ことでんの旧型電車は幸いにも動態保存をされて月に一回弱、現在でもその走る姿を見ることができるのは周知の通りです(こちら⇒夏休み親子旅 高松琴平電鉄)。
それ以外にも何両かが静態でも保存されています。
そのうち335号は後輩の活躍を眼下に見ながら余生を送っていますが(こちら➡︎早起きは三文の徳 ことでん志度線)、62号は何の因果か毎日飛行機を見ながらの余生を送っています。
62 15.3.16 さぬきこどもの国 |
62号は高松空港の滑走路の反対側のさぬきこどもの国に保存されて、毎日飛行機の離発着を眺めています。
隣にはYS11も居ます。 |
こちらには高松出張用務後から飛行機出発の余り時間を使って訪問しました。
電車は空港ターミナルからもよく見れば見える場所にあるものの、そこは飛行場。
見えても辿り着くには結構な距離があります。
そこで、片道はタクシーを奮発。
何とワンメーターでは行かず、950えん掛かりました!
地方空港と言え、やはり空港というのは広いです。
62 15.3.16 さぬきこどもの国 |
62号はこんな感じで綺麗に保存をされています。
62 15.3.16 さぬきこどもの国 |
現役時代は日本最古の現役電車と言われており、現在の京急電車がルーツの電車です。
戦後直ぐに譲渡を受けてから延々と走り続けて 54年。
62 15.3.16 さぬきこどもの国 |
車体は更新されて、台車も交換されて、果たしてどれだけの部分が誕生時のものを継承しているか分かりませんが、よく頑張って来たものです。
62 81.3.8 今橋 |
こちらは、私が最初に見た時の62号。
まだ正面二枚窓の更新時のスタイルでした。
62 90.1.13 瓦町 |
貫通扉を取り付けた改造後の姿。
62 00.5.16 西前田ー水田 |
こちらは、晩年の62号。
最後はクリームとブラウンのレトロカラーを纏って最期を迎えました。
62号をじっくり見ての空港ターミナルへの帰り道は徒歩で戻りましたが、30分掛かりました。
皆さんも高松空港へお越しの節は飛行機の窓から見えることでんを見てあげてください。
延々とやって来た一泊二日の出張鉄報告、これにて終了です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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