新潟交通は沿線のロケーションとしては起伏もなくメリハリはありませんでしたが、意外とバラエティに富んだ車両群と沿線の駅風景の渋さから何度となく訪問した鉄道です。
その訪問時の画像をシリーズでアップしてゆきたいと思います。
第一回目と二回目は81年の初秋の訪問記からです。
1981年の新潟交通訪問は、北陸鉄道巡りの後、富山から夜行で新潟交通を目指しました。
元頸城鉄道新黒井駅 81.9.5 黒井 |
二枚とも クハ39 81.9.5 燕 |
そこには元西武のクハ39が乗り換え客を待っていました。
日車標準車体と小田急車体の車両が圧倒的な中での数少ない古典的なスタイルを残していた一両です。
早速この電車に会えて嬉しかった記憶があります。
乗客減に悩んでいた新潟交通が、社会実験的に燕口の区間電車を増発していた頃で、それをあてにして燕側から入りました。
クハ39(左)、クハ49(右) 81.9.5 灰方 |
燕から乗車したクハ39とクハ49との離合。
モハ16(左)、モハ24(右) 81.9.5 灰方 |
左の電車は唯一小田急車体で電動車になったモハ16です。
モハ16 81.9.5 灰方 |
なかなか格好良いですね~。そして、巡りあわせもラッキーです。
このラッキーは続きます。
クハ37 81.9.5 灰方 |
これまた、ラッキー!
元国鉄の機械式気動車改造のクハ37です。これまた一形式一両。
正面も側面もかなりな手が入っていますが、やはりキハ04の素性は隠せません。
クハ36 81.9.5 灰方 |
小田急車体は基本1400形ですが、一両だけそうでないものがありました。
こちらはクハ1350形の車体流用車で、細部にわたってクハ45形とは異なります。
この続きは次回お送りします。
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