昨日、悲しいニュースが入ってきました。
漫画家で、鉄道模型のイラストでも知られる水野良太郎さんが10月30日にお亡くなりになられていたとの報道がありました。
享年82歳であったそうです。
この機会に私が水野さんとの接点となった、昔のお話をちょっとしたいと思います。
TMS1975年10月号から |
水野良太郎さんと言えば、このTMSの挿絵の印象が一番印象に残っています。
この画像は私が初めてTMSに掲載された号の挿絵です。
独特の風刺絵が印象的でしたが、若い頃はその意味が分からない時代もありました。
NHKスタジオにて |
水野さんとは1999年の5月20日に放送されたNHKハイビジョンTV「この素晴らしきモノたち」にご一緒したのが最初の出会いでした。
後年は進額堂さんが同じ練馬に住む趣味人に参加を求めてゲストで参加したスワップミート同窓会などでお会いしていました。
こちらはスタジオ撮影準備中の光景です。
水野さんが打ち合わせをされている姿を撮っていました。
ハイビジョン放送がまだ一般的になる以前の放送で、ハイビジョンの画像に模型が向いているだろうということから番組が組まれたと記憶しています。
なので、本放送は生で見ることが出来ず、のちに頂いたビデオで見ることになりました。
隔世の感です。
アナウンサーは有働アナウンサーであったと思います。
こちらは、私の出演シーンのスタンバイ中の様子で、水野さんが全体のメイン・コメンテーターとして有働アナウンサーと進行を務めておられました。
こちらは本番の画像です。
1999年春ですから、19年前のことでした。
水野さんのご冥福をお祈り申し上げます。
8 件のコメント:
はじめまして。
いつも楽しく拝見しております。
水野良太郎さんの訃報に驚いております。
僕がアメリカ型模型に進んだのも水野さんの
影響が大です。
「鉄道模型入門」は中学2年生以来44年間
僕の愛読書となっております。
水野良太郎さんのご冥福をお祈りいたします。
それでは失礼いたします。
tcwさん
はじめまして。
私もTMS購読以来いろいろな漫画で刺激を受けてきました。
最近はお体の調子が良くなく、イベントにも作品だけ参加になっていましたので心配しておりましたので、
訃報は残念であります。
合掌。
直接の面識はないけど、最近の写真からは随分老け込んだなと感じられました。TMSへの投稿はボランティアみたいなものだから、なにが本業だったのだろうと余計な勘ぐりを入れてしまいます。
モハメイドペーパーさん
後年はネコのほうにも記事を書いていましたね。
いろいろ読むと、鉄道関係はやはり副業だったのではないでしょうか。
水野先生のレイアウトのネタは色々参考になったのでよく覚えています。
TMS・RMM以外だと、成美堂の『Nゲージ鉄道模型入門』でもミニカーブを使ったレイアウトだと曲線通貨ができても不自然になる問題について「カーブをトンネルで隠そう」と王道の事を言うのかと思ったら発展形で「小判型で手前の直線だけ見える、あとは背景に隠してヤード。」という見える範囲だと鉄道要素が1割もないようなレイアウトを提唱しており、衝撃を受けましたw
レサレサさん
水野さんは車両単体よりもレイアウトを楽しむという観点での提案が多かったですね。リアルとは別次元の模型としての楽しみ方も刺激になりました。
水野さんとは、本業(私の)で一度だけお付き合いさせていただきました。緊張した打ち合わせが終わり、ちらっと鉄道模型の話した時に表情が一変ニコニコされたのを記憶しております。
合掌。
Cedarさん
そうですか!
ご本業同士でお付き合いがあったのですね!
趣味の話になって素顔が見えたわけですね。
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