私は三連休の中日、京成電車に乗ってプチハイクに行ってきました。
何故京成?
と言えば!
14.11.23 京成上野 |
そうです、例の友人から株主優待切符を京成電車分ももらっていたのです。
しかしながら、優待切符は片道だし、成田まで行くと帰りが高い(ケチッ)。
そこで考えたのが、都営地下鉄のワンデーパスと組み合わせてお安く京成電車を楽しむコースを考えました。
正直、電車はてんで面白くなさそうな京成電車、運良く婆さん電車(こちら⇒婆さん電車)が見れればラッキーですが、きっと望み薄。
そこで、沿線の洋館がいくつか散在する市川真間付近を散策することにして、電車は移動手段と割り切ることにしました。
建物巡りについては類似記事がこちらにアップしています(こちら⇒京成沿線休日プチハイク)。
3023-8 14.11.23 京成上野 |
上野御徒町から徒歩で京成上野駅に到着。
市川真間までは間が悪いのか普通車が逃げ切り先着するとのこと。
結構な距離なのに優等列車には中山まで抜かれないそうですorz。
3831 14.11.23 国府台 |
目的の洋館には市川真間よりひとつ手前の国府台の方が近いようなので、こちらで下車しました。
降りた途端に変顔電車が上野に向かって行きました。
3008-1 14.11.23 国府台 |
折角なので順光でもいちカット撮ってみます。
やって来たのは京成の走ルンです、です。
実はこの国府台、ずいぶん昔に一回だけ撮りに来たことがあります。
クハ2106 87.3.3 国府台ー江戸川 |
江戸川を渡る青電最後の生き残りがファイアーオレンジに塗られて活躍を続けていました。
クハ2106 87.3.3 国府台ー江戸川 |
江戸川の土手は学生たちがいっぱいやって来て三々五々休んでいました。
87.3.3 国府台ー江戸川 |
これは3000系初期車の4連ですね。
87.3.3 国府台ー江戸川 |
3000系としか分かりません。
87.3.3 国府台ー江戸川 |
これは焼き討ちに遭った初代AE車ですね。
87.3.3 国府台 |
この当時の付近の道路はこんな昔ながらの光景が残っていました。
87.3.3 国府台 |
その道を走る京成バスもこんな古いバスが走っていました。
このスタイルのバスは既に都内近郊ではここ京成バスでしか見られない最古参車でした。
14.11.23 国府台 |
現在に戻ります。
そのバスが走っていた道路を歩いて国府台の高台に向かいます。
この高台には木内家が所有したお屋敷が残っています。
14.11.23 国府台 |
こちらが木内ギャラリーです。
明治から大正にかけて建てられた和洋折衷の洋館が現在市に寄贈されてギャラリーとして活用されています。
14.11.23 国府台 |
こちらは万葉集にも登場している真間の継橋です。
既に川は枯れて橋のみが残っています。
3014-1 14.11.23 国府台ー市川真間 |
その継橋のある大門通りを歩いていくとギリギリ京成の踏切にぶつかります。
このギリギリ感は電車が走ルンですでも良い風景です。
3009-8 14.11.23 国府台ー市川真間 |
やって来るのは走ルンですばかり・・・。
婆さん電車は来ません。
14.11.23 市川真間 |
そこで、早々におばさんを諦めて次の目的地に移動します。
こちらは有形文化財にに登録されたいちかわ西洋館倶楽部です。
昭和初めの建築だそうです。
14.11.23 市川真間 |
こちらは市川真間駅ホームから見える西洋館に向かいます。
この建物は現在は個人所有の住宅ですが、昭和4年建築の京成電鉄社員倶楽部であったそうです。
14.11.23 市川真間 |
市川真間の駅に到着です。
何とも味わいの無い駅なのでしょう・・・。
14.11.23 市川真間 |
まったりとした昼下がりのホームの光景。
この人気の少ないまったりさは京成独特ですね。
14.11.23 鬼越 |
電車で鬼越に移動します。
駅からの風景は中々いい感じなのにも拘らず、こちらもツマラン駅舎です。
14.11.23 鬼越 |
駅前の踏切では京成バスが停車中でした。
14.11.23 鬼越ー八幡 |
晩秋の斜光線・・・・ならぬ逆光線です。
川沿いの桜の紅葉が綺麗でした。
3009-1 14.11.23 鬼越ー八幡 |
又もやコレが来ました。
結局、婆さんは一回も見られませんでした。
14.11.23 鬼越ー八幡 |
歴史のある建物が松並木の中に点在するのは、他では余り見ることができない光景です。
ヒトリ・・・カンパイ!イエイ! |
市川真間も鬼越も駅周辺にこれと言った食べ物屋さんが発見できず、結局本八幡で某チェーン店に入って昼食。
一人でカンパイです。
出てきた豚骨ラーメン、チャーハン、餃子、全てが不味かったのには閉口しました・・・・。
14.11.23 本八幡 |
遅めの昼食後は京成電車とお別れ。
都営線に乗ります。
10-049 14.11.23 本八幡 |
千葉にある都営線・本八幡からは、これまた走ルンですで帰りました。
12 件のコメント:
これはこれは、ギリギリ傾勢にようこそ!事前に一報いただけたら、独り乾杯に相応しい店情報提供できたのに。
婆さん電車は千葉線あたりに閉じ籠ってるらしいですよ。
Cedarさん
嗚呼、残念!
鬼越はCedarさん詳しい場所でしたね。
アドバイス貰えば良かったです。
婆さんはもう都会には来ないんですかね?
京成電車には、以前は大して縁が無かったのですが、最近になって成田・習志野・船橋方面への社用がいくつか出てきて、乗る機会が増えていました。
市川市街には、街道沿いに松並木が残っていて、その昔、この一帯が「江戸湾」の奥の海辺の松原であった名残なのではないのかと思うのですが、八幡界隈は再開発が急ピッチで進んで景色が一変し、京成デパートも南側の町並みも跡形も無く消えてしまいました。鬼越と、隣の中山の両駅には大手私鉄でも珍しくなった構内踏切が残っていて、昭和の面影を残しているのですが、市川市内の立体化が行われると、こうした雰囲気もやがて消えて行きそうな気がします。
「国府台」と言う地名は、里見氏にゆかりの古戦場だったそうで、「新八犬伝」というTVの人形劇で知りました。市川真間の辺りは30年ぐらい前に歩いた記憶があり、萬葉集に詠まれた悲恋物語が伝わる絶世の美女「手児奈」ゆかりの史跡や、下総国分寺、貝塚などもあって、緑の多い丘が広がっていたのですが、やはり今となってはマンションも増えて、だいぶその面影も薄れてきたのでしょう。
京成線沿線にある友人宅訪れるのに、京成バス上34系統で上野~市川真間をワープしていました。
(確かその当時は京成通しで行くより安い)
近所では見慣れないバス車体に興味津々でしたが、京成車体と呼ばれる存在であったこと後になって知り得ました。
伊豆之国さん
市川付近は昔の名残で松が多く残っていましたね。
今回歩いてみて改めて感じましたが、やはり立派なお屋敷が多いですね。
歴史的にも由緒あること、今回勉強しましたが、里見八犬伝絡みの古戦場とは知りませんでした。
手児奈ゆかりのお寺さんはみてきましたが。
12号線さん
上野から市川という系統もあったんですね。
京成バスは都内のバスの中では東急と並んで経年の高いバスが走っていました。
京成車体は西工車体のライセンスでしたね。
関東では希少な存在でした。
11月23日、小生も京成電車乗ってました。(有効期間が11月30日までの切符の消化を兼ねてです)
小生は成田まで出かけ、ゆめ牧場で煙を吐いている奴を眺めてました。帰りは(こんどのダイヤ改正で)休日に1往復になったAE旧型車に乗ってましたが超ガラガラでした。いつまで走るのかな。。。
匿名どの
今回もブログネタになる切符を提供いただきありがとうございました!
成田ゆめ牧場ですか!
自分は行ったことが無いです。
今度いきたいなあ~。
京成の電車、なんか人が少ないなあ、と今回も感じました。
ものすごくマズそうです~~(大糞核爆)
嘔吐屋わんわん殿
正に!!
不味かったです!!
二度とこのチェーン店は入りません!!!
釣り掛けの独特な力強い音が好きな者です。
生き残りは関東では江ノ電や箱根登山の事業用車だけでしょうか。
グーグル検索できました。
昔の京成は懐かしいですね、現役を知らない車両もありますが温かみがある感じです。
仰る通り最近は走ルンですばかりに…
ステンレスのぎらつきでただでさえ細い帯が殆ど見えません。
なので不謹慎ですが○桶が走っているようにしか見えず、好きになれません。
そういえば小田急にも同じような物がいましたっけ、図らずとも両者3000とは…
あっちもどこぞのブログで走る○桶と言われてました。
最近の京急みたいにフルラッピングして赤伝復活させれば良いんじゃないの?って思います。
表面はコルゲートないので難しくはないと思うのですが、コストの問題でしょうねぇ。
3050形の側面ラッピングも窓上を省略した中途半端な感じですし。
同じステンレスでも昔の北総や公団系は工夫があって嫌いじゃなかったんですけど。
吊り掛け好き さん
コメント、ありがとうございます。
おっしゃるように最近の電車は無味乾燥でどうも今一つですね。
せめて京急のようにラッピングしてくれれば違うのですが。
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