新緑には遅く、紫陽花には早い中途半端な時期ですが、そのぶんゆっくりと撮れるだろうと考えたのです。
モハ108 19.5.16 大平台ー宮ノ下 |
早朝出発して、7時前には大平台に到着。
早速に目的の電車がやってきました。
吊り掛け編成の相方はお気に入りの金太郎108号車。
モハ103 19.5.16 大平台ー宮ノ下 |
そして、モハ103。
重たいうなりを山々に響かせながら登ってゆきます。
モハ108 19.5.16 大平台ー宮ノ下 |
朝は今一つな天候でしたが、この編成が強羅から戻ってくる頃には陽もさしだしました。
モハ103 19.5.16 彫刻の森ー強羅 |
二回目の山登り電車は強羅手前の急カーブで撮ることに。
写真はその急カーブを行くモハ103号。
モハ108 19.5.16 彫刻の森ー強羅 |
振り向いて直線コースを往くシーンを。
モハ108 19.5.16 彫刻の森ー強羅 |
この電車の引退で、旧型電車らしい車体と駆動装置を持つ吊り掛け電車が関東エリアでは定期運用では見られなくなることになります。
寂しいことですが、車齢を考えるとここまでよく頑張りました。
4 件のコメント:
昨日、104が青と黄色になって出場したそうです。103-107が生きているうち、ぜひ行かなくてはいけませんね。
モハメイドペーパーさん
色の塗り替えが連発ですね。
いよいよ旧型車も終わりが見えてきてしまったということですね。
子供の頃から箱根に行く度に乗り、80‰の急坂を時速20kmの一定速度でゆっくりと登って行く時の、歯車がかみ合う独特の音を聴くと、「箱根に行った」という実感をいつも思い出していたのでした。当時の車両には、形式によって少しずつ違ったのかもしれませんが、照明が白熱灯だったものがあったり、座席もクロスとロングがあって、結構バリエーションがあったのを覚えています。
吊り掛け車両が消え、残った足回り更新車も消えると、昔の「登山電車」の面影は完全に消え去ることになるのでしょう。そして、都電からも「吊り掛け」が消えた今となっては、首都圏に残る、普段通常運行されている吊り掛け電車は、江ノ電の1000系の4編成を残すのみ(それも登場してから既に40年…)ということになりそうです。
伊豆之国 さん
箱根登山電車の吊り掛け車は特殊用途とはいえ、あの観光地でここまで良く現役で頑張ってくれました。
それしかないですね。
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