古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2013年11月2日土曜日

撮影台兼展示台を作る (上)

以前より、ブログの写真撮影用に撮影台があったら良いな、と考えていました。
それが、思わぬ必要性から実現することになりました。

ベースの切り出し

その『思わぬ必要性』とは、毎年10月に開催する『軽便祭』の軽便モジュール倶楽部の出し物の打ち合わせから急遽、製作することになったミニミニモジュールです。
軽便祭での様子はこちら(⇒第9回軽便鉄道模型祭)。
モジュールの規格はトミックスレールの間口に合わせて奥行100mmのベースにプチ風景を表現するという、『ケートラ』というモジュール規格に準拠したものです。
トミックスレールを使用している規格ですので汎用性がありますので、中性的な風景で作れば87分の1の世界と150分の1の世界が共存可能と考えました。
という欲張りな目的から製作は始まりました。

築堤を表現

基本の規格は4mmベニヤにトミックスレールを敷くものですが、それだとベタな風景になってしまいます。
間口方向は今回の軽便祭での所要モジュール寸法に合わせたので、210mm+280mmと少し変則なものになっています。
折角なので見栄えが良い築堤にすることにしました。
築堤には補強を兼ねて30×12mmの市販角材を使用します。

築堤工作
角材の両側にはダンボールで築堤の表現をしてゆきます。
中性的な目的に合わせて築堤もゆとりのある表現にしました。

イメージが沸いてきました
基本的な姿ができました。
画面後方には第四種踏切を設置、風景のメリハリを出すのと同時に撮影時に後ろの風景を自然に切れる設えを意識しました。
架線柱を建植する場所には台座を設けました。
この位置もどちらのスケールの架線柱が建っても大丈夫な寸法体系としました。

紙粘土で整形
紙粘土で整形します。
この辺りはお手のものです。

テクスチャーペイント塗装

タミヤの情景テクスチャーペイントで地面塗装をします。


続いて線路を塗装
線路を塗装してバラスト散布に備えます。

地面の塗装
地面を塗装。

2 件のコメント:

Yanチョ さんのコメント...

今晩は。
今回の記事,凄く驚きました(笑)。
実は私も今現在,築堤を題材にした撮影&展示用の
直線線路のミニジオラマを製作中でして・・・。
私のは工程などは全く手抜きなのですが,こちらの
製作記事を色々と参考にさせて頂きます。

chitetsu さんのコメント...

Yanチョさん
それはまた偶然!
築堤のミニジオラマ、定番ですが楽しいですね。
あと二回やります!