キハ352と並ぶクハ16 77.7.18 倉敷市 |
国鉄倉敷駅から少し離れた水島臨海鉄道の倉敷市の駅に目的の電車は居ました。
電車の所属表記から宇部電車区所属の電車であることが分かります。
車体は長時間留置されていたようで、ぶどう色が小豆色と化していました。
手前の変なブタ鼻に改造されたキハ17も当時は不細工だと思ってこれしか撮っていませんが、今考えたらちゃんと撮っておくべきでした。
クハ16428 77.7.18 倉敷市 |
クハ16418 77.7.18 倉敷市 |
1974年前後に宇部電車区で廃車になったものを譲り受けたものですが、結局一回も使用されることなく姿を消したものと思われます。
気動車化を企図したとか、トレーラーとして購入したものの重すぎて諦めた等の話がありますが、どれが本当なのでしょうか?
おそらくは関東鉄道が小田急のクハ1650をキクハ、キサハとして活用したのと同じ狙いがあったのでしょうね。
クハ86361 77.7.18 倉敷 |
乗務員扉を開け放って走る姿は冷房などというものが優等列車以外ではあり得なかった当時の国鉄では全国的に見られた光景です。
6 件のコメント:
こんなところまでクリアされていたとは、流石ですね。
当時は情報が殆どなく、小生も雑誌の読者投稿欄で見て以外に思ったものです。
導入目的は諸説あるようですが、1度も使われずに廃車された点では一致していますね。
この頃はキハ320形(旧キハ07)も現役でしたがこちらはゲットされましたか?
う~ん、またもや同じ頃、同じようなアングル(爆)
http://blogs.yahoo.co.jp/de_eb_zzzz/31004187.html
撮り逃がした新busu-junさん
当時は国電命でしたので、ここは外せませんでした。
導入目的の真相は諸説あって良くわかりませんね。
逆にキハ320形は会えずじまいでした。
赤影さん
ありゃ、またですね(^O^)。
でもちゃんと倉敷の街並みショットを抑えているのは流石です~。
旧型国電を求めてここを訪ねていたとは、おそれいりました。
色褪せたとはいえ、固定窓のHゴム化などが行われずに更新修繕Ⅱ後の形態をよく残していて、行く価値はあると思いました。
自連付17m級国電の姿は可部線を思い起こさせます。
なお、国鉄での廃車は47年3月21日付けだったようです。
それから、クハ16428は乗務員扉と隣の窓の間隔が広く、全室運転台ではないかと思われます。
水島臨海鉄道では、気動車や客車は開業以来中古車ばかりでしたが、平成に入り初めての新造車を導入しました。
元・いきもの部長さん
コメントありがとうございます。
仰るようにこのクハ16、正確には16418は初期の片隅運転台タイプ、16428は全室運転台のその次に現れた量産タイプですね。
50系はその後リベットレスの張り上げ屋根車もあったり、興味がつきません。
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