。九条山を頂点にして勾配を下る時の電制音は最高でした。

chitetsu さんのコメント...

にぶろくさん
京都は市電を環状部だけでも残ってほしかったですね。
今でも市バスで移動する気にどうもまれず、ついつい歩いてしまいます。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
路面区間があった当時の京津線は活気があった気がしますね。
蹴上での電車の往来は印象的で、好きでした。

chitetsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
80形のモーター音は特徴がありました。