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2013年5月6日月曜日

良かったです! 『太田隆司展』

連休も後半、良い天気が続いていますね。
良い天気に誘われていすみ鉄道に愚息と行こうと当初計画しましたが、ひどい交通渋滞とのこと。
ラーメンを含めて行列が苦手なChitetsuとしては、大渋滞に巻き込まれるのは勘弁です。
そこで、趣向を変えて友人から情報をもらった小田急百貨店町田店で開催されている『太田隆司展』を家族で見にゆきました。

クハ8063 13.5.5 町田

ということで、本日はオバQの最後の鉄板電車8000系に乗って町田を目指しました。
快速急行という種別の電車は初乗車です。
成城学園前、登戸をスルーする列車は思い切った設定ですね。

13.5.5 小田急町田店にて
『駅ナカ』ならぬ『駅ウエ』の小田急百貨店の町田店は初めて来ました。
こちらがその案内です。
太田隆司氏はペーパークラフトで平面的でもなければ立体でもない風景を切り取って作品を作られている方です。
今回の個展はその作品の中から『昭和の風景』をモチーフにした作品を展示している由。
個人的にはこれまで存じ上げない方でしたが、作品紹介を調べてみて俄然興味が沸いてきました。
以下、ご本人のご了解を頂きましたので簡単にご紹介します(会場内はこの種の個展では珍しくも撮影がOKです)。

青がえる

会場内に入ってみると、いきなり青がえるのいる風景が登場!

アクシデント

次は京津線が!
これは蹴上の桜ですね。
昭和のクルマと電車が主役の作品です。

初出場

お次は江ノ電!
高校球児の甲子園出場と江ノ電を絡めた風景を切り取っています。

初出場、アップ

作品は切り抜いて前後方向に立体感を出したものですが、そのメリハリの付け方、相当の計算をして作られており、数値だけでは割り出せないセンスが光っており、大変参考になります。
フィギュアには紙に少し丸みをつけて立体感を出しています。
男性と女性では肌の色の違いを表現するために色合いの違う紙を選択して作られているとのことです。
アプローチは異なるものの、このようなフィギュアの服装のカラーリングや立ち位置などに悩む身としては大変参考になりました。

ホンダの夢、琴電のモーター音

他にも琴電や・・・

東京下町 人を、暮らしを載せて

3丁目の夕日ふう都電の姿もあり、同じ昭和の風景を作る者としてどんどん引き込まれてゆきました。

上小出オート
そして、これを見て、??
どこかで見たような風景。
そう、私の地鉄電車のモジュールをモチーフにしてアレンジして頂いた作品があったのでした!

拙作、鉄橋のあるシーン
『地鉄電車慕情』に掲載された写真がこちらです。
お話を伺うと、小生のこの本もお持ちで、たまに参考にして頂いているとのこと。
このような形で活用されているとは、有り難いこと。
その後、短時間ですが色々と昭和の風景の話や、風景の切り取り方の話などで楽しく会話をさせて頂きました。

今回の個展の冊子と絵葉書裏側サイン
会場限定のメイキングエピソード付き冊子を購入。
拙作が絡んだ絵葉書にサインしてもらっちゃいました。
友人のメールからひょんな形で出会った個展、たいへん楽しかったです。


会期は5月7日(火)まで、小田急百貨店町田店で開催されています。
また、鉄道以外の昭和の風景のレポートは建物ブログ(こちら⇒昭和の風景『太田隆司展』を見てきました)に載せました。

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